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鹿児島城西 逆転の3連発でR16へ ~18歳以下日本一決定戦 第1次リーグ

2008-09-15 21:27:57 | 高校・ユースサッカー
 
 毎年9月の第3月曜日は敬老の日でありますが、高円宮杯1次ラウンドの最終日として世間一般にも徐々にではありますが認識されつつあるようです。(冗談です)
今日の天気も太陽は照りつけませんでしたが、気温33℃、湿度81%とむせ返るようなコンディションの中、ラウンド16への進出を懸けて最後の決戦が行われました。本日の注目チームは鹿児島城西高校。強豪揃う九州プリンスリーグにおいてアビスパ福岡、大分トリニータのJクラブユースおよび東福岡高校などの常連チームを差し置いての堂々の1位通過。先月行われた埼玉国体にも出場しており、ベスト8という成績を残している。その中でも特筆すべきは、U-18日本代表候補でもあり、来期のJリーグ鹿島入りが内定している超高校級ストライカーのFW大迫勇也。

少し前までは鹿児島といえば鹿児島実業でしたが、どうやら今後は鹿児島城西になりそうな気配です。



◆高円宮杯全日本ユースサッカー選手権大会 1次リーグ
  日時:平成20年 9月15日(祝) 13:20   会場:駒場スタジアム
愛媛FCユース
1
0
前半
0
3
鹿児島城西高校
1
後半
3
得点
後半24分
9岡本剛史(愛媛)
後半32分
7大迫希(鹿児島)
後半37分
9大迫勇也(鹿児島)
後半44分
オウンゴール(鹿児島)


 JFA公式記録(PDF)




    <<鹿児島城西start>>
         
       9大迫勇    11野村

            12室屋
                
 6河野                  7大迫希
       
             8横道
 4松井                   13前田
        3藏薗    5成元

             1神園

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

交替 HT        8横道→ 19鮫島(鹿児島)
   後半29分  6河野→ 14平原(鹿児島)
   後半40分  9大迫→ 15伊地知(鹿児島)





前半は両チームともこれといった見所もなくロングボールの蹴り合いで様子を伺ってる感じ。
この前の試合、浦和レッズvs名古屋グランパス を観戦した後だったので選手の個人技のレベル差を痛感しました。
やはり、ワンタッチパスの精度が低く、パスが最後まで繋がっていませんでしたね。
注目の大迫勇也のプレーは、大型FWにもかかわらず懐が広く柔らかいボールタッチ。
しかし、常に2,3人のマークを受けており、激しいチャージに時には苛立っていたようです。





後半 5分

 鹿児島城西 スルーパスより、11野村章悟がDFの裏を取りGKと1対1となるチャンス。
しかし、PKエリアに入ってから慎重になりすぎたのか、シュートを打つタイミングが僅かに遅れた。
シュートボールは、辛うじて戻ったDFの足に当たりゴールラインを割りチャンスを逃す。

---
後半24分

愛媛FC 左サイドを10福岡知晃が果敢に突破を試みる。
サイドライン際から中へ切れ込み、堪らず足を掛けて止める鹿児島の守備陣。
22近藤貫太の左45度からのFK。ややドライブがかかった高い弾道がGKの手を掠めてファーのポストを直撃。
跳ね返りのボールを9岡本剛史がヘッドで押し込み先制する。

---
後半32分

 鹿児島城西 右サイドを14平原慎也と11野村章悟が2つのワンツーを決めて突破する。
平原からのラストパスを中央で9大迫勇也がシュートするもGKに一旦は弾かれる。
しかし、そのボールに走り込んできた7大迫希の豪快なシュートがゴール右ネットを揺らし同点。

---
後半37分

 鹿児島城西 ついに大迫勇也が魅せてくれた。
中央の11野村章悟から、PKエリアやや外の9大迫勇也にパスが通る。
DF3人を引きずりながらゴールに突進する大迫。
最後はGKの位置をよく見た柔らかいボールがゴール右に決まってしまう。

---
後半44分

 鹿児島城西 ロスタイムでのダメ押し点。
右サイドを11野村章悟がドリブルで深く切れ込みマイナスクロス。
中央で待ち構えていた14平原慎也に通り、ゴール右に流し込む。
(記録はオウンゴール?)





残り15分をきってからの鹿児島城西のなんとも鮮やか過ぎる逆転勝利。
大迫勇也も期待を裏切らないプレーを披露してくれました。
もちろん、大迫一人じゃ九州プリンスを1位で突破できません。

今日の試合を観戦し、ボディコンタクトの激しい九州サッカーの醍醐味を堪能することができました。
また同時に選手層の厚さも見せ付けられた思いです。


ラウンド16進出チームが決定したようです。

 クラブチーム=11
 高体連チーム= 5

まあ、予想通りでしょうね。

ご存知のとおり、私は判官贔屓なので高体連チームを応援したいと思います。