カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

3月のまごわ会

2010-03-25 17:11:29 | 学校・習い事
3月のまごわ会の御題は食物の酸性とアルカリ性

食べ物にはそれぞれ、血液を酸性に傾けるかアルカリ性に傾けるかの性質があります。
酸性に傾いた血液は、赤血球同士がくっついた、いわゆる“血液どろどろ”状態。
東洋医学的でいう於血で、このような状態は、細胞への酸素や栄養の伝達を滞らせます。

人間の血液はPH7.2~7.3の弱アルカリ性。
これは海のアルカリ度と同じで、このPHが最も体内の免疫力を高め、健康に保つ数値です。

人間の身体には自浄作用があるので、食事などによって血液が一時的に酸性に傾くと、
体内にあるカルシウムを消費してこれを中和し、上記のPHに戻そうと働きます。
血液が著しく酸性に傾くと当然、体内のカルシウムを大量に消費する等、
身体に負担が掛ります。
故に、酸性の食品を摂る時は、アルカリ性の食品も一緒に摂って、
バランスをとる事が重要なのです。
と言っても、アルカリ性も摂り過ぎたらダメなんですよ~ あくまでも『バランスよく』が大事。

ところで、1月には食べ物の陰陽のお勉強をしました。
酸性/アルカリ性に、陰/陽が加わることによって、体に現れる現象も違ってきます。
もっとも避けたい組み合わせは酸性で陰性の食べ物で、
これらは血流を滞らせ、体を冷やすことによって、細胞の活力を低下させてしまいます。

“酸性で陰性の食べ物”の代表選手は白砂糖アルコールや食品添加物などなど。
俗に「体に悪い」と言われているモノ達ばかりですね~

一方、“陽性でアルカリ性”なのは味噌醤油自然塩梅干し
日本人には馴染み深い食べ物ばかりですね。
日本人が昔から長生きなのは、これらを日常的に摂る習慣があるからなのかもしれません。
これらの食品は、少量でも毎日摂るよう心掛けたいものです。

さて、お勉強はここまでにして、今月のメニュー、行ってみましょう~
鶏そぼろご飯です。

筍、椎茸、セロリ、しょうが、にんにくをみじん切りにしてごま油で炒め、醤油で味を調えるだけ。
いたって簡単です。
サニーレタスやローマインレタスと一緒にいただきましょう。
辛味噌を添えると味のアクセントになってGOOD!

大きめに切ったレタスでそぼろを包んで食べてもイケます。

えびワンタンスープ

軽く叩いた海老に、シャキシャキ感を出すため、慈姑(くわい)の粗みじん切りを加えてます。

コンソメ、和風だし、中華スープにも合います。

小松菜の白和え

青菜なら何でもOKです。

豆腐に練り白ゴマと味噌を加えてあるので、コクがあります。

じゃがいもの炒めナムル

ナムルだれに合わせるのはもやしでも人参でも青菜でも構いません。
これを覚えておけば「あと一品欲しい!」って時に困らなくて済みそう♪

盛り付け例

今日のおやつは
エッグタルトで~す。

豆乳と生クリーム、卵、砂糖に小麦粉にバニラエッセンスを少々、
中身はプリンみたいなものです。

やさしい甘さが嬉しい、なんだか懐かしい味です。

今月もたいへん、美味しゅうございました。
ごちそうさまでした~