故郷≪新潟≫の日々

満65歳で中国・黒龍江大学を定年退職した後、生まれ故郷の新潟に戻り、日々の生活を写真とともに日記風に綴っていくもの。

No.817 「寒の戻り」のお話。

2016年03月27日 | 日記

私の持っている電子辞書で「寒の戻り」という単語を引くと≪暖かくなった晩春のころ、一時的に寒さがぶり返すこと。≫と説明されている。3月の下旬、私はこの「寒の戻り」現象を見ることができた。


テレビの朝の天気予報では午後から「雪だるま」のマークが出ていた。昼食を食べ終わり窓から外を眺めていると頭上に黒い雲が急に現れたと思ったら、霙(みぞれ)交じりの雨が降り出し、屋根や道路が一時的に雪が積もったように白くなった。


我が家の前に置いてある鉢植えの花も一瞬白くなり、寒そうに花を咲かせていた。駐車場に止めてあった車のフロントガラスも1㎝ほどの重たい雪で覆われた。


この冬型の気圧配置が去ると、新潟市内も桜の花が咲き、本格的な春の季節が訪れるのだろう。