クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

無事終了

2015-07-27 | 上の娘ごと

上の娘の実技試験が無事終わりました。

今回はかつてないほどなかなかスイッチが入らず、

いったいどうするつもりかしら~と、傍観していたのですが、

最終的にはなんとかなった模様です。

なぜか娘同様、私もモーツァルトの音楽があまり好きではなく、

いつもは娘たちが新しい曲に入ると、少しでもその音楽が理解できるように、

巨匠やプロの演奏を聴きこむのが常なのですが、

このモーツァルトのコンチェルト4番に関しては、

課題曲として決まった数カ月前に軽く聴いたきりで、

以降スルーしていました。

が、あまりに娘の様子が試験直前とは思えないものなので、

私の関心度の低いことも要因の1つかもしれないと、

数日前から再び聴き始めました。

ジュリア・フィッシャーを選んで聴き込むうちに、

彼女の演奏の素晴らしさも手伝って、

苦手だったモーツァルト独特のフレーズさえも、耳に心地よくなってきました。

スイッチが入らず、悶々と悩んでいた上の娘にも、

同じ頃、このジュリア・フィッシャーを聴かせると、

「私がこういう風に弾きたいと思っている音楽にすごく近い!」

と久しぶりにテンションが上がったようでした。

良いきっかけになったみたいで、その後、ようやく本気モードに入りました。

それまでスイッチが入っていなかったと言っても、

暗譜はすでにできていましたし、伴奏者さんとの合わせも済ませていました。

気持ちがしっかり入った弾き込みがなかなかできなかった ということです。

遅ればせながら、最後にそれができて、良かったです。

遅すぎて、少し足りなかったかもしれませんが、

本人は、本番について、まあまあな出来と、満足しているようでした。



ハンモックに横たわるビッグサイズのドナルド@ヨーカドー





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