最近、毎日ブログを更新しているPACKです。
ブログに書きたくなるようなネタはちょこちょこあるけど、時間の経過とともに忘れていった消えてしまう。
そこで、最近はタイトルだけをまとめてデーター保存をし、ブログを書くチャンスがあるときに、それを見て思い出すようにしています。
今回は、その中でも最近起きた出来事を小説風に書いてみようと思います。
その日は前日23時近くまで働いたダメージが抜けず、天気と一緒でどんよりしている日だった。
先週から嫁と約束していたカラオケに14時ごろ行こうとお昼まで寝ていた体を起こし、準備をしていると奥から嫁の騒ぐ声が・・・
どうやらトイレの水が止まらないらしい。
これはタンクの中のふたがずれてしまい、タンクから水が漏れているのだろうとタンクを開けてみると水はいっぱいに張ってあった。
ん?今まで経験したことのない展開に戸惑う俺
ネットで調べるとオーバーフローという状態らしい。
とりあえず、うちの保守をやっているサポート会社に電話してみることに
「すいません。トイレの水が止まらないのですが」
「了解しました。少々お待ちください・・・PACK様、申し訳ありません。」
この段階で嫌な予感がする
「来週の火曜日まで工事の担当の者が空いていないのですが・・・」
「それは困ります。とりあえず止水栓は止めてありますが、これではトイレが使用できません。(本当は止水栓を開け閉めすれば使えるけどめんどくさいし、水道代も多くかかることになりそう)オーバーフローしてるみたいなので、どのように対応すればよいか工事担当者と話させてくれませんか?」
「え?オーバーフロー」
「タンクから水が漏れないようにオーバーフロー栓があると思いますが、そこから水が漏れているのですけど」
「は、はあ?」
なぜか水回りのサポートに電話しているのに話が通じない
「誰かわかる人はいませんか?」
「大家が対応できるかもしれないので電話してみます。」
そこで、電話を切るが嫁はかなり機嫌が悪い・・・。
大家の電話を待っているがなかなか電話が来ないのでとりあえずカラオケの予約を取り消してもらうように嫁に言うと予約の取り消しはすぐにやってくれたが、こんな家引っ越すと携帯で家を探し始めた…。
しょうがないので再度サポートに電話をして大家に催促してもらうように頼むと5分後に大家から電話が
「大家ですけど、なんでもトイレの水が止まらないとか…。」
「そうなんですよ。オーバーフローしていて」
「なるほどオーバーフローですか、それは見てみないとわかりませんね。」
お、オーバーフローがわかる。これなら大丈夫か?
「実は明日ガスの修理に行く予定なので午前中に伺います。」
お~うちのアパートのどっかの家はガスをやられたか。立地と家賃は魅力的なんだけど引っ越しを考えた方が良いのか?
なんて思いながら了解の旨を話し、電話を切ると不機嫌な嫁が目の前に・・・事情を話すと大家が来ることに驚いている。
「大家が来るならトイレ周りだけでも掃除しなくちゃ!!」
なんと!!たしかに大家に家を見られるのは、やばいかも・・・。
早速掃除じゃ~!!
と、2時間近く掃除
その時にトイレのタンクを外して、タンクを見ていたら気が付いた。
トイレの仕組みとは、
水を流す→ふたが閉まる→水が出る→水がたまる→その水でウキが上がる→ウキが上がることで水が止まる
ウキが上がっているのに水が止まらないのはウキと栓をつないでいる物に原因があるのかも・・・
そこでウキと栓をつないでいる板を上下に動かしてみると、あ!!止まった。
これを嫁に話し、抱き合って喜ぶバカ夫婦
大家に電話してうちに入れないようにしないとと思ったがもう外は暗い・・・。
しょうがないので次の日の朝、電話することに
「もしもし大家さん。PACKです。トイレ治りましたので、もう大丈夫です。」
「そうですか、でもテレビドアホンが・・・」
「は・・・テレビドアホン?」
この大家、ほかの家と間違っているなと思い
「いやテレビドアホンじゃなくって、昨日お話ししたトイレの件で直った報告なんですけど」
「あ~はい、トイレはわかったんですけど、今日はテレビドアホンを付けに行こうと思っていたんですよ。」
話が見えない俺
「て、テレビドアホンですか・・・じゃあ、お願いします。」
とりあえずコタツにいる嫁に報告
「ドアホンってダイニングの方じゃん!!掃除してないよ!!」
「あかん!!1時間後には来るって言ってた。急がないと!!」
しかし、15分後に無情のチャイム
「あ~大家ですけど、ドアホン付けに来ました。」
1時間後ちゃうんかい!!
しょうがないので、部屋に通しドアホンを付けてもらうことに
しかし、今回のトイレ騒動がなければテレビドアホンなんて話にならないんではないかとカマをかけてみることに
「このアパートのほかの家にはテレビドアホンがついているのですか?」
「え?・・・2階は全部ついてますけど」
「1階はうちが初めて?」
「はい、入居者が入れ替わるときに付けていますので・・・あ、でも言ってくれれば付けますよ。もちろん」
いやいやいや、言わないとわからんよね!!
確かに2階は最近引っ越してきた人のみだからわかるけど、こっちにも連絡くれないと・・・
そういえば、熱感知器が壊れた時も不動産屋さんが来て
「あれ?大家はこの最新式の熱感知機に変えてくれませんでしたか?」
とか、言っていた気が・・・。
もしかして、こっちで気づかないと何も変えてくれない?
新しく引っ越してきた人たちは最新式で、長年住んでる人は旧式?
っていうか、今回トイレの修理でもめたらテレビドアホンつけるから勘弁してくれとか言うつもりだったんじゃ・・・。
この大家・・・タヌキだな。
そんな騒ぎを起こした人物が変えると早速テレビドアホンを試してみることに
やっぱりテレビドアホンがついてテンションが上がってしまい
「お~見える見える 顔をカメラに近づけても顔全体が映るのな!!」
などと騒いでいるところに大家がふたたび戻ってきて、気まずそうに
「これ説明書です。」
とか言われた。
はずい!!テレビドアホンがついて喜んでるところを見られた・・・。めっちゃはずい!!
しかも、大家が今日行うガス工事はアパート全体の工事だったらしく、昼ごろからお湯が出なくなった。
相変わらず、連絡ないし・・・風呂入ってたら、どないすんじゃい!!
それから数日後・・・
嫁が携帯で家を探していたので
「テレビドアホンが付いたんだから、家探さなくていいんじゃないの?」
すると、嫁が一言
「どあほう。」
・・・お後がよろしいようで