推理小説「白衣の女」をミュージカルにした『ウーマン・イン・ホワイト』@青山劇場です。
AkOちゃんと観劇。
マリアン・ハルカム:笹本 玲奈
ローラ・フェアリー:神田 沙也加
ウォルターハートライト:別所 哲也
パーシヴァル・グライド卿:石川 禅
アン・キャサリック:山本 カナコ
フレデリック・フェアリー:光枝 明彦
ファスコ伯爵:上條 恒彦
『ジーザス・クライスト・スーパースター』『エビータ』『キャッツ』『オペラ座の怪人』などなどすてきなナンバーを描きまくっているアンドリュー・ロイド=ウェイバーの作曲だから音楽は期待大
何の予習もせず、ゼロ知識だぜ、と着席したけど、それが良かった。
ハラハラドキドキの展開でそれぞれの人間性もどーなの?と探りながら観るのが楽しめました。
幕が開いて舞台奥からロン毛の別所さん登場。
唐突に歌いだすのに最初違和感を感じて、それはむりくり音楽つけたみたいな気がして最後まで気力が持つか心配したけど、気づいたらどっぷりハマってた。
シーンもそれぞれ美しくて展開もテンポがいい。
玲奈ちゃんがすごく大人っぽくて最初わかんなかった。
しかし、この玲奈ちゃん演ずるマリアンの心がわかって、かわいそうでたまらなかった。
絵があんまり得意じゃないマリアンの描く絵を褒めるウォルター「よく描けてるよこのラブラドール」
「いいえ、それはあなた・・・」
わからなくない、確かに別所さんは犬っぽい、しかも犬のなかでもラブラドールだよな
フェアリー家のパーティで禅さん登場は思わず「ルイ」と思ってしまうふにゃふにゃ顔
なのに恐怖のDV夫だったのだー。
怖かった禅さん・・・嫌いになりそうだったくらい。
沙也加ちゃんのお人形さんみたいなかわいさがよけいシドい男、禅さんにいたぶられるのが恐怖感倍増。
玲奈ちゃんと上條さんのキッスシーン、よくやったってくらいぶっちゅ~を何度も。
そのたびに息を止め、ぱんぱんにほっぺふくらましてるのがおかしい。
上条さんのファスコ伯爵も悪いヤツだけど、朗々とした歌声と彼自身のキャラクターでなんだかいい感じに見えちゃう。
最後はフトコロのでっかいとこ見せるけどね。
最後に愛は勝つ~みたいな終りでハッピーエンドだけど、玲奈ちゃんがかわいそうで、かわいそうで。
大好きなウォルターと異母妹の愛し合ってるとこなんて見ててつらくなって離れていくのかな?
スケールの大きいがっつりとしたミュージカルでした。
AkOちゃんと感想述べあう会は升屋・・・飛び入ったのに当たりだった
お通しにうにっ
手作りもっちり豆富
アスパラベーコン焼き
甘海老の塩ユッケ風
ホルモン焼きそば
とりささみネギポン酢
『ウーマン・イン・ホワイト』
2007年11月18日(日)~2007年12月2日(日)
青山劇場