本土寺の広い境内は起伏が多く紫陽花はいろいろな場所で
いろいろな角度で楽しめました。
そして・・・
順路に従って坂道を下りるとその先に広がるのは菖蒲池でした
入り口で菖蒲が満開ですと言われましたが、まさに大輪の花が満開でした
奥の白とピンクの花は紫陽花
菖蒲池を通る妙朗堂に続く回廊は
まっすぐに伸びていました
菖蒲池は紫陽花に囲まれています
紫陽花と菖蒲がこんなに沢山いっしょに見られたのは初めてでした
花びらの根元に黄色のラインが菖蒲の特徴、
アヤメにはないそうです。
菖蒲池の中央の見物台まで行けます、周りを花に囲まれたここは特別席でした。
そして誰もが立ち寄るところ、たまたま誰もいなくなった瞬間でした。
本土寺の菖蒲はあじさいと共に見事でした、普段の手入れの賜物なのでしょう。
紫陽花はまあるく優しい美しさ、そして菖蒲は凛とした美しさですね。
本土寺はもと源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられ、建治三年(1277)
領内の地蔵堂を移して法華堂とし、日蓮上人より長谷山本土寺と寺号を
授かったのに始まります。
この日8時半ごろから、まだ人出が少ないうちに紫陽花と菖蒲を楽しみました。
本土寺を出る頃、多くの人たちが向かうところでした、本土寺がいちばん
賑わう季節なのです。