ガラスの森美術館は賑わっていました
ゲートは入ると”ガラスの木”が出迎えてくれます
小さな入り口を入ると
すぐ目の前が開けました池の中のシャンデリア
パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア 高さ2,7m、500以上の
ガラスのパーツによって組み立てられ、地上から空へ向かって
高くそびえる形態に特徴がある。
池に架かる橋、光の回廊は小さなクリスタルガラスがレースのカーテンのよう
ライトアップされたらきれいでしょうね
このシャンデリアを見て驚きました、江戸東京博物館で開催中のヴェネツイア展で
見たばかりの「ガ・レッツォーニコ」様式のシャンデリアと同じだったのです。
「海との結婚」
海よ、我は汝と結婚せり。 真に永遠に汝が我がものであるようにーーー
これはヴェネチアで今日も行われている「海と結婚」の儀式で、海中に
聖マルコの指輪を投じながらヴェネチアと海との結婚を宣言する際に
使われる言葉です。
かつては深紅のガウンと「コルノ帽」で正装したヴェネチア共和国の
最高指導者がドージェ(提督)プチントーロ(ドージェのご用船)の船首に
立ち、この言葉を唱えることによってヴェネチアの永遠の海洋支配を
祈念したと言われています。
この船は、在りし日の栄光のヴェネチアに思いを込めて後世のガラス工人が
制作したもの。
ドージェの指揮のもとに何度も海の覇権を巡って大戦争を経験したヴェネチア
海軍。 ヴェネチア共和国の誇りが、再び光のファンタジーとして蘇りました。
ドージェ ニッコロ・マルチェッロのモザイク画
1473~74年にドージェ(提督)の位にあった、マルチェッロ提督は
金ずくめの衣装をまとうことを好んだおしゃれな人物で、それ以降の
ドージェがまとうようになったと言われています。
ドルフィン脚赤色コンポート エナメル彩りワイングラス
私の中ではヴェネチアン・グラスはやっぱり赤が魅力です
童子ピエロのブラケット・ミラー
ミルフィオリのスタンド
ガラス棒で作ったミルフィオリを切って埋め込んで作ります。
ミルフィオリはトンボ玉制作の時に作ったことがありますが、金太郎飴のように
模様を作り細くのばしカットして、土台にのせて埋め込み模様にします。
ミルフィオリ・グラス双耳瓶
白レース服の少女
人物キャンドル・スタンド一対
木彫りの人物半裸像とヴェネチアングラスのキャンドルスタンド
1987年世界文化遺産に登録されたヴェネチアは今では年間2000万人もの
観光客が訪れ、人々を魅了してやまない、世界でも類のない都市なのです。
庭を散策してみました
深紅のバラが一輪、この赤が好きです
本当にありそうな気がしたクリスタルのススキ
紅葉の小径を見つけ行ってみると
あじさいのような花を見つけ
近づいてみたらこれもクリスタル製でした
紅葉はまだでしたが、こんな美しいものが見つかりました
水車のある建物の入り口
素敵な庭でした
ミュージアムショップも華やかでした
今秋いちばん冷え込んだ日でしたが、憧れの美しいヴェネチアグラスを
見られて心が温かくなったひとときを過ごしました。
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