上の娘の実技試験が無事終わりました。
今回はかつてないほどなかなかスイッチが入らず、
いったいどうするつもりかしら~と、傍観していたのですが、
最終的にはなんとかなった模様です。
なぜか娘同様、私もモーツァルトの音楽があまり好きではなく、
いつもは娘たちが新しい曲に入ると、少しでもその音楽が理解できるように、
巨匠やプロの演奏を聴きこむのが常なのですが、
このモーツァルトのコンチェルト4番に関しては、
課題曲として決まった数カ月前に軽く聴いたきりで、
以降スルーしていました。
が、あまりに娘の様子が試験直前とは思えないものなので、
私の関心度の低いことも要因の1つかもしれないと、
数日前から再び聴き始めました。
ジュリア・フィッシャーを選んで聴き込むうちに、
彼女の演奏の素晴らしさも手伝って、
苦手だったモーツァルト独特のフレーズさえも、耳に心地よくなってきました。
スイッチが入らず、悶々と悩んでいた上の娘にも、
同じ頃、このジュリア・フィッシャーを聴かせると、
「私がこういう風に弾きたいと思っている音楽にすごく近い!」
と久しぶりにテンションが上がったようでした。
良いきっかけになったみたいで、その後、ようやく本気モードに入りました。
それまでスイッチが入っていなかったと言っても、
暗譜はすでにできていましたし、伴奏者さんとの合わせも済ませていました。
気持ちがしっかり入った弾き込みがなかなかできなかった ということです。
遅ればせながら、最後にそれができて、良かったです。
遅すぎて、少し足りなかったかもしれませんが、
本人は、本番について、まあまあな出来と、満足しているようでした。
ハンモックに横たわるビッグサイズのドナルド@ヨーカドー
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