武士の一分

映画『武士の一分』です。


主演の木村拓哉氏が長髪を短くして撮影に臨んだことがテレビ等で
取り上げられていたと思います。


観たいとおもっていた映画のひとつでしたので。
ただ津田沼の映画館『津田沼テアトルシネパーク』ですと、
『武士の一分』か『ＮＡＮＡ２』の選択肢しか、この日ありませんでした。


そうなんです。ジャム２００６忘年会前の時間を利用して鑑賞してきました。
あっ、優待券での割引を利用させてくれた陸の漁師殿には、この場をお借りして御礼申し上げます。


ストリー、キャストなどはリンク先を参照してください。


良く纏まった内容だったと思います。
主演の周りをベテラン俳優・女優陣で盛り上げています。
特に、準主役級の中間（ちゅうげん：雑役に従事する武家の奉公人）を演じている『笹野高史』氏が光っている
ように感じました。
舞台役者出の方は、やはり違うのでしょうか。


彼には、まだ小さい子供がいることで有名ですね。
１９４８年生まれで１９９７年生まれのお子さんです。ということは年の差４９。
４９歳のときの子種ということですね。
一緒に散歩されていると、周りからは、元気なお孫さんですね、といわれるわけです。
大分話がそれましたが。


『藤沢周平』氏の『盲目剣谺返し』が原作です。
『たそがれ清兵衛』『蝉しぐれ』などの著作も映画化されています。
市井の人々を描いた作品で定評があります。
ＮＨＫで放送していた『テレビドラマ・蝉しぐれ』
こちらも許されぬ淡い恋を描いた作品でした。
主演の『内野聖陽』氏が、次のＮＨＫ大河ドラマの主演ですね。
また話がそれましたが。


『武士の一分』
武士の葛藤とそれに翻弄される夫婦の話。
江戸時代の内容ですが、そのまま現代にも合い通じます。
その辺りが、藤沢周平氏の著作が取り上げられる所以なのでしょう。


やはり人は一人では生きていけないものなんだなと、強く感じて席を後にしました。
人という字と同じで、お互いを支えあう存在が必要なんだと。


皆さんは、最近どんな映画を観ましたか？


gaku