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日常生活のあれこれ

大神社展

2013-06-23 07:33:28 | 美術館 博物館

                 

                  東京国立博物館で6月2日で閉幕した「大神社展」

 

           

              全国の神社パワーを集結した神社美術展は閉幕3日前でしたが
              私と同じ駆け込み見学者でしょうか賑わっていました。

 

                

             日本人は古来、自然の中に人知を超えたものを感じ、山、岩、木など
             自然の中に神を見出し、敬ってきました。

             やがて神々を祀る神社が建てられ、神々の調度品である神宝や、
             祭神の姿を表した神像などが作られました。

                  

                    唐織 紅地鳳凰桜雪持笹模様 (重要文化財)
                    安土桃山時代・16世紀  広島・厳島神社

                    神の御料とされた女房装束でしょうか、色鮮やかで
                    美しい織物でした。

              

                 富士浅間曼荼羅  江戸時代・17世紀 富士山本宮浅間神社

                宮曼荼羅、参詣曼荼羅など神社特有の思想や往時の風景、風物を
                見ることが出来ました。

             * 富士山が世界遺産に決まりました。古来、日本人の重要な信仰対象で
                あり続けてきたことに加え、江戸時代後期の浮世絵師・葛飾北斎らの
                作品の題材になって海外にも影響を与えた芸術の源泉としての価値が
                評価された。  (6月23日朝刊より)
                 

 

                  神々の姿

                  

                     吉野御子守神像        子守明神像

                   礼拝像に相応しい形式と   和装姿が美しい女神像の
                   威厳を備えた女神。       代表的作例。

 

                       

                           女神坐像  

                       色白で豊満な美しさの中に、神の厳しさも
                       表現されています。

                      

                           女神坐像

                      ふくよかな顔立ちながら、鋭い眼差しが特徴

 

                     

                        男神坐像

                    最初期の神像、威厳ある姿は男神の典型として
                    引き継がれます。

                      

                      家津美御子大神坐像(けつみみこのおおがみ)

                      神像独自の表現が確立する時期の貴重な作品

                  
                      ほんとうは目に見えない日本の神、その姿は
                      男性、女性、母、子どもなどさまざまなかたちで
                      表されてきました。

 

                   

                    春日神鹿御正体  (かすがしんろくみしょうたい)

                  春日大社の使いの鹿です。 印象に残る美しさでした。

 

            

                     獅子・狛犬

               角があるのが狛犬で、角がないのが獅子だそうです、
                                           これも初めて知りました。

              神社は、地域の生活や文化の中心となる神聖な場所として尊崇され、
              神像や宝物が大切に守り伝えられてきました。

              会期の前半と後半で作品の入れ替えもあったようですが、見応えある
              「大神社展」は、会場でもパワーがいっぱいのよな気がしました。
              そして我が家の近くの富岡八幡宮が一層身近になったように思えます。



 


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2 コメント

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Unknown (しなこじ)
2013-06-27 09:02:38
雲母舟さん
おはようございます。
自宅の近所でも、地方へ出かけたときも
神社は身近でした。
駆け込み見学でしたが、想像していたより見応えがあり、
身近なのに知らないことがいっぱいで、面白かったです。
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Unknown (雲母舟)
2013-06-26 08:19:39
おはようございます!
私、行けなかったので、
しなこじさんに見せていあtだけて嬉しいです。
パワー全開ですね!
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