4月18日(日)
前夜の天気予報では少々雲行きが怪しかったんですが、気持ちの好い青空となりました。
まずは朝食を食べるため、Duval St.を北に向けて歩いてみます。
可愛らしい造りの建物が並ぶ通りには、カフェと同じくらい、アートギャラリーが多い。
青い海に囲まれ、パームツリーやハイビスカスといった熱帯植物が古い町並みに彩を添える。
そんな風情に惹かれ、この町には1930年以降、多くの芸術家が居を構えているそうです。
ホテルに戻って身支度を整えたら、島内観光スタートです。
通りをのんびり歩いて、まずはかの文豪ヘミングウェイの家へ向かいましょう。
Duval St.から一本西のWhitehead St.沿いに、目指すヘミングウェイの家は在りました。
屋内は無料のガイドツアーで見学します。
英語のツアーですが、日本語のパンフが置いてありますので、
ガイドさんの説明が分からなくても、後でそれを読めば内容は完璧に理解できますよ~
次は外に出ます。
ヘミングウェイは大のネコ好きで知られていて、没後40年以上経過した現在も、
彼が飼っていたネコの直系子孫(約50匹!)が健在なんです。
この家を買い取ってから、ヘミングウェイは莫大な金を掛けて改装を行いました。
このプールもその一つですが、彼が従軍記者としてこの地を離れたため、工事は一時中断。
結局、彼の不在中に妻のポーリンが指図して完成させたのですが、工事費が嵩み、
最終的には2万ドル(!)にもなってしまいました。
戻って来てこれを知り、仰天した彼は、ポケットから1枚の1セント硬貨を取り出し、
生乾きのプールのセメントに押し付けて、妻にこう言ったそうです。
「これが私から取れる最後の1セントだよ。これで最後の1セントまで使い果たしてしまった」
さて、お次はサザンモスト・ポイントに行ってみましょうか。
町の中を歩いていると、やたらと鶏の雄叫びが聞こえてきて、あちこちで鶏を見かけます。
実はキーウエストでもう一つ有名なのがゲイ・コミュニティーなんです。
アメリカ初のゲイ商工会議所が発足されたこともあり、“ゲイに優しい町”として知られ、
世界各国のゲイの方々がこの地を訪れるのだとか。。。
サザンモストポイントSouthernmost Pointは、その名の通り、合衆国最南端の地。
(厳密に言えば、実際の本土最南端地点は、少しずれた米軍基地内で、一般人は入れない)
ここは人気の記念撮影ポイントで、さっきの人だかりは順番待ちの行列でした。
順番が来ると、次の番の人がシャッターを押してくれます。
晴れるとやっぱり、海が綺麗ですね~
というわけで、これからもう一度、セブン・マイル・ブリッジに行ってみましょう!
前夜の天気予報では少々雲行きが怪しかったんですが、気持ちの好い青空となりました。
まずは朝食を食べるため、Duval St.を北に向けて歩いてみます。
可愛らしい造りの建物が並ぶ通りには、カフェと同じくらい、アートギャラリーが多い。
青い海に囲まれ、パームツリーやハイビスカスといった熱帯植物が古い町並みに彩を添える。
そんな風情に惹かれ、この町には1930年以降、多くの芸術家が居を構えているそうです。
目に止まったフレンチ・カフェに入ってみました。 |
サーモン入りのオムレツと ハムとチーズのクレープで、 しっかりエネルギー補給 |
ホテルに戻って身支度を整えたら、島内観光スタートです。
通りをのんびり歩いて、まずはかの文豪ヘミングウェイの家へ向かいましょう。
キーウエストは小さな島で、車で観光するには不向き。 歩いて回るか、自転車やスクーターをレンタルして観光します。 |
こんな自転車タクシーに乗って島を回るのも楽しそう♪ |
主な観光ポイントをひと通り回ってくれる、コンク・ツアー・トレインも人気です。 |
Duval St.から一本西のWhitehead St.沿いに、目指すヘミングウェイの家は在りました。
ヘミングウェイの家 Hemingway Home and Museum 907 Whitehead St. ※ホームページ→こちら |
眩しい陽光に照り映える緑が美しい この家はもともと、1851年に実業家ティフトによって建てられたもので、1931年にヘミングウェイが買い取りました。 |
英語のツアーですが、日本語のパンフが置いてありますので、
ガイドさんの説明が分からなくても、後でそれを読めば内容は完璧に理解できますよ~
最初の部屋は客間を兼ねた居間 家具はヘミングウェイの妻ポーリンが収集したもの。 壁の絵はヘミングウェイのコレクションです。 |
中央の絵の左側が“パパ”ヘミングウェイ。右側は、彼の釣り船ピラー号のコック兼航海士で、彼の作品『老人と海』のモデルとなったグレゴリオ・フェンテス。 手前にはピラー号の模型も置かれています。 |
2階の主寝室には大きなベッド。 ヘッドボードは、スペインの修道院の門扉だったそうです。 |
戸棚の上にあるのはパブロ・ピカソから“パパ”への贈り物として有名なネコの置物のレプリカ。 オリジナルは、残念なことに泥棒に壊されちゃったんですって |
この家の天井にあったファンは、ポーリンが収集したシャンデリアに付け替えられました。 |
ヘミングウェイの作品の初版本や写真、納税証明書など、彼の足跡を示す品々 |
建物の四方を取り囲む2階のテラス。 庭にはトロピカルな植物が植えられていますね。 遠くに見えている灯台は1848年建造で、120年以上船乗りの道しるべとなりました。 現在は役目を終え、博物館として保存されています。 |
次は外に出ます。
建物裏のコンクリートの上には、たくさんのネコの足あと |
ネコ小屋も設置されています。 |
彼が飼っていたネコの直系子孫(約50匹!)が健在なんです。
ツアーの最中も、家の中や庭でネコに出会いました。 ガイドさんが大きな声でしゃべってても、観光客がそばに来ても、平気で寝てる。 大物。。。 |
ヘミングウェイが飼っていた猫達は、足の指が6本ある多指症で、子孫達にも六本指の仔が多い。 ヘミングウェイは幸運を呼ぶ猫だと信じていたそうです。 ミトンみたいに、親指が他の指から離れてるの、分かりますか? |
別棟の2階にある書斎には、ヘミングウェイが使っていたタイプライターや思い出の品々が、当時のままに残されています。 |
奥庭にある長さ20mのプールは、キーウエストの住宅で一番最初に造られたもので、今でも最大です。 |
このプールもその一つですが、彼が従軍記者としてこの地を離れたため、工事は一時中断。
結局、彼の不在中に妻のポーリンが指図して完成させたのですが、工事費が嵩み、
最終的には2万ドル(!)にもなってしまいました。
戻って来てこれを知り、仰天した彼は、ポケットから1枚の1セント硬貨を取り出し、
生乾きのプールのセメントに押し付けて、妻にこう言ったそうです。
「これが私から取れる最後の1セントだよ。これで最後の1セントまで使い果たしてしまった」
プールサイドの緑の柱の足元に、“最後の1セント”を見ることができます。 |
ヘミングウェイはこの家で『午後の死』『キリマンジャロの雪』など有名な短編を数多く執筆したそうです。 こんな環境なら、さぞ筆が進んだことでしょうねぇ |
さて、お次はサザンモスト・ポイントに行ってみましょうか。
町の中を歩いていると、やたらと鶏の雄叫びが聞こえてきて、あちこちで鶏を見かけます。
これ、全部野生の鶏で、実のところ、数が増えすぎて対処に困っているんだそうですよ。 |
もう一つ目に止まるのが、窓やテラスに掲げられたレインボー・フラッグ 同じようなものを以前、サンフランシスコのカストロ・ストリートで見かけましたっけ |
アメリカ初のゲイ商工会議所が発足されたこともあり、“ゲイに優しい町”として知られ、
世界各国のゲイの方々がこの地を訪れるのだとか。。。
程なく行く手に、海と人だかりが見えてきました。 |
(厳密に言えば、実際の本土最南端地点は、少しずれた米軍基地内で、一般人は入れない)
ここは人気の記念撮影ポイントで、さっきの人だかりは順番待ちの行列でした。
順番が来ると、次の番の人がシャッターを押してくれます。
アメリカ最南端を示す碑が建っています。 「キューバから90マイル」ってことは、マイアミの方が遠いってことですね。 |
陽が高くなって気温が上がると共に、空が晴れ渡ってきました。 |
晴れるとやっぱり、海が綺麗ですね~
というわけで、これからもう一度、セブン・マイル・ブリッジに行ってみましょう!
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