4月17日(土)、時計の針は午後3時半を回りました。
アメリカの国立公園は本当にだだっ広くて、園内から外に出るだけでもかなり時間を喰います。
ここからは国道1号線(US-1)に入り、ひたすら南へ向けて走ります。
市街を抜けると道の両側は、先ほどのエバーグレースのような湿地帯の景色になりました。
道路脇にマングローブが生い茂る沼地が途切れる頃、「前方に橋」の表示。
いよいよフロリダ半島を離れ、海に出ます。
フロリダ半島の南の先っぽに、ビスケーン湾から、西のメキシコ湾と大西洋とを二分して、
約50の島々が、ゆるやかな弧を描くように一本の線上に連なっています。
フロリダ・キーズFlorida Keysと呼ばれるこれらの島々の上を、US-1が走っています。
最初の橋を渡った先がキーラーゴKey Largo。
島に入ってすぐ、道は大きく左(西)に方向を変えます。
この先US-1は、長短42の橋を渡りながら、フロリダ・キーズの島々を走り抜け、
最西端のキーウエストKey Westを目指します。
キーラーゴはキーズの中では大きな島で、古くから別荘地として開けたため、
道路沿いにショッピングセンターやリゾートホテルが並んでいて、海も見えないし、
“ただの町の中の道”って感じ。
アイラモラーダIslamoradaに入ると、道路沿いに人家や商業施設は減り、
徐々に“海を越える道”という雰囲気になってきます。
しかしながら、“世界一美しいハイウェイ”の眺望も、この曇天では今ひとつ
そもそも海の色が青いのは「空の青を反射している」わけで、青空の無い状態でも
これだけ綺麗な色を見せるってのは、ある意味スゴイことかもしれませんが。。。
海のところどころ茶色?く色が変わっているのは、珊瑚礁のある浅瀬です。
珊瑚礁のある処には目印があって、船が近付いて海底を傷つけないよう警告しています。
次のマラソンMarathonは、フロリダ・キーズの真ん中に位置する町。
この町を過ぎると、このルートの白眉、セブン・マイル・ブリッジSeven Mile Bridgeです。
ここから、文字通り7milesに渡って、延々と橋が続いているというわけ。
ビッグ・パイン・キーBig Pine Keyに入ると、道の両脇に頑丈な金網のフェンス。
ビッグ・パイン・キーには、絶滅危惧種に指定されているシカKey Deerが生息しており、
道路に飛び出したシカを轢いてしまう事故が非常に多いんだそうです。
まだ辺りはまだだいぶ明るいのですが、時刻は既に午後6時を回っています。
あと残り30マイルを、道の脇にマングローブ林を見ながら、先を急ぐ。
午後7時、Overseas Highwayの終始点、キーウエストKey Westに到着。
いやぁ~、長いドライブだった。。。 お疲れさまでした!
シーフード三昧の夕食に舌鼓を打つうちに、すっかり日が暮れてしまいました。
繁華街とは離れているエリアにしては、街灯は明るく、人通りも少なくはありませんが、
辺りは静かな夜の気配に包まれています。
今夜はホテルに戻って寝むとしましょうか。。。
アメリカの国立公園は本当にだだっ広くて、園内から外に出るだけでもかなり時間を喰います。
ようやくFL-9336とUS-1の分岐地点に到達した時には、1時間近く経過していました。 |
市街を抜けると道の両側は、先ほどのエバーグレースのような湿地帯の景色になりました。
湿地が道のすぐそばまで迫ってます。 |
ワニ横断注意の看板 頑丈な金網も設けられています。 |
道路脇にマングローブが生い茂る沼地が途切れる頃、「前方に橋」の表示。
いよいよフロリダ半島を離れ、海に出ます。
フロリダ半島の南の先っぽに、ビスケーン湾から、西のメキシコ湾と大西洋とを二分して、
約50の島々が、ゆるやかな弧を描くように一本の線上に連なっています。
フロリダ・キーズFlorida Keysと呼ばれるこれらの島々の上を、US-1が走っています。
サンゴ礁が広がる浅瀬の海を渡っていく一本道は、“Overseas Highway”と呼ばれ、車窓からの眺望の素晴らしさから“世界一美しいハイウェイ”と言われています。 |
最初の橋を渡った先がキーラーゴKey Largo。
島に入ってすぐ、道は大きく左(西)に方向を変えます。
この先US-1は、長短42の橋を渡りながら、フロリダ・キーズの島々を走り抜け、
最西端のキーウエストKey Westを目指します。
キーラーゴはキーズの中では大きな島で、古くから別荘地として開けたため、
道路沿いにショッピングセンターやリゾートホテルが並んでいて、海も見えないし、
“ただの町の中の道”って感じ。
アイラモラーダIslamoradaに入ると、道路沿いに人家や商業施設は減り、
徐々に“海を越える道”という雰囲気になってきます。
しかしながら、“世界一美しいハイウェイ”の眺望も、この曇天では今ひとつ
そもそも海の色が青いのは「空の青を反射している」わけで、青空の無い状態でも
これだけ綺麗な色を見せるってのは、ある意味スゴイことかもしれませんが。。。
この曇り空にもめげず、釣りやパラセイリング、ジェットスキーを楽しむ人達の姿が見えました。 |
珊瑚礁のある処には目印があって、船が近付いて海底を傷つけないよう警告しています。
次のマラソンMarathonは、フロリダ・キーズの真ん中に位置する町。
この町を過ぎると、このルートの白眉、セブン・マイル・ブリッジSeven Mile Bridgeです。
セブンマイルブリッジの入り口がこちら。 道路の右側に駐車場があって、橋やプレートなどをじっくり眺めることができます。 |
左側が現在の橋。 全長6.79マイル(10.86Km)で、1982年に開通しました。 右側は旧橋で、昔は鉄道が通っていたそうです。 |
橋は、水平線のはるか先まで続いています。 この写真奥の高架の、更に先まで有るんですよ。 ひええ~ |
現在の橋のすぐそばを、昔の橋が並走しています。 途中、橋が途切れている部分で、A・シュワルツェネッガー主演の映画『トゥルーライズ』の撮影が行われました。 昔はここに可動橋があったんですって。 |
上の写真で一番奥に見えた高架を越えたところです。 まだまだ続くよ~ まるで海の中に突っ込んでいくようにも見えます。 |
この辺りの旧橋は老朽化が激しいです。 橋の上に木まで生えちゃってる?! |
橋が落ちちゃってます。 立入禁止区域とはいえ、柵も無いまま放置? |
ようやく橋の終わりに差し掛かった頃、空が少し明るくなってきました。 海の色が綺麗~ 明日晴れたら、もう一回セブン・マイル・ブリッジに行ってみることにしましょう。 |
ビッグ・パイン・キーBig Pine Keyに入ると、道の両脇に頑丈な金網のフェンス。
路肩にはシカ横断注意の看板 アメリカでは“X”と書いて“Cross”と読ませることがあります。 |
さらに路面にも表示が。。。 ×(バツ)じゃありませんよ、 X(クロス)です。 |
道路に飛び出したシカを轢いてしまう事故が非常に多いんだそうです。
まだ辺りはまだだいぶ明るいのですが、時刻は既に午後6時を回っています。
あと残り30マイルを、道の脇にマングローブ林を見ながら、先を急ぐ。
午後7時、Overseas Highwayの終始点、キーウエストKey Westに到着。
いやぁ~、長いドライブだった。。。 お疲れさまでした!
今日のお宿 Southernmost Hotel 1319 Duval St., Key West, FL33040 ※ホームページ→こちら (注:音が出ます!) |
小綺麗でゆったりしたお部屋。 バスルームも広々してましたが、バスタブは無し。 石鹸、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナー、ドライヤー、テレビ、冷蔵庫、コーヒーメーカー、セキュリティボックス、インターネット利用と、アメニティ等は充実してます。 |
観光の中心となるエリアとは離れた、南側の海岸に程近いホテルです。 ビーチ沿いにあるのは系列のリゾートホテル。 |
夕食はホテルが経営する、ビーチに面したレストランにて。 |
宿泊者にはアペタイザー一品サービス♪ ちょっと珍しいLobster Cake Crub Cakeとはまた違った味わいで美味しかった~ |
鱸(スズキ)の一種のマヒマヒMahi Mahiは日本人好みのやさしい味 |
アサリclamにムール貝mussel、エビshrimpがたっぷり入ったパスタ |
シーフード三昧の夕食に舌鼓を打つうちに、すっかり日が暮れてしまいました。
繁華街とは離れているエリアにしては、街灯は明るく、人通りも少なくはありませんが、
辺りは静かな夜の気配に包まれています。
今夜はホテルに戻って寝むとしましょうか。。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます