カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

咬合矯正、その後

2010-03-17 19:04:20 | 生活・習慣
こちらでは、街の中でやたらと歯医者の看板を見掛けます。
アメリカでは「歯がきちんと治療されていること」がステータスの一つとされますので、
虫歯治療はモチロン、歯列や咬合の矯正にみな熱心なので、無理からぬことかもしれません。

かくいう私、前回歯医者に行ってから随分経ちました。
ブログを見返してみたら、なんと去年の2月だった!(前の記事→こちら
「半年に一回はチェックアップしましょう」と言われるのに、随分ほったらかしちゃったな~

やはり、「歯が沁みる」とか「詰め物が取れちゃった」とか明確で切羽詰った理由が無いと、
歯医者ってのはなかなか足が向かないもんですね。。。

この時期は異動のシーズンで駆け込み需要が多いのか、予約を取るのは至難の業でしたが、
思い立った時に行かないと、次また何時その気になるか分かったもんじゃないですから、
どうにか予定を遣り繰りして罹り付けの歯医者さんに行って来ました。

最初に、歯科衛生士さんによるクリーニング。
始める前に鏡で歯の裏側を見せられたんですが、
前歯の裏の色素沈着の酷さは、我ながら呆れる程でした。
穴があったら入りたい。。。
コーヒー大好きだから仕方ないけど、一応ステインクリアの歯磨き粉使ってるんだけどなぁ・・・

現実と直面したらさっそく施術開始。
まず電動の清浄器で表面の汚れを取った後、手作業で歯石をほじほじ。。。
この“手作業”が曲者で、下手っぴぃな人がやると激痛と多量の流血を伴う。
がしかし、この衛生士さん、とってもお上手で、ほとんど痛み無く出血もしませんでした。
最後にペーストでポリッシュしてもらって、これでクリーニング終了。
もう一度鏡で歯の裏側を見せられ、キレイになったことを確認。
いやどうも、ありがとうございました。

その後、主治医の先生に交代し、歯のチェック。
昔に治療したのの詰め物が緩んでないかとか気になってたんですが、特に問題ないとのこと。
去年直した噛合わせの具合について聞かれたので「もうすっかり慣れて違和感もないです~」
すると先生「それはよかった。イヤな感じがしたらまたいつでも来てくださいね」と。

私の場合は上下の歯の噛合わせが横にずれている交差咬合って状態だったんですが、
奥歯を高くして噛合わせの位置をずらすという、ある意味応急処置的な方法で対処しており、
根本的な治療ではないので、場合によっては再調整が必要になることもあるらしい。

確かに、治療直後は四六時中、自分の顔が歪んでるような違和感があって、
食欲が落ちたり、夜もやや眠りが浅くなったりしたんですが、
今じゃすっかり落ち着いてます。

それどころか噛合わせを直してからというもの、口内炎になりにくくなったし、
心なしか肩凝りも減った気がする
から、不思議なものです。
やっぱり噛合わせの正しさは、バカにしちゃいけないですね。

ともあれ“今回は特に問題なし”とのお墨付きをいただき、ひと安心。
それでは先生、次は(何事もなければ)また半年後にお会いしましょう。



【おまけ】このところの好天で、春の花が一気に咲き始めました。