夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

山田太一さんが亡くなった

2023年12月02日 | 映画 TV
山田太一さんが亡くなったと訃報欄に出ていた。

「とうとう亡くなってしまったか」という思いです。
山田太一脚本のテレビドラマはどれも面白かった。

3人家族」竹脇無我、栗原小巻の恋物語
再放送を見たが懐かしくも面白く見た。。
男達の旅路」若者(水谷豊)と年配者(鶴田浩二)の
やり取りが面白かった。今の若者は年配者の言うことなんか
聞かない?
岸辺のアルバム」多摩川の氾濫で流れていく家の実写と
かぶさるように流れるジャニス・イアンのテーマソングも良かった。
ふぞろいの林檎たち」「大学はどこですか」
なんて聞いちゃいけない。
ながらえば」今このような演技のできる
年寄り俳優がいなくなりました。
日本の面影」はジョージ・チャキリスが小泉八雲を演じていた。

昔はいいドラマ(脚本家)がたくさんあった。
向田邦子早坂暁平岩弓枝も亡くなり
倉本聰も書いていない。倉本聰が言うには
今の日本のドラマについては、「幼稚化の極みにある」
「大人の鑑賞に堪えうるドラマが無くなった。その原因の一つは、
役者がいなくなったこと。もう一つはシナリオが良くないこと」
「原作を探す場合も、今の制作者は小説よりもマンガから話を
探してくることが多くなった。プロデューサーたちに小説を
読み込む能力がなくなり、マンガならばという発想になっている。
幼稚な制作者が幼稚なドラマを作っている」と批判している。

まさにその通りで、つまらんバラエティ番組が多く、ドラマも
薄っぺら。視聴率が上がらないのも無理はない。
今、爺さん婆さんが観るに耐えるドラマが無くなったのが
残念なり!
なので年寄りは見る番組がなく早く(8時)寝てしまう。
父ちゃんもその一人です。

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