月のたび

日々の日記

危険を覚悟で

2013-08-03 21:03:02 | 今日の出来事(重要性低)
富士登山行ってきました。すごく疲れた。空気が薄いので、アタマがクラクラします。山小屋に泊まったので、「余裕!」と思いきや、気持ち悪いことで失礼ですが、夕食嘔吐、トイレ数が少なくどれも使用中なので、一度目の嘔吐は間に合わず…、吐いたものはトイレに捨てられても、ビニール袋はトイレの微生物で分解されないので、きたないまま、限られたトイレットペーバーで汚れをふき取ることしかできず、持ち帰り。ゴミもロクに捨てられないし、水もない、布団も隣の人同士が極狭で、しかも宿泊者多数、金曜日なのに!という山小屋生活は、やっぱり、仕方ないけど、私のような素人には向いてないと思いました。

けれど、小学生くらいの元気な子供たちも親に連れられて、一生懸命登ってくるのが多い。親の手を借りながら、木の杖ついて、山小屋ごとに焼印して、山頂の郵便局で手紙を書く、という従来型の登山スタイルが家族的でよいよね。

山道を登山者が列をなして少しづつ徒歩で歩いていく光景は、あるときはシルクロードをゆく人の群れのようであり、あるときは死後の世界めざして旅立つひとのようでもあり、大自然に囲まれ、この世的ではなかった。

けど、高山病みたいな症状が出ることもあるし出ないかもしれない。途中で怪我しても、自力下山が基本で、山小屋に宿泊しても、水も薬もないので、素人の富士登山は大変でしょう。