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大阪大学豊中キャンパス(2)

2017-05-20 11:18:26 | 日記

大阪大学豊中キャンパスには、学内のいたるところに「キャンパス・ミュージアム・プロジェクト」
として、展示物が設置されています。今回は、科学コースの展示物を3点紹介します。

① サイクロトロン 1954年制作 大阪大学2013年設置

             サイクロトロンは、陽子等の荷電粒子を高いエネルギーに加速する装置。
             菊池正士によって、1937年に日本で初めて28インチ型が中之島に建設
             された。しかし、終戦後GHQに破壊されてしまった。その5年後に完成した
             44インチ型は、第二室戸台風の浸水被害を受けながらも、95年まで現役
             で活躍した。

             

② コッククロフト・ウォールトン型高電圧発生装置
             
菊池正士(1902~1974) 1934年制作 大阪大学理学研究科

             この装置は、60万ボルトの高電圧を発生させることができる。
             水素や重粒子を加速し、重水にぶっつけ発生した中性子を使って
             原子核の性質を研究した。
             菊池正士は、この装置を理学部前に設置し、日本で最初の荷電粒子加速器
             を建設した。

             

③ フーコーの振り子
            2004年制作 ステンレス銅(吊り線) 振り子7cm お盛直径20cm32kg 
            吊り線太さ1、8mm 
            制作:島津理化器械株式会社 大阪大学理学研究科設置

            2004年に理学研究科H棟が竣工し、かって旧教養部、理学部B棟、F棟に分散
            していた物理学教室が同じ建物内で活動することになった。
            これを記念して、平和と真理を追究し、文化の創造、人材の育成にたゆまぬ努力
            を続けている物理学教室の象徴に、フーコーの振り子を設置した。

            

                                                           END

 

            



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