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再び古巣のgooブログに・・・まさかのです

無頼 非情

2018-10-20 21:17:40 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「無頼」シリーズの第三作目

1,2作とは明らかに色合い違う作品です、って言うのも原作からのキャラクターを借りての
所謂脚本家や監督が違ってくると言うプログラムピクチャーでの
シリーズの持ってる宿命的な主人公だけ同じキャラで違うお話を作り続けていくという宿命ですか

ある地方都市という設定で、時代は昭和31年ですか、画面のどっから見ても舞台は熱海ですねぇ
オープニング義理で殺しにいくため、雨の中見つめてるアパートはロケですから
前作二谷英明さんが住んでいたアパートと同じ場所
近くの公園の遊具まで一緒でして、続けて見ると変なところが見えてしまうのね

殺される相手側は葉山良二さんでその奥さんになんとその衆議院議員になられ
さらに国交大臣にまで昇りつめられた扇千景さん、
病院で寝てられる姿がお美しいしお若くてスレンダーな容姿に感嘆
こちとら国交大臣のずんぐりむっくりのお姿しかしらねえし・・・

またまた本舞台は横浜ですか
松原智恵子さんも前二作とは別人キャラではありますが主人公に対する一途さは前作キャラと同じですか
これもシリーズもののお約束ですね

脚本が山崎巌と江崎実生、監督が江崎実生さんなので
所謂本来の日活アクションというよりはある意味コテコテのヤクザ映画に
そうコレが日活ニューアクションの本質、まさに東映任侠映画もどきなってる

主題歌やEDには渡さんが歌ってますし、
サイドストーリーには内田良平、藤江リカの夫婦と悪役渡辺文男で
次郎長映画で有名な吉良の仁吉三下り半のエピソードを・・・

熱海から横浜ですから東海道ですか列車がオレンジとグリーンのツートンカラー電車でしが、
昭和31年にはもうこのカラーの列車って走っていたのですねぇ

藤江リカさんの歌唱シーンと擬闘シーンとのカットバックとか、
カタルシスの擬闘での7色ペイントブチマケシーンなんかは
ある意味シリーズの統一性の表れの演出だと思うけど

1968年製作、日本映画、日活作品
江崎実生脚本・監督作品、山崎巌脚本
出演:渡哲也、松原智恵子、和田浩治、名和宏、玉川伊佐男、葉山良二、渡辺文雄、高品格、藤江リカ、内田朝雄、内田良平、扇千景
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大幹部 無頼

2018-10-19 21:34:19 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は渡哲也の「無頼」シリーズ第二弾
前作「無頼より大幹部」と紛らわしいタイトルでしょう

前作で舛田監督の助監督ファーストだった小澤啓一の監督昇進第一作
で、それに花を添えるかのような二谷英明、芦川いづみ、内田良平と
結構日活としては第二作なのに豪華な俳優陣だし
さらに日活のニューアクションにつながっていくかのように
助監督のファーストには澤田幸弘がついているンですね
脚本は前作同様池上金男さんと久保田圭司さんということで前作のラストから物語がはじまります
五郎は青森行きの列車で過去を回想する

青森のうらびれた駅頭で踊り子芦川いづみを助ける
芦川さんが大変美しいけど
このまま消えてしまわずに後半は娼婦となって五郎と絡むも、
薄幸な佇まいはなんとも言えない
この娼婦に入れあげてるやくざに田中邦衛さん、ほんとうに儲け役
梶芽以子さんも大田雅子名義でのご出演
恋人役の岡崎二郎が殺され、五郎の前で泣き崩れるシーンがいい

二谷英明さんとかここまで日活を支えて来てる重鎮クラスまで出演していて映画に厚みを添えていた
欽ちゃんのバラエティでブレークする前の真屋順子さんのお若いこと
今じゃ鬼籍の人・・・ってもうここに出てるお方殆どが鬼籍人別帳に名を連ねてる

ラストのどぶ川でのカタルシスなんですが
擬闘と女子高生たちのバレーボールとのカットバックのすばらしい演出は
前作でも青江三奈さんの歌う姿と擬闘とのカットバックともダブるものの
今作の小澤啓一監督は前作のチーフ助監督だった人
ということで、片や堅気の人びとの日常的な描写と
やくざ世界のド汚い日常とのコントラストを描きたかったのでしょうか?

これも脚本なのか監督の演出なのかわかりませんが
前作のラストの映画タイトルといい
今作の健康的な女子高生たちの健全な肉体の躍動ってのは主人公が堅気になりたくてもなれないと言う比喩か?

従ってどぶ川で泥まみれになりはがらもがくやくざたちの汚れた肉体という構図が
紋付き袴の袖が引きちぎれた内田良平の背中から左腕にはびっしりと彫られた倶利伽羅紋紋と
小澤啓一の演出が細かい

1968年製作、日本映画、日活作品
池上金男・久保田圭司脚本、小澤啓一監督作品
出演:渡哲也、松原智恵子、二谷英明、芦川いづみ、内田良平、田中邦衛、岡崎二郎、大田雅子
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「無頼」より 大幹部

2018-10-18 18:07:11 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
今日の一本は渡哲也「無頼」シリーズの6本コンプリートBOXからの視聴
6年ほど前にそれこそ清水の舞台から飛び降りた気持ちで購入したのですが

そうなんですよねBOXにしても一本4千円程度と言う価格を崩さずに日活さんも販売されていた
って言っても欲しいものは欲しいってことで
これとほぼ同時に「野良猫ロック」のBOXまで買ってるんですよね

日活ニューアクションの先駆けとなり、渡哲也の代表作となった「無頼」シリーズ
記念的第一作なのに監督はニューアクションの監督さんではなくて舛田利雄さんだったのね
確か全作品一応なんらかの形で鑑賞してて、

シリーズ通して監督さんはニューアクションの旗手小澤啓一さん、そして脚本は池上金男さん
さらに第一作目はモノクロ作品だとばっかし思い込んでいたけど
この映画カラー作品でしたね、
ってオープニングの主人公の生い立ちだけの部分はモノクロでしたけど
ここいらの印象が強く私の頭に残っていただけのようですねぇ

実在の伝説のやくざ藤田五郎の自伝小説の映画化
昭和30年の新宿が舞台ですが、
主人公の五郎が出所して最初に訪れるのが浅草寺で、その境内で松原智恵子を見るのですけど
地廻りにからまれてる彼女たちを助けるんだけど

そのやくざたちとは新宿で敵対してたり、昔の女を未練で見に行く団地は埼玉県の上福岡ですか
まそこいら土地勘のある私にはチョイ不思議なのだけどそこは映画

スピーディーな演出で舛田監督手堅く纏めていましたね
浜田光男が走るシーンのワンカット長回しとかの演出が光っていた

ラストシーンでの青木義郎の親分倒して傷ついた体を起こした主人公のバックに
フランス映画のドロ看板が、でかでかと映り込む
その映画のタイトルが「汚れてしまった悲しみ」
気になってググってみたけどこの映画ヒットしなかった

池上金男の脚本なのか現場の監督さんのアイデアなのか
主人公の人生をすべてこの看板に託してみせた演出
いやいいメッセージでしたねぇこの細かい演出

1968年製作、日本映画、日活作品
池上金男・久保田圭司共同脚本、舛田利雄監督作品
出演:渡哲也、松原智恵子、待田京介、松尾嘉代、浜田光夫出演
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三代目襲名

2018-10-17 01:12:02 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は昨日の「山口組三代目」に引き続いてその続編

CS東映チャンネルで録画しておいたのを鑑賞
大長八郎斬殺で刑務所に服した田岡の獄中生活の点綴から映画は始まる
というか山口組二代目が殺されて敵討ちに脱走しようとしたり
獄中で田中邦衛演じる朝鮮人との交流等の点綴が後半に生きてくる高田宏治の脚本が上手いけど
実録路線の実名映画ですよね、実際とどれだけこの映画がシンクロしてるかはわからないけども

皇紀2600年の恩典で出獄してきた田岡が受刑者だったことで公民権が無くて日本人なのに兵役につけない、ということは知らなかった、
二代目の遺言で三代目の候補ではあるものの戦争中もあって襲名はしないのね

兵役につけぬモヤモヤのまま終戦と言うか敗戦を迎えますが
玉音放送を賭場の盆蓙の前で聞くと言うシーンは秀逸
監督は前作の山下耕作から職人小沢茂弘に代わっていたのね

で映画は戦後の混乱期の神戸で朝鮮・台湾・中国の三国人連盟との
ってか中国人はそれほど当時の日本に居たとは思えないので
台湾と朝鮮人主体の三国連盟の横暴極まりない連中との日本やくざとの攻防が描かれるのだけども

当時の警察力ってのが殆ど無力で機能していなくて
山口組自警団が三国人連盟の暴徒と迎いあっていたようで
映画のクライマックスは三国人連盟の警察署襲撃を、当時の市長と警察署長との要請での攻防戦

そしてこの事件を契機として三代目を襲名した田岡が神戸の港湾荷役に乗り出すところで映画は終わる
ってことで続きが作られる予定の終わり方でしたが
このシリーズは警察がヤクザの力を借りて三国人連盟の暴徒を鎮めた等の事実とかが問題視されたとかで
官憲側からの圧力で続編の製作を断念したとか

今回は小沢茂弘監督ということで世間的には前作ほどカルトな映画としての地位は確立されてないけども
一本の娯楽映画としてはクライマックスのケレンも用意されているので見ててそれなりにカタルシスも得られる。
いやそれなりに面白かったですよ。

1974年製作、日本映画、東映作品
小沢茂弘監督作品
出演:高倉健、松尾嘉代、水島道太郎、田中邦衛、安藤 昇、篠ひろ子
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山口組三代目

2018-10-16 20:07:48 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は永らく未パッケージ作品だったこの作品

世の中には封印映画と言うものが存在するのですがこの映画もその一つである
何故なら実在の人物がそのまま実名でかつ実際の事件をそのまま映画化しているからで
その登場人物が存命してる関係からか、DVD化はされずに今日まで来まして
封印映画としてカルト作品になっていたのですが
2016 年1月6日に東映さんからDVDが発売されましたし

東映チャンネルでもしっかりとOAされるようになってまして
録画されたものの視聴です
1973年の作品ですので東映番線は着流しヤクザ映画路線から実録路線にシフトチェンジした時期ですよね
と言うことでこの映画は実録路線の1本になってますけども
配役が実名だけどどこか着流しヤクザ映画的な映像の羅列なのは山下耕作が監督してるからかな

「これは、暗黒街を席捲し、全国に四百二十四団体。
推定構成員十一万人を擁し、日本ヤクザ史上、最強最大 の組織をつくりあげ、
任侠道を邁進する男 、 山口組三代目田岡一雄の野望と血の生々しい自伝である」
とオープニングにスーパーが入るだけで
キャスト、スタッフのロールはエンディングにおかれていたのね
当時にしては珍しい作りで始まる

友人の紹介で山口組傘下のゴンゾ部屋から、港の利権をめぐる出入り、
相撲取り宝川事件を皮切りに、会員組合委員長襲撃と
大長八郎斬殺までを着流しヤクザ映画調の風合いで見せてくれる映画ですが

実在の人物の伝記映画ですので娯楽映画としてのクライマックス的なカタルシスのない映画でしたねぇ
大長八郎斬殺で8年の刑を受ける所で映画が終わってしまいますけども
このあと山口組の三代目に上り詰める後半生は「三代目襲名」で描かれるようです

1973年製作、日本映画、東映作品
山下耕作監督作品、村尾昭脚本
出演: 高倉健、菅原文太、丹波哲郎、松尾嘉代、田中邦衛
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順子わななく

2018-10-15 23:22:41 | 邦画
久々の日活ロマンポルノです
日活ロマンポルノの四天王宮下順子さん主演で邦題が「順子わななく」
一昨年だったかなハピネットと言う会社から
3K以下の低価格でのロマンポルノの旧作のリリースが始まりまして
昔VHSで販売されていたモノがDVDでの再販とかに移行してきましたが
その一方でBlu-rayも発売されてるんですね

下に当時の映画館用のポスター画像を見つけたので貼っておきましたが
DVDジャケットと微妙に違うんですが
当時の映画館や該当ではB地区丸出しのポスターが・・・
今の方がある意味規制がキツいことはないと思えるんだけどね
これってあれだよね所謂公的ではなくて会社の自主規制なんでしょうね

何本かこのブログでも宮下順子さんの作品をアップしておりますが
名作「四畳半・・・」の影響ではないんでしょうけども
昭和の下町情緒がこれ程仁(にん)にあった女優さんもいないと思われるくらいのはまり役

お話としては亡父親の古い知り合いの家の二階に間借りする女。
貸し主の女は気が強かったが、彼女はどことなく影のあるおとなしい女だった。
って家主のオバサン武知杜代子ってなっていましたが武智豊子さんですよね
いつ改名されたのか
日活ロマンポルノは濡れ場があるもののピンク映画と一線を画しての普通の映画って言う立ち位置なんでしょうね
って言ってピンク映画を決して私自身は貶めていませんです

ヒロインはセックスの絶頂を迎えた時に、昔の男の名前を呼んでしまい、
過去に最愛の男から捨てられ、今は河岸の仲買の社長の囲い者、
ある日、昔別れた男が自分をストーカーしてるにのを知り、
居ても立っても居られず尋ねていったものの
男には新しい女ができ、自分の割り込む隙間がない現実を知らされ

ショックを受けた女は、夜のネオン街を彷徨い、見知らぬ中年男に抱かれるが、
そんなことでは癒せるはずもなく、再び男のところを尋ねていき
お互いの身の上を語りあった上で体を重ねあった上でついに絶頂で男の名前を・・・

寝る度に昔の男の名前と付き合ってくれる河岸の仲買の社長さんに殿山泰司さん
安定の演技ですね
安定のと言えばその社長夫人に絵沢萠子さん
日活の女優さんの層も厚いですね
って言うか、なんと撮影は姫田真左久ってスタッフの層も厚い
彼の撮るもう無くなってしまった築地市場のマグロのセリとか
浅草寺の節分豆まきの絵とかしっかりと撮ってるのがいいよね
映画って歴史の目撃者でもあることを思い出させてくれた



1978年製作、日本映画、日活作品
いど・あきお脚本、武田一成監督作品
出演:宮下順子、桐谷夏子、絵沢萠子、江角英明、武知杜代子、榊原めぐり、吉原正晧、三上寛、殿山泰司、遠藤征慈、田中小実昌
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玄海遊侠伝 破れかぶれ

2018-10-10 15:41:49 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は大映がマキノ雅弘監督を招聘して作った「玄海遊侠伝 破れかぶれ」

今BSの日本映画専門チャンネルでは鶴田浩二特集を組んでいて
今月10月はこの作品のオリジナルとされる鶴田浩二の「日本大侠客」をOAしている
一応ここのブログでもこの「日本大侠客」は記事としてアップしてますが
一応時間潰しとかで日本映画専門チャンネルでのOAを見ていたら無性に
勝新太郎のこの映画が見たくなって

録画の山を漁ってみたらいつだかよくわかりませんが、日本映画専門チャンネルで録画したのを見つけましたので
吉田磯吉は堅気の方ですが一応ごんぞうたちとの交流とかその生き方から
十分に侠客とも言える人物なのでこの"一日1本任侠映画を見ていく企画"にも合致するだろうと・・・

日活が経営的にたち行かなくなりつつあった頃に高橋英樹でマキノ雅弘監督は
健さんの「日本侠客伝 斬り込み1をセルフリメイクした時には原作脚本の笠原和夫の名前は表に出て来ていませんでしたが

この大映作品では原作脚本、笠原和夫と堂々とクレジットされていましたし
東映作品より20分以上長尺になってましたねぇ
鶴田浩二作品より大分趣が違って感じるのはやっぱ勝新太郎と鶴田浩二のキャラクターの違いだろう
どっちがどっちとも言えないが
キャラクター違いとの一言で片付けられないのが

おりゅうを演じてる東映版の藤純子と大映版の安田道代の演技と言うか妖技と言うか、艶技の違いだろうか
純子姐さんは艶技だったのに対し道代さんの方が妖技だったんですね
笠原脚本の肝であるおりゅうさんが磯吉に一目惚れして身売りして500円を渡し
心の裡を吐露したときの台詞
"若松、よか海・・・、よか町・・・"って言う心を外景に託し
3年後に主人公に裏切られ
"若松汚なか・・・、海も町も・・・"って言わせる
笠原和夫意図はこの映画でもちゃんと残されていたんですが

こう言っちゃいけないのかも知れないが男心の描写に優れている笠原和夫は表面的な女心しか書けない
しかし、安田道代は"若松、よか海・・・、よか町・・・"っていった後に
"おちちが・・・おちちが痛い・・・"って言わせてるのはマキノ雅弘の真骨頂ですよねぇ

丁度この頃松方弘樹は市川雷藏の跡目として大映に移籍していたンですか
いい役をもらっていた
山麟さんがオリジナルでの松方弘樹のお父さんの役を演じていたンですね

最後に一言、なんと天津敏さんがオリジナルとリメイク両方に出演されてるんですね

1970年製作、日本映画、大映作品
笠原和夫原作脚本、マキノ雅弘・永田俊夫脚色、マキノ雅弘監督作品
出演:勝新太郎、松方弘樹、安田道子、南美川洋子、津川雅彦、京マチ子、岸田森、山本麟一、和崎俊也、美川陽一郎、水島道太郎、北村英三、長谷川弘、木村元、天津敏、北野拓也、和田哲児、杉山昌三九
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ブラッド・マネー

2018-10-10 00:08:30 | 邦画
新宿のミニシアター、シネマカリテの恒例企画興行<カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018>にエントリーされた作品です
ある意味この<カリコレコレ>や<未体験>等はDVD会社の”劇場公開”という微妙な劇場公開未満の映画DVDの箔付けから始まっており、まさに作品的には玉石混淆ってことで
私的にはまさに砂浜から玉を探す楽しみって言うのもあって
こういった企画興行にかかった作品はできるだけ見るようにしてるんですが

この映画は私にとっては”玉”でしたねぇ
要は山の中セスナでの逃亡中にセスナをわざと墜落させ
逃げようと横領した800万$の金袋を河に落としたもののお金を見失っちゃった横領犯と
そのお金を偶然に見つけちゃったキャンプ中の男女三人組との800万$のお金を巡っての追いかけっこするだけの映画ですが

三人の男女のうちの女がお金を前にして女が守銭奴に豹変するとは、
女って本当に怖いですね・・・って言う映画でして
主演としてジョン・キューザックがトップにクレジットされてるけども
実はキューザックよりも
お金を前にして豹変してしまうサ女を演じてるウィラ・フィッツジェラルドが主演と言っても過言ではない
彼女のビッチ感と言うよりかはもうビランと言うか完全に鬼畜です
そして鬼畜になった女ってどうして美人に見えてしまうのでしょうか

女の金の亡者ぶりはすごくてまさに鬼畜に変身し、金を自分のものにするために
鬼畜女は二人の男をうまく使い分けて利用しつつ、金を失わないためにはこの二人を犠牲にすることにためらいをみせません
って言うか、女はこの二人としっかりと寝ており、ある意味男たちも彼女の言いなりと・・・
性欲に負けてこんなビッチとはいざ知らず、過ちをおかしてしまうのは、男の悲しい性(サガ)なのですが、
ふってわいた800万$でまさか命を落とす羽目になるとは神様も預かり知らなかったンですねぇ

それにしてもキューザックもある意味ボンクラな拐帯犯でしかなくて
男二人とこの拐帯犯をもも手玉にとるって・・・
女はやっぱ恐ろしい生き物なんですねぇ

実に面白い作品・・・って映画的にはチンタラしてるB級以下の低予算映画ですが
女が金を前にして金の亡者に変貌してからの鬼畜ぶりにもう釘付けされてしまう
というわけで、皆さん女には注意しましょう・・・

2017年製作、アメリカ映画
ラッキー・マッキー監督作品
出演:エラー・コルトレーン、ウィラ・フィッツジェラルド、ジェイコブ・アーティスト、ジョン・キューザック
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昭和残侠伝 破れ傘

2018-10-09 19:24:50 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「昭和残侠伝」シリーズ9作目というか最終作です

色々と調べると73年の正月映画一週目の作品で
この次の正月映画第二弾が「仁義なき戦い」だったそうで
そういう意味ではシリーズの終焉作品でもあり、東映着流し任侠映画最後の作品とも言える訳で
もうなりふり構わずに東映オールスター総出演というか
傍目ではお正月の総出演にも見えるもののやっぱこんだけ出演してると
それぞれにみせばを作らなくてはって言うか、えんしゅつも大変だったんだろうけど
もう待田京介辺りには見せ場がないような・・・

この映画の冒頭、安藤昇が賭場で恥をかかされてすぐにドスを持って殴り込みっていうのは
実に無茶な展開であるし、実に荒っぽい作品となっていて
前作で多分に終焉作品として「吼えろ唐獅子」を格調高く撮りあげた佐伯清としては、
ある意味不本意だったンではなかろうかというくらい
実に荒っぽい作品となっている
これは恐らく村尾昭も同様な気持ちだったンではなかったんじゃ
そのくらい荒っぽい・・・って言うのも

登場する女優さんが全員死ぬというか殺されてしまう設定
星由里子も花田風間の斬り合いに入って斬られて死ぬし
檀ふみはレイプされそうになって舌を噛んで自死するし
安藤昇のかみさん役の女優さんは役柄からして実兄の山本麟一に刺される始末
今までこんな無茶な脚本を書いてないだろうが
とにかく女優さん以外でも渡世人がやたらに死ぬ映画
そんな中で諸角啓二郎がいつのまにか消えていたンですねぇ
敵役は山本麟一さんお一人になっていた

さてプロットも基本変化のない映画群ですが
次は何を見ていこうかなぁ
オールイン作品もあるし、広い意味では東映の実録路線もあるし
CSでの録りだめ作品もいっぱいあるんですが
3ヶ月なんとか頑張っていかねば・・・

1972年製作、日本映画、東映作品
村尾昭脚本、佐伯清監督作品
出演:高倉健、鶴田浩二、安藤昇、池部良、北島三郎、星由里子、山本麟一、待田京介、山城新伍、今井健二、檀ふみ、諸角啓二郎、水島道太郎、小林稔侍、
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昭和残侠伝 吼えろ唐獅子

2018-10-08 18:22:59 | 邦画
一日1本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「昭和残侠伝」シリーズの8作目

このジャケットの画像を見てください、これが「昭和残侠伝」シリーズの一本の絵面でしょうか?
主役花田秀次郎と風間重吉の二人でここまでやって来た"残侠伝"シリーズとは全然趣がちごうておりやす
東映任侠映画を支えてきた鶴田・高倉の揃い踏み
任侠映画としてならこれはアリの絵面
しかし、「昭和残侠伝」シリーズとしてはあり得ないって言うか、
あってはならない絵面でしょうが・・・

更に我らが秀次郎さんの昔の女に松原智恵子、敵役としても葉山良ニさんと
日活末期のお二人が東映作品に
更に村尾昭の脚本は当の花田秀次郎をある意味脇に追いやって
松方弘樹、光川環世と言う若い二人の道ならぬ恋模様をメインストーリーにして
映画的には任侠映画のある意味集大成といわんばかりに
今まで映像的には省いて来ていた旅人(たびにん)の旅中での立ち居振る舞い、
仁義の切り方受け方を実に克明に丁寧に描くことで
任侠映画の終わりが近いって言うような・・・
そのいい例がジャケットの絵面でしょう、
でもいくら衰退期ではあるものの看板シリーズに鶴田浩二の出演はやっぱアカンやろ
更にクライマックスでの斬り込みにも参加させ

エンドマークに肩を貸して去っていく鶴田・高倉の姿には
やっぱ東映任侠映画の終焉を物語っており「昭和残侠伝」の終焉をも
って、後もう一本あるんですよね
本当に終焉を考えていたんでしょうね"残侠伝"シリーズの生みの親佐伯清監督がメガフォンをとっています

一方健さんも最後と考えていたのか
タイトルロール前の出入りでの殺陣の迫力が凄いですよね
クライマックスでのケレンの殺陣よりもすごかった
この作品でもクレジットタイトルでの主題歌「唐獅子牡丹」はインストだけなのね
ある意味斬り込みの興奮がこっちにもあってインストだけでもワクワクするような・・・

私としては鶴田を"残侠伝"に出しちゃダメだろうって思うのですが
世に喧伝されてる「死んで貰います」よりもこっちの方が"残侠伝"シリーズのベスト作だと思う。

1971年製作、日本映画、東映作品
村尾昭脚本、佐伯清監督作品
出演:高倉健、池部良、鶴田浩二、松方弘樹、松原智恵子、小林稔侍、玉川良一、光川環世、諸角啓二郎、松原光二、八名信夫、沼田曜一、田口計、葉山良二
コメント