追っかけタイ!

 
 
   ユース世代を追いかけて...
   サッカー他、スポーツ何でもこい。

まさに薄氷の勝利 ~埼玉県高校サッカー選手権ラウンド16

2007-10-28 22:03:39 | 高校・ユースサッカー
 
 台風一過、雲一つない秋晴れの下で行われた決勝トーナメントラウンド16。
昨夜降った雨の影響でピッチコンディションが心配されましたが、試合開始時間を1時間遅らせたせいかもしれないが問題なく試合は行われた。でも、せっかくの決勝トーナメントなんだから芝でやらせてあげたかったですね。

いつも、高校グラウンドにサッカー観戦に来ていると、おぢさん達の「埼玉新聞」保有率は結構高いと思います。もちろん、私も含んでおります。




日時:平成19年10月28日(日) 14:00
会場:浦和東高校グラウンド(もちろん土)


   武南   31 [ 2 - 0 ]   川越南






       <<武南start>>

     9冨永     11松本
        10吉田    
   8磯部         7岡田
       6久保  15橋本

     2藤澤    5平賀   4内野

              1富居

~~~~~~~~~~~~~~~~~~
交替 なし

得点 前半12分  冨永(武南)
   前半18分  冨永(武南)
   後半12分  引間(川越南)
   後半39分  松本(武南)





点差以上に手に汗握る接戦でした。むしろいい形で攻めていたのは、
負けたほうの川越南。前後半とも決定機も川越南のほうが圧倒していました。
でも、神懸り的なスーパーセーブを連発したのが守護神の富居大樹。
今日は武南も3バックのシステムで挑んだが、あまりにも簡単にサイドを
突破されし過ぎていましたね。





前半から川越南優勢の展開の中、先制点をあげたのは武南。

前半12分 DF藤澤よりFW冨永にパスが通り、右足の甲に乗せたドライブ
     の掛かったボレーがゴール左にややループ気味に決まる。
     (武南 1:0 川越南)





その6分後、松本と冨永のコンビネーションより追加点が生まれる。
     (下図参照)

前半18分 相手ゴールを背にして松本が胸トラップ後、浮き球のスルーパスを
     DF背後に送り込む。
     横から抜け出た冨永が落ち着いてグラウンダでゴール左へ流し込む。
     (武南 2:0 川越南)





前半は川越南に押されながらも何とか2点リードで折り返す。




後半に入っても川越南の方がいいサッカーをしていました。

後半12分 左サイドを抜けた引間が武南DFを切り返しで崩し、中央から
     右足でゴール右にゲット!
     (武南 2:1 川越南)

その後も度重なるCKとGKとの1対1のシーン。
バイスクルシュートにボレーシュートと1点で収まったのが不思議でなりません。

圧倒的に攻められながら、ロスタイムにダメ押しの追加点。

後半39分 カウンター攻撃で松本が抜け出し、GKとの1:1を冷静にループで決める。
     (武南 3:1 川越南)








今日は本当に勝てて良かったと思います。後半直後は武南選手にも笑顔が見られましたが、それではいけません。非常に危ない雰囲気を感じました。
川越南の寄せが予想以上に早かったため、中盤でのパスが繋がらずにDFラインからFWへのポストプレーが非常に多かったと思います。
後半途中で大山監督からの

 「冷静になれ、冷静になれ!」

と檄が飛んだほど武南イレブンは浮き足立って見えました。
次からはもっともっと厳しい戦いが予想されます。

これからが本当の勝負だと思います。健闘を祈ります。