石川 佳純(16)
(いしかわ かすみ、1993年2月23日)
山口県山口市出身。ミキハウスJSC所属 世界ランク 99位 大阪・四天王寺高等学校2年。
「革命天使」
世界卓球3度目の出場。 2007年、全日本選手権シングルスにおいて史上最年少(13歳11ヶ月)でベスト4入り。その年の世界卓球クロアチア・ザグレブ大会で史上最年少(14歳3ヶ月)での世界卓球出場を果たした、『愛ちゃん2世』といわれる天才卓球少女。現在高校2年生。
戦績
2009年
全日本選手権 ダブルス優勝
全日本選手権 ジュニアの部 優勝(3連覇)
2008年
世界卓球・広州(団体戦)日本代表 女子団体 銅メダル
インターハイ シングルス優勝
全日本選手権 シングルス3位
全日本選手権 ジュニアの部 優勝(2連覇)
2007年
世界卓球・ザグレブ(個人戦)日本代表
全日本選手権 シングルス3位
全日本選手権 ジュニアの部 優勝
2006年
全国中学校大会 優勝
◆女子シングル2回戦 |
||||||
石川佳純 |
4 |
8 |
- |
11 |
3 |
帖雅娜(香港) |
8 |
- |
11 |
||||
5 |
- |
11 |
||||
12 |
- |
10 |
||||
11 |
- |
9 |
||||
11 |
- |
5 |
||||
11 |
- |
8 |
いやあ、久々に鳥肌が立ちましたね。
一昨日の女子シングル2回戦。
全日本女王の平野早矢香(24)と日本のエース福原愛(20)がいずれもランキング格下の相手に足元をすくわれた。
そんな意気消沈ムードを打ち破ったのが、高校2年の石川佳純(16)。
世界ランキング10位の帖雅娜(香港)を99位の石川が見事な大逆転勝利で撃破した。
帖雅娜は、ご他聞にもれず中国からの帰化選手で強烈なバックハンドが武器。
テレビ東京のキャッチコピーがナント『100万ドルバックハンド』
(香港の100万ドルの夜景に掛けているようだ。アハハ)
第3ゲームを終わった時点で実力にあまりにも差がありストレート負けは誰しも予想していたと思う。
「赤子の手をひねる」という表現がぴったりな帖雅娜のゲーム内容だった。
打っても打っても軽く打ち返されてしまい、なす術なし。まさに巨大な壁がそびえていた。
しかし、第4ゲームに入り様相が変わった。
9-4 とあと2点で敗退してしまうという瀬戸際まで追い込まれた。
しかも、5点のビハインド。
ここで石川が開き直る。
返されても返されても打ちまくり、スーパープレーを連発してこのゲームをひっくり返してしまう。
第5ゲーム以降はまさに神経戦だったが、何とかタイゲームに持ち込んだ。
第7ゲーム 10-7 と石川がマッチポイントを握る。
ここでもまだ私は安心できなかった。
最後は帖雅娜のショットが右に外れた瞬間、石川の大逆転が決まった。
嬉しさのあまり、何度も何度も跳びはねる石川。
その瞬間私も震えていました。
もう 『愛ちゃん2世』 なんて言わせない。
昨夜、福岡春菜との日本人対決を制し見事16強に進出した石川佳純。
いよいよ今夜(5/2) ベスト8を賭けて世界33位のユ・モンユ(シンガポール)と激突する。
5/2(土) 19:00 ~ 20:54 テレビ東京 [12]