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美術芸術散策 ボストン美術館展 2012/06

2013年05月24日 | review

東京国立博物館で行われた「ボストン美術館 日本美術の至宝」展に伺いました。
場所は、戊辰戦争時の彰義隊でも有名な上野寛永寺の上野公園でした。



上野公園の噴水


東京国立博物館「ボストン美術館 日本美術の至宝」展 案内板


東京国立博物館に並ぶ人の列

強い日差しの中を日傘をさして並ぶご婦人方が多かったですね。


東京国立博物館「ボストン美術館 日本美術の至宝」展 案内板


代表的な展示物としては、下記になるようです。

・仏画仏像の「弥勒菩薩立像(快慶作)」
・二大絵巻の「吉備大臣入唐絵巻」「平治物語絵巻」
・水墨画の「山水図」
・龍虎図屏風(長谷川等伯作)
・雲龍図(蘇我蕭白作)

どれも教科書などで拝見したものばかりのようでした。


gaku


シネマ のぼうの城

2013年04月20日 | review

舞台は、戦国時代末期の武蔵野国の忍城。現在の埼玉県行田(ぎょうだ)市である。
太閤こと豊臣秀吉による関東の雄・北条氏征伐の攻防戦のひとつであった。
この戦をもって戦国時代の終焉となり秀吉による関東仕置き、東北仕置きへとなり
全国制覇となったのであった。

坂東太郎こと利根川の流れと荒川に囲まれた湿地帯の沼に浮かぶ城、別名を浮き城。
この城を巡る、城方の成田氏と大将である石田三成に代表される攻め手との攻防を
描いた原作のシネマでした。

前置きが長くなりましたが、鑑賞してきました。坂東の大地に堕ち育まれた身とし
て、隣町である行田市が舞台のこの作品に興味を持ち原作を読んだ後での映画館訪
問となりました。

舞台の行田市。江戸時代からの城下町です。十万石饅頭がお土産の定番でしょうか。
忍城址や埼玉古墳(さきたまこふん)などのシネマの舞台にも幼少の頃に伺っていま
すので懐かしくノスタルジーにつかりながらの鑑賞となりました。

見所はいろいろとあると思いますが、開城から篭城へと決したときの百姓たちの台
詞にあった「坂東の百姓は坂東武者の末裔」と云って隠していた刀などの武器を手
に持つところや、また史実通りの本城である小田原城や他の支城が開城や落城した
のにも関わらず、最後まで忍城が落ちなかったことを伝えられたシーンでしょうか。

少しは上方武士に坂東武者の骨のあるところを身をもってお教えできたのではないで
しょうか。

役では前田吟氏の百姓姿を楽しんで観ておりました。

坂東の百姓分家の自身としては、大げさに云えば坂東武者の誇りを胸に。
骨のあるやつだと思って貰えるように(笑)、といった心持ちを感じさせてくれた作
品でした。


追伸

源平合戦の世より坂東武者1人は上方武者3人に勝るとも云われていたようです。更に
時代を遡った平安時代。坂上田村麻呂征夷大将軍のエミシ制圧に代表される大和王朝
による東国への遠征。乗馬にたけた坂東の地の者たちを徴集した部隊が主力だったと
も。そういった歴史的経緯も影響しているのかもしれませんね。


gaku


落語・柳家小三治独演会

2011年10月14日 | review

教育テレビ、ラジオ放送などでは折に触れて聴いていたが、初めて高座といわれる
寄席で落語を聞く機会に恵まれた。

2011年9月20日の火曜日。会場・千葉市民会館。開演18:30からだっただろうか。サ
マータイム制も手伝い、定時上がり後で十分間に合った。台風が接近している空模
様だったが会場はほぼ満席に近かった。


独演会というので、柳家小三治師匠ひとりの舞台だと思っていたのだが。
お弟子さんの前座で、本独演会の幕が上がったのだった。

お題は失念したが、字を読めない丁稚奉公の小僧が、主人の使いで手紙を相手に渡
すという内容だった。その相手の名前を忘れないように小僧が名前を語呂合わせの
要領で声に出しながら出かけていったのだが。道端でお巡りさんに信号を良く見て
横断するように注意され、忘れないようにと声に出して繰り返すよういわれたので、
小僧が使い相手の名前を失念。

そうこうするうちに、道端の通行人に手紙の宛名をみせて名を聞くのだが、これが
正しくない。失念している小僧は教えてもらった名を語呂に合わせて歩きながら声
に出すのだが、本人自身も名前が正しいのか疑問を持つ。

また次の通行人に名を聞くのだが、また違う読み方の名前を教えてもらい、声に出
しながら進むのだが、本人もこの名前に疑問を持つという堂々巡りに。

終いには偶然にも使い相手本人に出会い、手紙を見せて名を聞くのだが。。正しい
名前を教えてもらったのに小僧自身がそんな名前ではなかったですよ、というオチ
で幕となった。

落語お題の「寿限無(じゅげむ)」同様の言葉遊びであり、早口言葉の響きと噺家
の声が会場全体に伝わり心地よい一席だった。

その後、柳家小三治師匠の出番だった。
休憩を挟んでの2番のお題。確か「一眼国」と「厠火事」だっただろうか。もしく
は、「見世物」と「瀬戸物」。

なでしこジャパンのワールドカップでの優勝や台風接近などの時事の事柄から入り、
お題へと。

お題「一眼国」。見世物小屋の主人が、旅の僧から聞いた一眼の女の子を探しにい
く話。その女の子を見つけることが出来たのだが、そこの村人達に見世物小屋の主
人が捕まり、気が付くと一眼の村人達に囲まれていた。村人が捕まえた主人が二眼
であることに気づき、見世物にしようというオチの話だった。見世物を探しにいっ
た主人自身が見世物になってしまったということだろう。

小休止後のお題「厩火事」。中国の孔子の話である、大切にしていた馬が火事でな
くなってしまったことを知った孔子が、馬よりも使用人の怪我の心配をしたという
故事に基づいた話。

髪結いの妻と仕事もせずに飲平の夫は、日をおかずに喧嘩がたえなかった。相談に
いった妻に、孔子の故事を聞かせた大家。そして早速、夫が大事にしている瀬戸物
を割り、夫の反応を確かめる髪結いの妻の話。結果は故事の通りだったのだが、妻
が怪我をすると仕事が出来ずに、酒を飲めなくなるからというオチだった。

トントンと弾む噺を堪能出来た高座となった。ただ二度、次の言葉が出ずに間が空
いたのだが観客の笑いを誘ったので愛嬌だっただろう。齢七十二の師匠の高座を聞
けるのも後僅かなのかもしれない。

 

gaku


ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展

2011年02月21日 | review

ジャパンキャンピングカーショー2011

幕張での2年ぶりキャンピングカーショー見学。建国記念日からの連休中の開催と
なり、中日の2月12日にお邪魔したのでした。


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・案内展示


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・会場

会場所狭しと並ぶキャンピングカー。外の駐車場にもオーナー達のキャンピングカ
ーが同様に並んでいたのも圧巻でしたね。

INDY727


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・INDY727


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・INDY727

密かに憧れている軽キャンピングカーです。一人旅としては十分過ぎる装備でしょ
うね。懸念事項を挙げるとすれば軽自動車である点でしょうか。エンジンパワーを
取るか、使い回し+低維持費を選ぶかと云ったところでしょうか。


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・会場内


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・VOXYキャンピングカー


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・VOXYキャンピングカー


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・VOXYキャンピングカー

現在試乗しているVOXYのキャンピングカーを発見しました。供給元はバンテッ
ク新潟さん。基本装備(走行充電システム、サブバッテリ、インバータ)やFFヒ
ータなども網羅しているんですよね。ただ車両本体価格で既に115万円程の上乗
せ。うーん。ビルド電子レンジなどを収納するコンパネ部だけの販売での見積りを
依頼してみようかなと思う次第です。


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・ランチの岡山県津山ホルモンうどん

フードコートに各地のB級グルメが出展していましたので津山ホルモンうどんを。
名のとおりのホルモンの具材。みそ味の焼きうどんでしたね。ただ濃い味付けだっ
たので白米が欲しかったです。つまみとしては申し分ないでしょうね(笑)


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・キャンピングトレーラー


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・キャンピングトレーラー

自走出来ないキャンピングトレーラーとなります。就寝2名に3口ガスコンロ他新
築マンションを思わせるシンク回り。これで300万円程。田舎の駐車場に置いて
おくという選択肢も考えられますよね、1LDKの自室として。


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・会場

こうしてジャパンキャンピングカーショー2011の会場を後に。


↑ジャパンキャンピングカーショー2011と矯正展・矯正展での買い物

別会場で行われていた『幕張メッセ矯正展』へと。刑務所作業製品の展示即売会を
行っていました。家具、茶碗類などの木工品、皮を用いた手工芸品などが展示され
ていました。個人的に、銀杏のまな板¥2,800とトートバック¥2,100を購
入。連れは目的だったオーダーメイドの革靴を。サイズを測ってもらい後日振り込
む形式のようです。オーダーで¥39,800。一生ものと考えると安い買い物なの
でしょうね。それも地元の千葉刑務所製ですので。ただ受注後、材料の皮を仕入れ
るところから始まるようで納期3ヶ月程とのこと。

色々と面白い発見をした各種展示会訪問となりました。いつかこちらで革靴をオー
ダーしているだろう自分がいるのを感じます。

 

gaku


サイクルモードインターナショナル2010

2010年12月02日 | review
サイクルモードインターナショナル2010

幕張メッセ会場での自転車の祭典に行ってきました。大学同期からの勧めと少し前
から興味がありましたので。


↑サイクルモードインターナショナル2010・会場

現地にて夜勤明けの件の大学同期と合流、そして会場へと。
様々な自転車が並んでいました。
・ROAD BIKE    :ロードバイク、トライアスロンなどのタイムトライアル用に代表される
・MOUNTAIN BIKE:野山を掛けるバイク。ランニングのトレイルラン版と言ったところ
・URBAN BIKE   :クロスバイクに代表される街乗りがメインなもの


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク

右も左も分からない初心者である、わたくし。多々驚いたのですが。。
①BIKE価格帯の広さ
②老若男女問わず、入場者の多さ
③試乗が出来ること

①ツールドフランスなどのプロが使用しているモデルは、フレームだけで50万円
以上の価格帯。それに前後輪のシャーシ+タイヤも必要になるので、計100万円
前後に。車が買えてしまう値段にびっくりしました。ガソリン代や車検代などは自転
車なので掛からないという考えも出来るんでしょうけどね。

勿論一級品でないものは値段も下がるのですが、それでも完成車で20万円~50
万円の価格帯が多いようです。


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク


↑サイクルモードインターナショナル2010・ランチタイムの麻婆豆腐


↑サイクルモードインターナショナル2010・ランチタイム 茸と海老の炒め物定食

昼時でしたので連れ添って、海浜幕張駅近くの中華屋さんへ。ランチタイムの定食
に麻婆豆腐の1品を追加しました。韓国料理屋や洋食屋さんは待ち時間が必要でし
たので、こちらのお店にしたのですが、普通に美味しくいただけました。

幕張通勤のS・Mさんへ。今度幕張の美味しいお店を教えてください。いやいや案
内してくださいな。


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク・タイムトライアル用


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク・ツーリングバイク用


↑サイクルモードインターナショナル2010・各種バイク・アンカー(ブリジストンブランド)

②③男性だけではなく女性も多く試乗していました。中には専用フォルムを着こな
した方も。期間最終日だったことも手伝ってか、どこも試乗待ちの人だかりとなり
試乗出来なかったのが残念だったでしょうかね。

収穫としては多種のBIKEを見て回れたこと。
後日件の連れが、ブリジストンブランドであるアンカーを予約したとの連絡を頂い
たのでした。

ANCHOR
ANCHOR RFA5

多分こちらのBIKEでしょう。入門機ですがそれでも12万円ほどとなります。
是非試乗させてくださいね。いの一番で(笑)


↑サイクルモードインターナショナル2010・もちもちの木 埼玉県白岡店

もちもちの木


↑サイクルモードインターナショナル2010・もちもちの木のラーメン

魚介と豚骨のダブルスープ。油膜が蓋の役割をし熱々のまま食することが出来まし
た。連れの兄弟(展示会で兄弟合流)共々、埼玉県久喜市まで遠征もとい届けたの
でした。

こうして初のサイクルモード展への参加となりました。ついつい自転車ばかりに気
を取られ、コンパニオンの女性を写すのを忘れていましたね。でも目に焼き付けて
きましたので大丈夫です(笑)


gaku

NHK ETV特集・シリーズ日本と朝鮮半島2000年

2009年12月02日 | review
『ETV特集・シリーズ日本と朝鮮半島2000年』

大航海時代と中南米の歴史の時間でしたので、この度は東アジアについてです(笑)
いつからかはあまり覚えていませんが、小学校低学年時には友達の家で回りはビデ
オゲームに高じる中、わたくしは教材用の歴史マンガに夢中になっていたのを覚え
ています。15分間の歴史アニメも見ていたように思いますね。

歴史と算数は好きな教科でしたね。もちろん体育と給食・昼休みの遊ぶ時間の方が
好きでしたけど(爆)

教育テレビを見る方は少ないかとは存じますが。でも語学番組でしたならご覧にな
りますよね。わたくしもハングルや中国語講座の女性アシスタントの方を見てます
ので(爆)

『第一回・古代人々は海峡を越えた』

『第二回・任那日本府の謎』

『第三回・仏教伝来 渡来人がもたらした飛鳥文化』

『第四回・そして日本が生まれた 白村江の敗戦から律令国家へ』

『第五回・日本海の道 幻の王国 渤海との交流』

『第六回・蒙古襲来の衝撃 三別抄と鎌倉幕府』

『第七回・東シナ海の光と影 倭寇の実像を探る』

『第八回・豊臣秀吉の朝鮮侵略』

ここまで放送された内容となります。日曜日の夜にチャンネルを切替えていたら放
送していることに気が付いて、以来欠かさず見るようにしています。

取り扱う範囲は、東アジア。学校の授業や教科書で少し触れただけ、一行の記載し
か書かれていなかった事柄を深く掘り下げて最新の研究内容も盛り込んだものとな
っています。

第一回から四回までは律令国家時代までのこと。平城京以前ということに。

朝鮮半島・今の大韓民国にあった任那日本府(みまなのにほんふ)という存在。戦
前戦後直ぐの時代は日本政府の当地の出先機関という位置づけだったものが、日本
政府の直接の影響を受けていないという考えが支配的な状況に。ただ往時から現代
にも劣らない人々の交流・日系人の活動範囲の広さを個人的に改めて認識する内容
でした。

鑑真和上に代表される仏教の伝来と古代からの神道との反発と融合。シナや韓半島
からの渡来人や遣隋使・遣唐使によりもたらされる様々な物や制度。そして白村江
の敗戦(手塚治虫氏の火の鳥で読んだのが最初だったかもしれません)により、唐
・新羅への備えと天皇親政による中央集権体制へと。

第五回から八回は国家間での出来事へと。クビライハンによる蒙古襲来と三別抄と
云われる朝鮮半島の高麗王朝に反旗を翻した軍事集団との関係。元来日本人と思わ
れていた倭寇と呼ばれる集団の中に馬を操り朝鮮半島内陸部まで進入した騎馬軍団
の存在。そして文禄・慶長の役での三国の動きと韓半島の実情。

大きな出来事の影で表に出てこない事項があります。元寇は文字通り当時中国を支
配していた元王朝からの軍事行動でしたが、服属していた高麗王朝の軍も先陣とし
て同行していたこと。また慶長の役での朝鮮半島から連れてこられた職人による伊
万里焼などの文化面的な影響も。


半島という両大国に挟まれた韓半島の地政学的な観点とある程度の歴史のパターン
化を改めて考えさせられるシリーズです。中国大陸とアメリカ大陸にある意味挟ま
れた我が国・日本も同様なのかもしれませんね。


皆さんはなにをご覧になられますか



gaku

台東薪能第30回記念 台東蝋燭能

2009年08月17日 | review
ということで『台東薪能第30回記念 台東蝋燭能』会場となる浅草公会堂へと。


↑台東薪能第30回記念 台東蝋燭能・浅草公会堂内

30回記念となるこの年は、浅草寺本堂営繕工事中のために屋内となります。記念
の開催の年ということでの蝋燭能という趣向のようですね。

演目は。

①能  ・鶴 亀(つるかめ)
②狂言 ・昆布売(こぶうり)
③蝋燭能・葵 上(あおいのうえ)


②昆布売

以前どこかで見たと思っていたのですが、ブログ履歴上なく勘違いのようですね。
ということで粗筋です。

太刃持ちを従えないで外出した大名が、誰か太刃持ちになってくれる者はいないか
と思っていたところ、昆布売りをみつけ昆布を全部買ってやるからと言って、太刃
持ちをさせます。そのうち太刃持ちとなった昆布売りが怒りだし、太刃を抜き、大
名に昆布を売れと命じ、昆布売りの口上を、最初は浄瑠璃節で謡わせ、次に踊節で
謡わせておもしろがるという狂言。

こちらは兄弟での狂言です。どちらが兄でどちらが弟かは失念してしましましたが。
息の合っていると思うのも練習の賜物以外のこういった一面があるからなのかもし
れませんよね。


③は薪能で一番多い演目だそうです。『奉納梅若第32回成田山薪能』でも演目と
して挙げられていました。内容はこちらを参照ください。

演目は同じでもこちらは蝋燭能。特別に公会堂内の非常口などの照明も全て落して
始まりました。座席周辺はもとより舞台上も暗闇と静粛が覆っています。その中、
舞台に設置されている蝋燭に火をつけにくる黒子。暗闇の中に照らし出される蝋燭
の炎。舞台周辺がそのかすかな明かりで浮き上がるような感じがしました。

黒子の方もなれていないと見えて、舞台上の物にぶつかり倒してしまったときには
座席から笑い声が絶えませんでしたけどね(笑)

流石に蝋燭の炎だけでは暗く、必要最低限と思われる照明は焚かれての演目となり
ました。力強い薪の炎と弱いがどこか温かく懐かしさを感じさせる蝋燭の光。両者
の違いからか同じ演目でも異なる印象をもったこの葵上となりました。

舞台装置という背景を変えるだけで、これだけの印象の違い。なにかほんの少し変
えるだけで劇的に全体を変化させえるのかもしれません。舞台だけではなく、われ
われにも。

こうして蝋燭能の余韻を感じながらも浅草公会堂を後に。



↑ヨシカミ浅草本店

『洋食屋ヨシカミ』

こちらの洋食屋さんに。と申しましても時間の都合上、手土産になりました。


↑浅草寺雷門(夜)


↑台東区雷門地下駐車場

さすがにこの時間帯ですと、駐車している車も疎らでしたね。


↑ヨシカミ浅草本店・手土産


↑ヨシカミ浅草本店・手土産のカツサンド¥1,100


↑ヨシカミ浅草本店・手土産のカツサンド

手土産として食したのが、こちらのカツサンドです。15時前後の遅い昼食だった
という理由もありますが、ビールと一緒にこちらを食したいなと思いまして。

店舗入ってから注文したのですが、先客の分をわたくしに回してくれたので数分待
つだけで済みました。まだ食事をされていた方の分だったのでしょうね。杓子定規
ではない接客を垣間見れました。

大井・浅草という下町の食と古典芸能を堪能した一日となりました。どちらも満腹
です(笑)


皆さんは蝋燭能ご覧になられましたか。



gaku

伊良部秀輝

2009年07月22日 | review
NPB・ロッテオリオンズ(現千葉ロッテマーリンズ)→MLB・ニューヨークヤ
ンキース→MLB他球団→NPB・阪神タイガースと移籍し2004年現役を引退
した日本を代表する投手。

平成の名勝負といわれている当時西部ライオンズ時代の清原和博との対戦での15
8km/hのスピード表示は有名ですよね。

そんな彼が現役を復活していたんです。

『TBS・バース・デイ』

2回に分けての放映でした。膝の故障による現役引退。アメリカでのうどん事業家
としての顔。そして彼の地・草野球での週一ほどの投球。そしてアメリカ独立リー
グ球団への契約と投球内容。

41歳となった彼が再始動したという事なんですよね。『オフィシャルブログ』
題名も再出発となっていますし。わたくしとあまり年齢差がないことも驚きです。

何度でも挑戦する姿勢
目標に対して取り組む姿

この国もだんだんと同じようになっていくんだろうなと妙に納得した一瞬でした。
ひとりの野球バカの姿を通して色々な力をいただけたように思います。


皆さんは輝いていますか。



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