カリフォルニア徒然草 または武蔵国人覚書

ダンナの海外赴任のため、想定外のアメリカ暮らしを経験。
日常のふとした出来事を、心覚として綴っています。

アメリカン・ジャンクフードの史跡~その1

2009-03-04 15:43:01 | お出かけ
ジャンクフード(junk food)
  :高カロリー・低栄養価のインスタント食品やスナック菓子の総称。

ジャンクフードの代表格と言えば、ドーナツ、ホットドッグ、ハンバーガー、、、
これらの起源は必ずしもアメリカとは限らないものの、
アメリカ人の食文化において、れっきとした一翼を担っています。
今回はそんなジャンクフードの“史跡”を訪ねてみました。

【1.ドーナツ編】
I-405を走っていると、ロサンゼルス国際空港の近くの道路脇に
ひときわ大きなドーナツのオブジェが見えてきます。
その正体がこちら、ランディーズドーナツRandy's Donuts
Randy's Donuts

805 West Manchester Avenue
Inglewood CA 90301

※ホームページ→こちら

1952年に、Big Donutチェーンの2号店として建設されました。
この超巨大ドーナツはLAのランドマークとなっていて、映画などにもよく登場します。
今ではオリジナルのTシャツやグッズまで売っていて、ちょっとした名所あつかい

驚いたことにここ、ドーナツ屋なのに(?)24時間営業のドライブスルー店舗なんですよ。
さすがアメリカ、と言うべき?

メニューを見ると、ドーナツだけでもかなりの種類があり、どれを頼もうか迷っちゃう。
とりあえず、オーソドックスな(品物がイメージし易い)ものをチョイスしてみました。
食べてみると意外に甘くない。もちもちした食感で美味しいです。

3つ買ったうち1つだけその場で食べて、残りは持って帰って後で食べたんですが、半日以上経ってるのに油が回ってなくて美味しかったのも、これまた意外。

ドーナツ以外に、シナモンロールやマフィンなんかも扱っていて、品数豊富ですよ。
近くに来たらまた寄ってもいいかな、なんて思っちゃった


【2.ホットドッグ編】
ビンテージショップやセレクトショップ、カジュアルレストランが立ち並び、
LAの流行の一端を担うと言われるメルローズ・アベニュー。
お洒落なショッピングエリアの外れにあるのがホットドッグのピンクスPink's
Pink's

709 N. La Brea Blvd.,
Los Angeles, CA 90038

※ホームページ→こちら

チャチな店構えですが、1939年から70年もこの場所で営業しているという歴史あるお店。
ホットドッグではロサンゼルス一の有名店と言われています。
ここはチリビーンズから作られるチリドッグが売りで、
お昼時にはカウンター前にいつも長い行列ができるという人気店です。
ハリウッドスターもよく来るそうで、日本人観光客もしばしば立ち寄るようです。

たかがホットドッグスタンドと高をくくっていましたが、これまたメニューが豊富。
さて、何を食べようか?
オーソドックスにChili Dog$2.85と、少し変わったのということでCHICAGO POLISH DOG$3.70をチョイス
意外に辛くないチリソースがたっぷり乗ったソーセージはパリッとジューシィ、
ふわふわのバンとの相性もグー。
もう一方のCHICAGOは更にボリューミィ!この大きさにはビックリです。
太くて大きなソーセージはバンからはみ出し、その上にフレッシュ野菜がたっぷり。
かぶり付くとスパイシーで濃厚な肉汁がジュワッとしみ出てくる。美味しい~
さすが人気店、どこかのスタジアムで食べるホットドッグとはひと味違ってます。
「スターがよく来る」という触込み通り、店内には有名人のサイン入りの写真がズラリ。

あれれ、この人は・・・

達人になるとオリジナルメニューに自分なりのトッピングを加えて楽しむのだそう。
ホットドックも奥が深いんですねぇ。。。
たかがホットドッグと侮るなかれ。お時間ある方は是非一度立ち寄ってみてください。

ちょっと長くなっちゃったので、その2に続きます。


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