しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

ローマ観光  ~ヴァチカン市国~

2013-03-01 07:00:40 | 旅行

                

                  ローマテルミニ駅から徒歩10分ほどのところに
                  日本語観光バス乗り場があります。
                  

                  最初の目的地はヴァチカン市国 (バチカンでもよいそうです)

      

     8時半に出発すると車窓から間もなく遺跡が見えました、市庁舎下の遺跡群でしょうか


 

                

                ヴェネツィア広場近くのビットリオ・エマヌエーレ2世記念堂

                ローマ旧市街のほぼ中央に位置するヴェネツィア広場と
                宮殿(博物館)とともにゆっくり立ち寄りたいところでした。

 

 

 

        ヴァチカン市国はこのテベレ川の西に位置します

 

 

       サン・ピエトロ大聖堂とオベリスクが見えてきました、ここは世界最小の独立国家です
       ガイドさん(イタリア女性)とともに、一,二の三でヴァチカン市国に入国しました。

 

 

       青空の下にカトリック教の総本山サン・ピエトロ大聖堂。   あまたの芸術家によって
       彩られた壮大華麗な大聖堂です。    (丸い屋根クーポラにも上れるようです)

 

             サン・ピエトロ広場の左右に2列、284の柱が並びます

 

               

                      半円形の回廊には

 

 

             140人の聖人像

 

      右側の回廊の奥の建物、最上階右から2番目の部屋の窓、こちらに法皇が
      日曜日の正午ごろに顔を出されてお話されるそうです(すべての日曜日ではない)

 

                

               ヴァチカン博物館はこの先、いつも行列が出来るといわれる
               ここには是非行ってみたい所でしたが・・・

 

 

           大聖堂正面柱廊上には9つのバルコニーが並ぶ、中央のバルコニーは、
           祝福の回廊と呼ばれ、コンクラーベで新しい法皇が選出されると、ここから
           発表されるしきたりです。

           (帰国後2月13日に現在の法皇ベネディクト16世が事実上終身制の
           ところ健康上の理由から退位表明がありました、
                                     600年ぶりのことだそうです)

           ファサードは8本の円柱と、上部に欄干が施され、ファサード上部には
           キリストと洗礼者ヨハネ、ペテロを除く11使徒の像が立っています。

 

                

                     入り口右側には剣を持つパウロ像

 

                

                   左側には右手に天国の鍵を持つペテロ像

 

                

                   ワクワクしながら入り口に向いました。

                   ここで服装チェックや荷物チェックがあるようですが、
                   コートを着ているこの時季は簡単に入れました。
                   (ちなみに服装は短パン、ノースリーブ、サンダルでは
                   入れないと聞きました)

 

        

                    こちらの扉は、聖なる扉ではなかったようです

 

        

            ミケランジェロ作  キリストの死を悼む聖母像  「ピエタ」
 
              ミケランジェロ24歳、1499年の傑作です。
              聖母の胸の部分に斜めにかかるベルトに作者の署名が読み取れる。

 

        

                中央身廊 その奥には

 

                

                 大聖堂の中心部分に教皇祭壇、その上にはベルニーニ作
                 ブロンズの大天蓋

               大天蓋は4本の巨大なねじれ円柱に支えられている、円柱には
               オリーブと月桂樹の枝が螺旋状に巻きついている。

               この大天蓋の下にはペトロの墓がある。 聖人の遺体が保存されて
               いる。  キリスト教世界で最も聖なるところであり、ここまで壮麗な
               教会が建てられたのである。

 

        

        

         大天蓋の上には、巨大なクーポラがそびえている。

         金地の帯に書かれているの文章は、ラテン語で「おまえは硬い岩(ペトロ)である
         この岩の上に私は私の教会を建てよう、お前に天国の鍵を与えよう」と書かれて
         いるそうです。

 

        

                天蓋に差し込む光が神々しいばかりに美しく見えました

 

 

                

                    聖ペトロ像

                有名な祝福する聖ペドロ像です、足に触る女性がいますが、
                聖ペトロへの信心を表そうと、訪れた信者たちが撫でるので
                足はかなりまるくなっていました。

 

                

                    聖ベロニカ

                身廊と翼廊が交差する地点には、巨大な四角柱がどっしりと
                クーポラを支えている。
                
                中心に向う面にキリスト受難にまつわる4人の巨大な彫像が
                納まっている、その彫像のひとつ。

 

                 

                       聖へレナ

                    もう一体の彫像、このように納まっている

                    あとの2彫像は聖ロンギーヌスと聖アンデレ

 

        

                美術館にあるような絵が数箇所に見られます

 

 

                

                    美術的に優れた彫刻のひとつ、左側翼廊にある
                    アレクサンデル7世のモニュメント、ベルニーニ
                    80才の時の作品。

 

 

         

          中央身廊の天井にも美しい装飾、たっぷり光が入るように作られているそうです

 

 

                 

                      パイプオルガン

 

  

     クーポラに上れませんでしたが、この景色が上から見えるそうです、そしてローマの街も

 

                

                   1505年にユリウス2世がスイス人の衛兵隊を
                   設置して以来、ヴァチカンの警護はスイス人が
                   従事しています。

                   この時季はマントを着用ですが、中の制服はかなり
                   カラフル、ミケランジェロのデザインと伝えられる。
                   
                   

 

           この時季でも多くの人が訪れます  少し心を残しつつ後にしました         

 

         

              サンタンジェロ城が見えるテレベ川を渡り次の目的地に向います