クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

ショパン国際ピアノコンクール 予備予選 その2

2021-07-22 | 日記

ショパン国際ピアノコンクール予備予選、「か

てぃん」こと角野隼斗さんの演奏を聴きまし

た。

娘たちがYouTuberかてぃんのファンで、私も

勧められて何度か見たことがあるのですが、ク

ラシックのみならず、アニメ、ゲーム音楽、

ポップス、ジャズなど幅広いジャンルを全て非

常に高いレベルで演奏する方なのです。

そしてイケメン、カッコ良い。

人気があるのも十分頷けます。

幼い頃からピティナ(国内最大級のピアノコン

クール)で活躍されていて、音楽の道まっしぐ

らかと思いきや、学問の方でも才能を発揮、東

京大学理科一類卒業、東京大学大学院修了とい

う驚きの経歴をお持ちなのです。

そんな角野隼斗さんの予備予選。

ほとんどのコンテスタントがハンカチを持参す

る中、角野さんは用意していませんでした。

冷静沈着な彼は、コンクールで汗を流すことは

あまりなく、いつもは必要ないそうなのです。

でも今回ばかりは違った。

額に汗を浮かべ、時に流れていました。

1曲目、鍵盤に手を乗せる時には震えていたよう

に見えたし、本人が想定していた以上に緊張し

ていたのかもしれません。

世界最高峰ピアノコンクールとはそういうもの

なのでしょう。

ご本人が一番理解し、一番いろいろなことを感

じたことだろうなと思います。

私は素晴らしかったと思います。

彼の魂を感じる演奏、好きです。


YATSUDOKI の国産和栗のモンブラン。