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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

義兄弟 第二章

2021-05-26 23:24:46 | Vシネマ
月末になり、ようやっとオールインというかライツキューブ作品のリリース時期になりました
「日本統一」は日本映画専門チャンネルのOAに合わせているんで
今月はこの外伝シリーズの「田村悠人2」とこの作品くらいですか任侠ドラマは
後は問題作が一本かな?
 
でまずはオールインが千原せいじを迎えての任侠ドラマの第二弾です。
オールインですので今作は三本撮りだったようですね、第三章で終わるようですが
前作「義兄弟」で素直に
“ドラマとしてのテンポの悪さと言うか、リズム感というかそんな
流れが全く感じられないで、ただただのんべんだらりって流れていくのが
個人的に性に合わない”みたいな感想を書いたんですが
全くその通りです
って今作では千原せいじの息子役の若者たちが活躍するという作品で
テンポのなさは三本撮りもあって相変わらずでした
金澤克次監督一体どうしちゃったんでしょうか
役者陣は小沢和義、松田優、仁科貴、川本淳市と若手含めてみんな芸達者なんですがねぇ
 
そして般若の金田哲も、ある意味拾い物な演技を見せてくれてますが・・・
そんな金田哲演じる鈴木がせいじの兄弟分である木村一八さん演じる橘の行方不明は
実はこの廃工場で殺された事実を知らされ
自分がはめられたことを知る
しかし、なんとドラマ自体は千原せいじに関してはほとんど今作の最後まで登場シーンもほとんどなくて・・・
 
せいじの息子である大原由暉演じる賢太と上村侑演じる友人の雄大の二人が
四代目関東睦会会長のもとで働くことで
せいじの兄弟である木村一八演じる橘が消えた日の真相を探っていく・・・
そんなお話にシフトしていたんですね
オールインも次世代スターの育成をも兼ねているのは間違いないようですね
日本映画専門チャンネルでも7月25日リリース之ライツキューブ新作の
これまた今までの役者陣ではない
新しいキャスティングの「龍虎の理」っていう新シリーズも控えてるようですし・・・
そういう意味でも千原せいじを起用してきてるのもう理解でできないわけではないものの
千原せいじが第二章で見せるクライマックスでの殺しに関しても
さほどの緊張感が感じられないけど
ここまで見てくれば最終章まで見てしまうのも事実ではありますが
 
かほどおもろうないシリーズ作品もないなぁ
 
2021年製作、日本Vシネマ、GOD  MAKE作品
金澤克次脚本・監督作品
出演:千原せいじ、木村一八、上村侑、大原由暉、金田哲、遠野なぎこ、松田優 、仁科貴 、立花美優、増澤ノゾム、吉満寛人、優妃、川本淳市、小沢和義、西岡德馬
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マーシャル・ユニバース 伝説の聖石

2021-05-26 16:47:53 | アジア映画
コチラはCG80パーセントで作られた中国武侠映画
どうやら最近の中国ベストセラーファンタジー武侠小説『武动乾坤』をCGを駆使して2020年に映画化したようですが
コロナ封じ込めの中国の徹底作戦で映画館にかけられなくてWEB配信された作品だそうです。
いや面白いよね、中国の武侠ファンタジーは
そうなんですよね、巷では韓流TVドラマガレンタルDVDの主流之ように見られがちなんですが
本当は中国の武侠ドラマとか時代恋愛絵巻的なドラマの方が韓流ドラマよりも棚を多く持ってるんですよね
個人的にもここではレビューした作品もあるんですが、衛星劇場でOAされてる中国武侠ドラマを数シリーズ録画してストックしてたりするんですよね
ただ見ようと思っても中国のドラマっていわゆる4クール一年のシーズンになってるんですよね
だから全編観ると50話前戯を見なくてはいけないんですよね
でもって、今個人的に中国版「24」という触れ込みで、蛮族が長安を焼き払うのを
元捕吏で今では罪人の男が監獄から出されて捜査阻止する「長安二十四時」っていう作品を3ヶ月かけて見てるんです
何せTSUTAYAさんが使えないからセットにするためにはこの24巻の中国ドラマを利用してるうちにはまっていた
 
さてコチラの映画はジャケ写にあるように虎のでっかい怪物ガ出てきたりして
中国の武侠アクションですからワイヤーで飛び跳ねるはでもうお腹いっぱいなアクション巨編で日本語音声版がないとスーパーおっかけられないほどの作品
役者的には知った人物が一人もいませんでしたが
実にねオチする暇もないほどなCGによる眼福な作品となってました
 
長年、青陽郷の地はレイ家一族によって支配され、リン家や野刀武館の人々は、不思議な力を宿す陽元石の採掘を日々強いられていた。
しかし、レイ家が開催する武闘大会の勝者になると褒賞が与えられる為、一族の自由を求めたリン・シャオ、そして野刀武館のルオチョンが大会に出場し共に力を合わせて戦った末に勝ち残り、レイ家の当主に会いに行くが、
ルオチョンは消され、リン・シャオは廃人としてこの世にもどってきた
 
時は流れそのリン・シャオの息子とルオチョンガ成人し、親と同じ武術の達人となって、再びレイ家一族の武闘大会に出場してくるのだった
そうこの息子たちレイ一家もそうなんですね、それらが親に起きた秘密をあばこうという復讐譚ではあるんですが
エンドクレジットでNG集が流れるんですが、役者さん皆さんスタント使わないんですね
グリーン周りでみんな必死に己れの肉体で演技アクションをこなされていましたねぇ
 
2020年製作、中国映画(日本未公開作品)
フオ・スイチアン監督作品
出演:ワン・ルオジア、リー・ミーアル、ツァン・ヤキ、リー・ジェンアン、クン・ルン、ジャン・ジージュン、チョン・タオ
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69歳の性春 和服新妻の初夜

2021-05-25 23:43:51 | ピンク映画
コンマビジョンから2012年にDVDリリースされた、エクセスフィルムが
2004年に製作したピンク映画
大体時代を反映して、いわゆる老人介護を目種とした作品
ピンク業界もこういった時代に迎合した作品を作っていかねば時代の潮流に…
っていうか老人と性は永遠のテーマでもあるようで・・・
 
当時20歳代のAV女優さんである北川絵美さんがお美しい
女優さんからAVに転身しつつある時期に撮られていた作品だったようですね
劇中でも69歳の老人と新婚で結ばれる役所ですが
DVDタイトルも、ピンク劇場の公開タイトル「絶倫69歳 和服新妻の初夜」
ってあるけど、劇中ではそんなシーンはないものの
このタイトルどちらも“69”はやっぱ見る人というか、見ようっていう人の視聴意欲を誘う数字だよね
 
介護施設で働く里佳には、彼女の要求に“僕は構わないよ、キミがそうしたいなら”としか言わないっていうか
劇中何回このセリフはいたかなぁ
石川雄也さんは
そんな受け身体質で頼りない男に愛想を尽かし振ってしまう
 
介護事務所の同僚早知江は介護で知り合った老人時夫と付き合っている
なんと年の差は40歳ほどあるが、勃たないぶん朝まで舐めてくれるのだと彼を自慢した。
早知江がヘルパーの当番を忘れていたので、里佳が代わりに出かけることになった爺様大和田は
仕事中の里佳のスカートの中を覗いたり尻を触ったりして来るは
散歩に出れば“女は三歩下がって男の影を踏まないものだと”平然と言ってくるも
里佳が反抗すると、女は男のためにあるんだと全く反省の色がない男
 
しかし何故かその夜、里佳は大和田に抱かれる夢を見た
そして大和田に結婚相手を紹介した事務所でトントン拍子に話が進むものの
大和田に夢で股間をぐっしょり濡らした里佳は・・・
 
なんと政略で大和田を手に入れる里佳だったのだ
いやまさかの変態グッズと変態手紙で結婚相手を退けて大和田を手に入れるとはねぇ
 
なんとも北川絵美さんが実に着物姿も裸体も美しい作品でした
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2004年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品
坂本太監督作品
出演:北川絵美、南李乎、小川真実、安本健、坂入正三、石川雄也
 
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約束のネバーランド

2021-05-25 16:53:55 | 邦画
積極的に日本映画を見ていく企画の作品として視聴した作品
北川景子さんと浜辺美波さんが出演されてるもののキラキラ映画じゃねえだろうって
一応見て見たら、なんと既視感ありまくりな作品だったような気がしたのは、私だけ?
 
いつも書いてますが、漫画もアニメもほとんど見ない人ですから
この作品もなんとジャンプ連載でフジでアニメ放送されてた作品だったようですね
漫画だと何百万部とか出版されてると、潜在映画鑑賞者対象者がその半分でも資金回収できるわけだし
アニメファンだったらキャラクターとかの賛否両論で、これまたある意味宣伝効果っていう社会現象を産むわけで
 
映画製作に関してはそれだけで企画が通るわけですからねぇ
そんなこんなで漫画原作の映画化は止まらないやめられないっていうのと
日本映画界ではこういった安易な方向性に流れていくから、オリジナル脚本での映画で集客見込めないっていうコンセプトから、作家性のある人材も育たねぇっていう悪循環だよね
 
それにしても北川景子さんの冷たい美貌ってすごいやね
こういった美人だから冷徹な外見とその反面に見せる正反対なキャラも生きてくるんですよね
さて最近ではTVバラエティで映画でよく見る浜辺美波ちゃんのヒロイン映画は、個人的にはお初ですねぇ
キャラの年齢的なものもあるんでしょうが、実に見事にヒロインを演じられていたのが良かったかな
一途な生き方を屈託なく演じていて爽やかでした
 
しかし、最初の方で書いたように既視感ありまくりなプロットだったのがちょっと自分的には
ネバーランド目指して、これから彼らは一定年齢まで飼育されてた安住の地を離れて
これからドーなるってとこで終わるわけですが
原作もまだ続いてるようなので
続編を作っていくのかなぁ
 
にしても昭和の時代のプログラムピクチャーに無国籍アクション映画っていうジャンルの日活映画っていうのがありましたが
そういったジャンルに拘らずに、令和にはこういった無国籍な作品を日本人の顔で髪色だけ変えて作られてもなぁ、違和感しかない
2時間弱の尺の映画でしたから、北川景子と浜辺美波が出演してなかったら、多分にオチてたような気がするけど
やっぱ芸達者ですねぇっていうか顔だけで場を持ってってしまう渡辺直美さん
もはやそれだけで不動の地位を確立された芸人さんですよね
 
2020年製作、日本映画、「約束のネバーランド」製作委員会作品、東宝配給
平川雄一朗監督作品は
出演:浜辺美波、城桧吏、板垣李光人、北川景子、渡辺直美
 
 
 
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七人の刑事

2021-05-24 22:49:39 | 邦画
CSの衛星劇場の蔵出し名画館で4月にOAされたこの作品
1963年のお正月作品第二弾だったようで
TVドラマをまんま映画に移したキャスティングだったんですね
 
今、「東映の警視庁物語」シリーズを見てまして
そのドキュメンタリータッチの刑事ドラマと双璧をなすTVドラマ「七人の刑事」は刑事の捜査を通じて
犯人ではなく被疑者となってしまった市井の人間の人生を横糸にして
刑事の犯罪捜査を縦糸に紡いで一斉を風靡していた人間ドラマの名作として人気を博していたようですね
 
ちょっと意外だったのは、東映「警視庁物語」の産みの親である長谷川公之さんが
この作品の脚本も書かれていたんですね
堀雄二さんが、コチラでも刑事さん、それも主任刑事さんだったのね
並行してTVと映画で刑事役
これほど刑事が板についた役者さんも珍しいのかなぁ
 
TVドラマと違って、コチラには松竹の看板女優に育ちつつあるというか
看板に育てようって言う賠償千恵子さんを主演に迎えられていたんですね
時代的にこの60年代にかかわらず、昭和の松竹映画之プログラムピクチャーって
何故かあんまり見てないんだよね
特に賠償さんを本格的に見たのは”さくら“でしかなくて(汗
彼女の主演で連作で作られた松本清張作品なんて、全く見てない偏った人間が
ある意味映画語る資格ないようなじんぶつですが・・・
 
先に松竹ということで賠償千恵子さんを起用したって書きましたが
事件記者で、特種のためなら刑事も被疑者も被害者さえをも騙すという記者に園井啓介さんまで配してるのはやっぱ正月映画だからでしょうか
犯人と誤認される早川保とか、こ之映画は刑事が主役ではなく、各人それぞれが狂言回しとして
人間の愛憎ドラマを作るところなど長谷川公之さんを改めて見直したって感じ
松竹では第二弾も製作したようですが
それで映画シリーズとしては終了してるんですね
 
1963年製作、日本映画、松竹作品
長谷川公之脚本、大槻義一監督作品
出演:倍賞千恵子、早川保、堀雄二、芦田伸介、菅原謙二、佐藤英夫、城所英夫、美川洋一郎、天田俊明、松村達雄、冨士真奈美、高宮敬二、香山美子、清村耕二、佐々木孝丸、園井啓介
 
 
 
 
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ラブ・エクスペリメント

2021-05-24 18:43:47 | 洋画
これもヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された一本ですが
思っていたのと違うくらい全くエロくない作品だったのが個人的にちょっと残念
 
真っ白い部屋で目覚めたヒロイン“ここはどこ?私はだれ?”ってことで
記憶も全くなくさらに脚の靱帯を切られてて足が動かないし痛烈に痛い
そこに現れた謎の男“僕はトム、君を誘拐した”
“君の名前はルビーで、僕を好きになるまで君をここに監禁する…”
って、状況説明してくれて
ヒロインと観客に状況が説明されて
映画はこの白い部屋でヒロインを映しているだけのワンシチュエーション作品
 
とんでもない愛の告白されたヒロイン
記憶喪失してて、自分が誰かさえわかんないし
変なこと言うトムに一応“レイプしたの?”って聞いてしまうくらいですが
意外とトムくん誘拐した割にはレイプしてないようで“好きになってくれる”まで肌には一切手を触れないと言う
ある意味変態な男でもあるようで、三食に二日に一回の体拭き、さらに靱帯を切ってるからトイレの介護となんと甲斐甲斐しいサポートぶり
 
希望の品は届けてくれて、その中に自分の記憶にある一冊の本が届けられて
そこになんらかの自分に当てた自分からのメッセージが
ハンドバッグがあり、一応中身を調べてIDとかで自分を確認するが納得できてないようで
コンパクトがあり、その鏡を割って武器の一部にして隠し持つと言う知恵は記憶がなくても働くようで・・・
 
どれくらいの日数が経過したのかは、切られた靭帯の治癒状況で時間経過が判るように作られてるとこは丁寧ですが
なんとなく長期二人で過ごしてるうちに、トムが恋人だったような記憶が戻り
彼との愛の営みもどことなく思いだしてきたような
そんなこんなで彼を受け入れるヒロインでしたが・・・
 
ここでようやっと使用された鏡の欠片
トム之首に刺して、ようやっとこの白い部屋から抜け出したヒロイン
はじめての外界に触れて気を失う
 
再び気づくヒロイン、今度はとどこかの病院のベッド
また記憶を失ったようで、そんなヒロインに医者は記憶を失ってるようだと告げる
 
記憶喪失のヒロインが、自分を誘拐した男性と過ごしてるうちに
実は恋人かもと思い込むものの信じられず
相手を殺して逃げたけど、気づいたら記憶喪失で病院にいたと言う
まぁなんというか、謎が謎を呼び謎のまま終わるお話だったようで
ヒロインはこのまま記憶喪失の無限ループの世界を彷徨うのでしょうか
実に不可思議な作品だった
 
2018年製作、イギリス映画
エドワード・パーマー脚本・監督作品
出演:イングビルド・デイラ、ジョナサン・コッブ、トム・リンカーン、スチュアート・モーティマー、フランク・ベル
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アンデッド・ドライバー 怒りのゾンビロード

2021-05-23 23:34:52 | 洋画
これもヒューマントラストシネマ渋谷発祥の企画興行
個人的にはDVDスルー作品の箔付目的だったものですが
今では全国区の企画興行に成長し、昨年から始まるコロナ禍で劇場公開中止になった作品も含まれているようですね
そんな<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映されたタイ映画
 
邦題が「アンデッド・ドライバー 怒りのゾンビロード」って“マッドマックス”を意識した邦題でしょう、なんで今更こんな邦題に・・・
でも原題の「The Driver」じゃインパクトないしね
しかし、もう少しマシと時宜にあったタイトル考えつかなかったかねぇ
どこが怒りって言うんだって、まぁ妻がゾンビに殺され、ゾンビに噛まれてて
一人残して行かざるを得ない自分に対しての”怒り“を表していたんだろうって
個人的に解釈させてもらうのは
 
死を覚悟した主人公が娘を一人でこのゾンビ世界で生きていってほしいと付け焼き刃ながら
銃の扱いから、クルマの運転まで、自分の死を分からせないように教えて行こうって言う一連のシーンはしんみりとさせられるだけの映画
じゃなかった、突然ラストカットに出てくるアクションスターにはビックリさせられたけど
ノンクレジットだったようですね
 
生き残った人間がコミュニティーを作ってある程度平和に暮らしていたコミュニティに
主人公の仲間がつまんない理由で悪人とゾンビをコミュニティーに入れたために
 主人公の妻がゾンビに殺されて・・・
主人公は娘を救うために自分の車に乗せて北にあると言われてる安全地帯に逃れていくロードムービーの変種かな
その途中でゾンビとかに襲われるんですが
主人公が噛まれてしまい余命12時間と言うことで先に書いたようなサバイバル術と戦闘力を娘に授けるだけのお話
 
普通ゾンビを倒すには頭を撃つって言うのが常識ですが
このゾンビ無造作に撃たれて最初の方ではみんな倒されて行っていたんですが
途中から娘がボルトアクションのライフルで撃って当たっても倒れない
撃っても撃っても倒れないがお父さんが撃つと倒れる
お金がないから頭破壊シーンはありませんが
そこいらは見てるこっちが既知であると言う条件だったのかもしれませんが
そこいらセリフでもなんもないんですね、実に弾の無駄だよね
 
体幹アクションスターマーク・ダカスコス主演でしたが、ほぼゾンビが相手なので銃で戦う作りでしたし
ラスト登場のビックリマンも顔のアップだけでアクションのアの字もない出演だったなぁ
それぞれの役者の得意技を封印させ作った映画って
父と娘のお涙頂戴な作品
このの娘役にノエラー二・ダカスコスなんだけど、マークの娘なんだろうか?
親ににって言うか父親に似ない顔だったんだけど・・・
真っ青なBMWが出てくるけど、タイだけにタイアップのBMVですから
カーアクションシーンもなく、ゾンビが蔓延る世界観に全くふさわしくない美麗なクルマでした
これを運転させてくんないからってコミュニティーにゾンビ入れちゃうヤツの気持ちもわからないわけではないような
 
しかし、突然現れるケイン・コスギもだけども、丁度良い時に二人のお姉ちゃんを都合よく登場させたもんだ
実に都合主義な作品でした
 
2019年製作、タイ映画
ウィチ・カオサヤナンダ脚本・監督作品
出演:マーク・ダカスコス、ジュリー・コンドラ、ノエラー二・ダカスコス
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ホテル・ローヤル

2021-05-23 19:18:08 | 邦画
積極的に邦画を見ていこうって言う企画で見た作品ですが
ある意味波瑠さん目当てで見た作品でもあります
情報を入れてないからねぇこの作品は、第149回直木賞受賞した桜木紫乃の小説『ホテルローヤル』の映画化作品ということだったんですんれ

原作は当然のように未読ですが、調べると表題のラブホを舞台に何組かのお客さんの人生模様を描いた短編連作で紡がれた作品のようです
ラブホを舞台にした映画だけあって波瑠さんを主人公にして、の原作狂言回しから直接主役に持ってきて2組のお客さんとホテルの従業員と波瑠さんの家族のお話を
時制が行き来しつつ描いている作品だった
時制の変化は何気ない背景であるTVとか波瑠さんとすれ違うクルマの年数形態から絵面で分かるように作ってるトコが憎い作品
 
そして監督の武正晴監督作品って結構見てるんだよね
今温めてる作品に「アンダードッグ前編・後編」がありますが、一番見たいのは「全裸監督」なんですが早くDVD化されないのかな
一応ラブホを舞台にされてるんで、なんと閉館して廃墟になったホテルローヤルに無断で入り込んでヌード写真を撮るカップルの片割れを演じてる冨手麻妙、
お客さんで介護の親を抱えてる熟年夫婦の妻役である内田慈のお二人がヌードになられてはいるのですがR指定は受けていません
 
が個人的に映画の舞台がラブホだからではないんだろうけども
私はこの作品ピンク映画だったらどー作るんだろうかって言う考えながら見ていた気がする(汗
まずは波瑠さんの母親夏川結衣さんと酒屋の出入り業者さんとの不倫濡れ場から始まり、旦那と波瑠さん置いての出奔
図らずもラブホ支配人になってしまう波瑠さん
お客としては中年夫婦の日常からの解放セックス
そして家族に捨てられたJKと、結婚前から上司である校長とJK時代からできていて
不倫三昧に翻弄されてる担任の先生との人生絶望でのこの世の名残セックスを経て
波瑠さんとHグッズ販売業者の松山ケンイチさんとの結ばれるとこで
ピンクなら完全に成立するなぁ
って見てましたが
 
これはある意味邪道でもあるんですが、非日常の世界を提供するラブホ
そこで働く人はお客さんの非日常が日常であって
最後波瑠さんはその日常から非日常の世界を覗こうとするものの
その境地にいけないっていうとこがこの作品のテーマからすると
私がピンク映画に擬えて見ていた見方がテーマを壊してしまってるってことで邪道って言う表現をしたわけですが
映画の見方としては決して間違っていないことを付け加えておきます。
 
JK役の伊藤沙莉さんが実に良かった
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、日本映画、映画「ホテルローヤル」製作委員会作品
武正晴監督作品は
出演:波瑠、松山ケンイチ、余貴美子、原扶貴子、伊藤沙莉、岡山天音、正名僕蔵、内田慈、冨手麻妙、丞威、稲葉友、斎藤歩、友近、夏川結衣、安田顕
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8日で死んだ怪獣の12日の物語―劇場版―

2021-05-22 23:26:53 | 邦画
積極的に邦画を見て行こうっていう企画で見た作品
っても、レンタルが少ないのもあって、この作品は日本映画専門チャンネルでOAされたものの録画視聴です
驚いたのは日本映画専門チャンネルが制作した自社コンテンツの作品だったようですね
 
そして“劇場版”とタイトルに銘打たれているのは
コロナ禍で飛沫感染が分かってて、感染防止の一環としては“密を避ける”って事で
映画館とか劇場まで休館されて
さらに映画撮影って人と人との接触の中で生まれてくるものですから
世界的に映画製作現場で撮影さえ休止されてしまい
今年のアカデミー作品も公開映画が少なくて劇場公開作品と配信映画の差別をなくしてエントリー作品を確保したとか・・・
 
そんなコロナ禍で映画はどうやって撮影して行こうかって言ういう試行錯誤の中でというか
最初は映画ではなく動画として連作の続きものとしてYouTubeで配信されていたものを
再編集と再撮影した部分から今後の映画製作での”密を避ける“方法論から作った実験的な作品だったようですね
っていう事でYouTubeは猫動画しか見ないんですけど
映画とかちゃんと全尺フルで見られるようですね
ただTVモニターと同化してませんからねぇ、スマホで見てもねぇ
ってことで猫動画しか見ないんです
 
さて怪獣映画という事ですが
YouTubeですから主役の斎藤工さんがコロナを倒すという携帯怪獣を購入してそれを育てる過程で
彼の周りの人々とリモートで会話してる様の12日間を活写した作品
第一次緊急事態宣言下の都会というか渋谷の町の様子を随所に挟んでおられるんですが
当時はあんだけ少ない罹患者数でありながら渋谷人出の少なさに改めてビックリさせられてしまいました
 
第二次、第三次を経て今回一部都府県に出されている緊急事態宣言って
一体なんなのっていうくらい都心の人出は多いよね
 
あ、そうそう怪獣って紙粘度なんですね、育てる想いで自分の好きな造形に変えてこんなに成長したっていうだけのお話で
巣篭もり中の暇つぶしでしかなかったんですが
映画タイトルになってる怪獣って目に見えないコロナウィルスって事だというのかな
 
斎藤工さんがリモート交わすたわいもない会話って、あれってどうもアドリブですよね
基本コンセプトは巣篭もり中にどんな怪獣を紙粘度で造形にするかも役者に任せられ
その怪獣の基本コンセプトも役者の感性に任せられていたような作品だったなぁ
こういう映画製作ものあるんだっていう
こう言った巣篭もりしなくてはいけない人々の過ごし方と
映画制作者の映画制作の方向性の両方をこれまた示すと言った作品だったようですね
 
意欲は買えるんですが、やっぱ映画も戯作って言う感覚が強い私には馴染めない作品ではありましたが
88分の短い尺だったためにオチずに済んだようですが・・・
 
2020年製作、日本映画、日本映画専門チャンネル・ロックウェルズアイズ作品
岩井俊二脚本・監督作品
出演:斎藤工、のん、武井壮、穂志もえか、樋口真嗣
 
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ブラックウォーター 潜水艇ナルコサブ

2021-05-22 18:29:20 | 洋画未公開
19日ファインフィルムからレンタルリリースされた
はっきり言っちゃうと完全なる駄作
どこが潜水艇なんやねん
操縦席に座って一人で操縦できるんかい?
潜水艇って言ってもちっちゃい潜水艦でっせ
ソナーもなく潜望鏡だけでよくまぁ南米から北米に行けるよね

いくら主人公が元海軍ネイヴィシールズっていう設定で
今はDEAの南米駐在捜査官ていうか、妻子を麻薬組織に拐かされて
その見返りにアメリカ本国まで麻薬サンプルの運び屋さんに
出迎えた組織がなんとCIAとDEAの架空組織ですし・・・・
出迎えて麻薬組織は殲滅させられる、その親分にリー・メジャース
いやもう老いぼれやんか
そして主人公の上司のDEA捜査官にトム・サイズモアが出演されていますが

潜水艇を無理やり使う必要もなんもない南米麻薬組織とアメリカDEA・CIAの対決を描く作品ですからねぇ潜水艇だって
原題が「NARUCO SUB」だからかでしょうか
ほんとこの潜水艇さえ生かしきれてない作品だから

動いてるキャラクターにしても全員生かされていません
コロンビアの巨大麻薬カルテルが、女性を拐って身代金とかの副業が本業よりも収入が多かったりするようなことまで言い切ってるわりに
人質に取られる姉ちゃんもアメリカの代議士の娘さんだったりするんですが
それへの救出チームさえ作られない
コカインをアメリカに密輸する作戦をに潜水艇なんだけども
この実行でみんな殲滅されてしまうし

しかし、主人公への復讐のため、彼の家族を誘拐し、アメリカへの特殊潜水艦を操縦させたりするんだけども
簡単にアメリカで殲滅されるし
全く恐喝されて潜水艇操縦しなくても簡単に主人公は救出してしまうし
カルテル自体スパイダーって強そうなやつに乗っ取られて
最終的に主人公と対峙して肉弾戦があるんだろうって期待したら
銃弾1発で脳天撃たれての即死ですよ
でかぶるナレーションが石田三成の三日天下じゃないけども
カルテルのボスを倒してボスの座についた途端に主人公に脳天ぶち抜かれて
ボスの座についたのはたった30秒だって

アクションも、カルテルの悪行も、DEAの捜査も主人公の捜査と行動も
タイトルロールの潜水艇ナルコサブも
何もかも中途半端な作品でしかなかった
大抵の映画は貶さないのが私のモットーですが
こんな作品は見ない方が、いや最初っからつくっちゃダメな作品
 
2021年製作、アメリカ映画
ショーン・S・ウェリング監督作品
出演:トム・ヴェラ、トム・サイズモア、リー・メジャース、 ロバート・ラサード

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