しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

江戸東京たてもの園  その2

2013-03-31 07:50:23 | Weblog

            

                      高橋是清邸

                明治から昭和のはじめにかけて日本の政治を担った高橋是清の
                住まいの主要部分です。

 

                       

                         邸内に資料が展示されていました
                                  (写真不可でした)

 

                 

                   二・二六事件 皇道派と呼ばれる青年・将校による
                   クーデター事件。

                 

                 1936年(昭和11)2月26日早暁1500人の在京部隊が
                 首相・蔵相官邸、警視庁をはじめ、政府首脳や重臣の
                 官・私邸、朝日新聞社などを襲撃した。

                 

                 港区赤坂にあった庭園の一部を復元した庭がひろがります

                 

                 

                      2階は是清の書斎や寝室として使われ、
                      事件の現場になりました。

 

 

                 

                     伊達家の門

                 宇和島藩伊達家が大正時代に東京に建てた屋敷の表門

                 

                   片番所を付けるなど大名屋敷の門を再現したような
                   形をしています。

        

       総欅作りで、門柱の上に架けられた冠木には、宇和島藩伊達家の木彫りの家紋が
       施されています。      (港区白金二丁目/大正期頃)

 

 

                 

                        武蔵野のハケ

                 

                         馬酔木の花

 

          

                   天明家 (農家)

               江戸時代、鵜ノ木村(現在の大田区内)で名主役を務めた旧家
               

          

          正面に千鳥破風を持つ母屋・長屋門・枯山水庭園などに高い格式がうかがえる

 

        

                   長屋門の横の桜も満開でした

 

          

                    鍵屋   (居酒屋)

                 台東区下谷の言問通りにあった居酒屋

 

                子宝湯         東京の銭湯を代表する建物です

 

 

        神社仏閣を思わせる唐破風や、玄関上には七福神の彫刻など贅をつくした造りです

 

                 

                        

               脱衣所の高い格天井

 

                

 

          

 

          

 

          

 

  

 

         

            足立区千住本町/1929年(昭和4)  昭和の香りのする銭湯でした。

           

            子宝の湯の正面道路に並ぶ建物です。

 

       大正期から現在の港区白金で営業していた小寺醤油店

             庇の下の腕木とその上の桁が特徴の(出桁造り)の建物

 

 

                     青梅の街道沿いにあった万徳旅館

 

                    

                           三名堂は文具店

                

                    乾物屋さんの店先に並ぶ乾物は作り物ですが
                    本物そっくり! でした。

 

                

                 台東区池之端の不忍通りに面して建っていた小間物屋

 

 

            

 

                   

                        新橋から渋谷行きの都電です

 

                  

                        上野広小路行きのボンネットバス

 

                     

                      日曜日で広場にはB級グルメの出店が並び
                      賑わっていました。

                      子宝の湯前で、江戸博友の会の見学会は解散、
                      一緒に見学した文京区から1人で参加の女性と
                      出店に立ち寄りひと休み、軽食を楽しみました。

 

       

          たてもの園の前に広がる桜、このイベントに申し込んだ時はこんな景色が
          見られるとは想像もしていませんでした。

         

             次の日曜日、友の会では広重の「名所江戸百景」
             赤坂、霞ヶ関周辺を探訪します。

 

                  


江戸東京たてもの園   その1

2013-03-31 07:38:51 | Weblog

                 3月24日、江戸東京博物館友の会で出かけたのは、
                 都立小金井公園内の江戸博分館「江戸東京たてもの園」
                 思いがけず桜が満開の季節と重なり、華やかな園内でした。

 

            

               「江戸東京たてもの園」前の広場のソメイヨシノが満開のようでした

 

                  

                        集合はこちら「たてもの園」の入り口、
                        8人ぐらいのグループで順次出発です。

 

              

                      西ゾーンの三井八郎衛門邸から見学です

 

                  

                      港区西麻布に1952年に建てられた邸宅

 

                  

            

                 客間と食堂部分は1897年(明治30)頃京都に建てられ、
                 戦後港区に移築されたもの。

 

                       

                                          何箇所かに見られた板戸が素敵でした

 

                  

                   建物内を見学したあとは石のアーチを通り庭に出ます

 

          

   庭から眺めるとこんな佇まいです、隣りの蔵は1874年建築当初の土蔵に復元されました

 

              

                   綱島家  玉川を望む地にあった茅葺民家

 

                   

                          囲炉裏で火が焚かれていました

 

                   

                        茅葺屋根の虫除けのためでしょうか

 

            

                 大黒柱や押し板に、歴史が感じられる建物です

 

            

             吉野家  江戸時代後期に立てられた民家、名主役を務めた家といわれ
                    式台つきの玄関があります

 

                  

                    付け書院のある奥座敷に格式を見ることが出来ます

 

                  

                    こちらでも囲炉裏が焚かれていました、手前は竈

 

              

                      八王子千人同心組頭の家

                   千人同心は八王子に配備された徳川家の家臣団です。

 

                 

                   拝領屋敷の組頭の家は、そう広くはありませんが、
                   式台つき玄関などは、格式の高さを示しています。

 

                 

                   日本近代建築の発展に貢献した建築家前田國男邸

                  自邸として品川区大崎に1942年に建てられた住宅です。

 

            

                戦時体制下、建築資材の入手が困難な時期に竣工しています
                

 

            

              吹き抜けの居間を中心に、書斎・寝室を配したシンプルな間取りです

 

 

                 

                      旧自証院霊屋

                  

                 

                       東京文化財指定

 

                 

                  尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振りの方
                  (三代将軍家光の側室)を供養するために建立した霊屋。

 

 

            武蔵野の道

 

        

 

                

                       可憐なムラサキハナナ (大根花)

                    

                   ~たてもの園続きます~