しなこじダイアリー

日常生活のあれこれ

花嫁御寮

2010-10-26 07:23:09 | Weblog
                  阿佐ヶ谷ジャズストリートのパンフレットに前日(22日)
                  山下洋輔ニューヨークトリオが神明宮「能楽殿」でライブと書いてあり、
                  この日コンサートはなかったのですが、神明宮に出かけてみました。



                     
                                          
                     駅から近いのに大きな欅の木立はすぐ見つかりました



                     

                    完成したばかりの美しい能楽殿   ここでライブが?
                    会期中ここでライブが行われたのは山下洋輔ニューヨークトリオのみ、
                    さすが大御所!
                    知らなかったことが本当に残念です



                     

                       まずはお詣りを済ませます



                     

                      神門の前に綿帽子をかぶった花嫁さんが、、、



                     

                      神前で挙式をおこなったのでしょう、記念撮影の準備でした
                      白無垢、綿帽子姿、久し振りに見る光景です



                     

                      神門と夫婦欅の前で記念撮影でした



                     

                      撮影中、参拝者はしばし神門裏で待機

               
                    綿帽子姿を久し振りに見たので調べてみました。
                    綿帽子は室町時代末期に老女の防寒用に生まれたようです。
                    寛文期(1661~1672)末頃には真綿で作った帽子が若い女性にも
                    広まりました。

                    
                    花嫁は古来、結婚相手以外の男性に顔を見せない風習があり、
                    頭も顔もすっぽりと隠せる綿帽子は花嫁に最適なかぶり物
                    だったのです。
                    奥ゆかしい綿帽子姿は今も新鮮でした。

                    若いお二人に、”どうぞお幸せに”と祈り、神明宮をあとにしました。