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さて、外に出ると、その度に私はラーメンを喰いたくなってしまう。そこで、私がラーメンフリークとなった原点の店である「茂ラーメン」に、友人を説得して立ち寄った。
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戦前、この店の前は飛行場だったという。
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さて、私が今回注文したのは、以前から狙っていた「あごだしラーメン」(750円)である。
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塩ベースのそのスープは、「アゴ=飛魚」のダシが粒立ち良く、決してでしゃばりすぎることなく利いている。味わい深い逸品だ。醤油味にも、これは似合いそうな予感がする。
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そして、この麺のプリプリ感・モチモチ感が、茂ラーメンの命である。麺がのびるのを恐れてか、近年のラーメン屋は麺の茹で加減が固めなところが多い。ココの麺は固すぎず、柔らかくなくで、まさにジャストな茹で加減なのだ。
この日は、マスターの茂さんが、元気に厨房に立っているところを、久々に見ることができた。ニューウェーブの店が出来ては消えていく、この不景気な世の中にあって、いまや老舗の茂ラーメンは、かつてと変わることなく、私の中で輝いている。