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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

対外秘

2025-04-21 05:05:05 | 韓国映画
韓国映画でポリティカルな内容を扱った作品は実に面白い
確かに惹句にあるようにアニメの「スラムダンク」を抜いて興行成績一位っていうのもわかる気がする2時間
息もつかせぬポリティカルスリラー
まぁ韓国映画だから出てくるやつは全員ワルっていうか悪人しか出てこない
そういう徹底してるとこが韓国映画のいいとこであり面白いところでしょうか
 
主人公の国会議員になり損なった
まぁ後で詳しく述べますが、主人公だからっていうわけではないものの最初は善人に見えているものの散々コケにされても怯まず権力に向かっていくんだって思って見てると最後にはなんと掌返し
そこに行くまでの過程を見ていく映画でもあるんですが
結局はみんな大小の差はあるもののみんなワル
権力、金力の亡者でしかない・・・そんなことをおしえてくれる映画ですから面白くないわけがない
 
時は1992年携帯電話もシモシモのでっかいやつしかない時代
韓国ではようやっと民主化政権になり盧泰愚大統領の時代で彼自身も来年は任期満了のそんな時に韓国国会議員選挙が行われ
釜山生まれで釜山育ち、今まで釜山の市議会議員かなんかやってたのかもしれない主人公のへウォンは政権与党の党公認をもらえれば当選間違い無い人物でしたが
なでだろう与党の釜山政界の黒幕のスンテは自分の意のままになるエリートに公認候補を変えてしまう。
怒った彼は土地の高利貸しに借金をしさらに市庁の職員から釜山の再開発の対外秘(日本でいうところの○秘ってやつですね)資料を流してもらい
 
その再開発地域の利権を事前に知りさらにヤクザまで引き入れて無所属で立候補しちゃうと
なんと当選の勢い
黒幕はそれはならんとなんと偽投票用紙を刷ってそれによってへウォンを落選させる
ここいらフィクションにしてもなんと投票を操作するって凄くないですか
そんなことが容易にできてしまう韓国自体選挙やる意味もなくね
 
そうとは知らないへウォンは再開発資料をネタにマスコミやらを巻き込んだ戦いを挑んでいくわけですが
まずは高利貸しが根を上げて命を落としてしまう
ヤクザを味方にしてへウォンの復讐が始まるんですが
そんな地位も権力もないへウォンを屁とも思ってないスンテがこれまたスウォンの味方であったはずのヤクザを手玉にとってスヴォン殺害をもくろむものの
 
女性記者が正義の味方よろしくへウォンにつくものの上から圧がかかったりと
まぁどれだけ腐ってる社会構造なんだろうっていうのを散々見せた挙句に
なんと老獪なスンテは国会議員の地位を補選で約束してへウォンはヤクザを殺す
 
まぁほとんど機能不全だろうって言うような国会議員たちですが
権力金力に踊らされるのはやくざと国会議員だけでなく
検察も上から下まで金力権力に媚び諂うばかりでして
 
まぁ全員がワルって書いたけど女性記者だけはいい人だったようですね
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
イ・ウォンテ監督作品
出演:チョ・ジヌン、イ・ソンミン、キム・ムヨル、ウォン・ヒョンジュン、キム・ミンジュ、パク・セジュン、キム・ユソン、ソン・ヨウン
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炎上ドライブ

2025-04-17 05:05:05 | 韓国映画
ヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2025>で上映された一本
まぁこの企画自体DVDスルーの作品のレンタル回転数アップのための箔付け企画として始まって早くも十数年
そんな箔付けの企画ですからエントリー作品も玉石混交ですが
最初に言っておきます、この作品は十把一絡げではなく単体でミニシアター系で公開されても遜色ない作品だったっての
 
まぁ人気YouTuberが誘拐されて自分で身代金を支払うために誘拐されたクルマのトランクの中から緊急生配信して投げ銭で足りない身代金を稼ぐって言うだけのお話だって言ったら身も蓋もないんですが
メインプロットはホントたったそれだけのプロット
でも韓国映画ですかメインプロットに尾鰭が色々ついてくる
そうおバカ警察とか、YouTuber自身の過去がこの現在の誘拐事件を生んだとか
囮の車とパトカーとのカーチェイスとか
まぁ韓国映画らしいいろんなものをくっつけての90分
全く飽きることなく見せてくれてるし、それなりの緊張感も味わえるし
そう言うことで上に書いたように単館ロードショーでもそれなりにお客さん入ったんじゃないのかなぁ
 
まぁいくら映画の情報入れない人と言っても上に書いたプロットくらいは聞こえてくるから
あるTV局で女刑事が声をかけてきて息子がファンでって名刺渡すシーンを見た時に
お、伏線早速張ってるねぇ
この女刑事がおバカ警察返上するんだろうって思って見てたら
製作側が一枚も二枚も上手だった(汗
 
確かに面白いし緊張もあるトランク内でしたが、警察の無能を他所に女刑事が配信見て一人救難に・・・
っていうかこのヒロインにコナかけてきたTV局のプロデューサーさん
結局どーなったんよ
水中から這い出てきたのはヒロインのみ
そしてそこからの二転三転のは逆転劇でプロデューサーさんは水中に放置プレイでしたよね最後の最後まで
彼が気になって気になって見終わっても眠れなかった・・・ってのは嘘ですが彼死んじゃったのかなぁ
 
ハイテクの電磁媒体で稼ぐ人はその言動によっぽどちゅういせんといかんよねぇ
って言う警鐘の映画でもあったような
にしてもYouTuberさんはそれなりに稼げるもんなんですね人気が出れば
みんなやりたがるわけだ
 
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・ドンヒ脚本・監督作品
出演:パク・ジュヒョン、キム・ドユン、ハ・ドグォン、チョン・ウンイン、キム・ヨジン
 
 
コメント (2)
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THE SIN 罪

2025-04-11 05:05:05 | 韓国映画
ん〜〜〜?なんなんだこの映画は
ほんまワケワカメって感じで見させられてるうちに
なんとゾンビ映画になっていたり
まぁ最後まで見てるとこのワケワカメがものの見事になんだそーゆーことだったんやね
とは一応なるにはなるものの、なんともっていうかちっともおもろうなかった作品
連続での韓国映画ですが一昨日観てた作品は単純だったし明快で最後に映画としてのカタルシスが得られるけど
この作品は一応種明かしされるもののなんかしっくりっていうかすっきりしないうちに終わっちゃうという
 
確かに映画なんていうものは主人公というかヒーローとかヒロインにある程度
こっちも感情移入して見るのが普通なんだけども
そういった一般的な見方してると
作者の罠にハマってその沼から抜け出せずにワケワカメの世界観に陥らされる映画
そうなんですよねそんな沼にハマってると何故かゾンビ映画みたくなってきてこの沼が実は底無し沼だって気付いて見てるこっちもthe End 
 
さらに変に時系列も弄ってくれてるし
なんとなく同じ顔のような主役脇役が見てくれもわかんなくなってたりと
作り手の罠にどっぷりハマってるうちに映画が終わっちゃうんですね
まぁ私も御多分にもれずに沼にはまった1人って告白させてもらいますが、底無し沼ではなかったから一応生還はできたようですが・・・
 
本当になんじゃこれ
っていうことで実はヒロインだっておもわされてた人物が○○だったのね
ってことで良くまぁこんな作品を作れる頭の人がいるなんてねぇ
まぁ騙されたよな
っていうかどこが「罪」なのよ
タイトル含めて”韓国震撼“でなく、“こっちの頭が震撼”した映画だったかな
 
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
ハン・ドンソク脚本・監督作品
出演:キム・ユネ、ソン・イジェ、パク・ジフン、イ・サンア
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市民捜査官ドッキ

2025-04-09 05:05:05 | 韓国映画
ごく最近ミャンマーとタイ国境になんと犯罪都市が建設されてて、そこで強制的に連れてこられたのかバイト感覚で外国に行けるからって
若者が集められて振り込め詐欺に加担させられた人たちが何千人も保護されたっていうニュースがあったものの
いわゆる末端のそれこそ何も知らずに連れてこられて強制という名の暴力に支配されて被害者に電話かけまくっていた連中が保護されただけで
いわゆる詐欺の中枢という詐欺犯やそのいわゆる黒幕というかボスというか首謀者が逮捕されたっていうお話が付随してついてきてないってことは末端が保護されただけでなんの解決にもなっとらんということなんでしょうね
 
民間人が何を捜査するのかなんて考えもせずに韓国映画だってことだけで飛びついたこの作品でしたが
枕にも書きましたがそんな振り込め詐欺にあった主人公のドッキがなんと振り込め詐欺集団組織の首謀者にまでたどり着いて逮捕しちゃうという2016年に韓国で実際にあった事件を元にして作られた娯楽映画
 
主人公のゾッキは2人の保育園児を持つシングルマザー
クリーニング店を経営して生活していたが火事で焼け出されて
今では銀行の融資を頼りにクリーニング会社の洗い場でアルバイト生活
なんと火事で全てをなくしてほぼ無一文
なので2人の子供を保育園にも行かせずにクリーニング工場で遊ばせ、夜は工場の片隅で寝泊りしてる極貧生活者
 
そんな彼女に銀行から新しい再融資の電話が来て
ワラをもすがる気持ちで言われるがままに手数料だと都合8回計3200万ウォンを支払ってしまう
まぁ相変わらずの韓国警察の対応でしてしまいには担当刑事から居留守を使われてしまう始末
そんな時にまた詐欺犯から電話が来て、なんと今度は詐欺犯から窮地を述べられて助けを求めてきた電話だった
 
ってことで海外に拠点を持つ振り込め詐欺集団の暴力的拠点からの情報を得つつ
ドッキおばさんの独自の捜査が始まるんですね
何せお金を返して欲しいから
そんな情報をも完全に無視する相変わらずの韓国警察の無能っぷり、詐欺集団の首謀者の方がすこぶる切れる男ですよね
 
なんと海外に拠点を持ってることがなんとかわかり、場所は中国の青島だっていうことまでは突き止めるものの
ってことでクリーニング工場の女工さんで青島に妹さんが住んでる中国語のできるオバさんともう1人観光旅行気分のお姉たんと三人で
わずかに伝えられたお店の名前を頼りに青島まで出かけるドッキおばさんの行動力ってどこからくるの
 
詐欺集団のひどい支配的な描写とおばはんたちとの明暗な描写を交互に見せながら
そう結構スリリングにそしてコメディチックに映画は進んでいくんですが
まぁ事実を元にしてっていうことで多分にフィクション化されてるとは思いますが
時折日時と地名が示されているのでそういうとこはほんもんなんでしょうね
 
犯人側の若者が全ての情報を韓国警察に送ってしまうことでおバカ警察も動かざるを得ずにドッキの担当刑事が中国にやってくるんだけど一歩も二歩も遅れるという始末
でして
さて詐欺集団には内通者から情報が入りボスはどこかに逃げる算段
追いかけるドッキ
その攻防戦がじつに面白いんだなこれが
 
ってかトーシロのおばさんが本当に金に困って行動に移ってそこまでやるかっていうお話でしたが
なんと懸賞金1億ウォンは未だもらってないというオチがついたてるのね
多分に詐欺られたお金も返ってきてないだろうに・・・
 
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・ヨンジュ脚本・監督作品
出演:ラ・ミラン、コンミョン、ヨム・ヘラン、パク・ビョンウン、チャン・ユンジュ、イ・ムセン、アン・ウンジン
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このろくでもない世界で

2025-03-21 05:05:05 | 韓国映画
まさに“This is Korean movie!”って言うほんとジメっとしてどんより重たい作品でした
まぁある意味社会の底辺に生きており、そこから抜けられずに義父のアル中DVを受けてる18歳のヨンギュ
彼が仕方なくやくざの世界に落ちていく過程が実に見事
そうそこしか彼の生きていく世界は彼の今までの人生からしても今後の人生にしてもないわけで
そこに行き着くまでのヨンギュをここまで丁寧に描ききるとはねぇ
 
そしてそんなヨンギュに過去の自分を重ねて見てるある意味半グレのリーダーであるチゴン
そんな2人がこのどうしようもない世界でなんとなく惹かれあったいく過程もまた見事ではあるんですが
彼らに血の掟というか日本のやくざみたいに血というか盃というような飲み分けの義兄弟みたいな言わずもがなの絆がないのが韓国のこう言った反社の人間たちなんでしょうかねぇ
 
惹かれ合うもののちょっとしたボタンのかけ違いというか仕事でつまずいたら
っていうか”俺の目を見ろ何にも言うな、男同士の胸の裡“って言う感性がないから齟齬をきたしてしまうのよね
しかし、義理っていうような感覚はあるようで失敗の失地回復のために義理の妹を人質に・・・
って従う妹もすごい感性
この義兄妹ぜってぇ恋心アリーナだよね
日本AVの世界観だよねこの2人は・・・
ってオープニッングでのヨンジュの暴力だって義妹にちょっかい出したやつを石でぶん殴ってるんだからね、やっぱ日本AVの世界観に間違いない
 
そんなこんなで自分を救ってくれたアニキと命のやり取りにまで行ってしまうという非情の世界から義妹と共にバイクで希望の世界に逃避行するとこで一応は終わってるんですが
これが希望への道行と取れるかどうかっていうのは・・・
実に身に滲みる作品でした
が韓国の底辺に生きる人々を描くとこんなにすごい世界観なんですね
格差社会のヒエラルキーは底辺の世界でも暴力と金の力で厳然として存在してるんですね
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・チャンフン脚本・監督作品
出演:ホン・サビン、ソン・ジュンギ、キム・ヒョンソ、チョン・ジェゴン
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DEADMAN 消された男

2025-03-17 05:05:05 | 韓国映画
ミスター韓国ノワールの1人、チョ・ジヌンさん主演作品です。
さすがのチョ・ジヌンクオリティと言いますか、二転三転する復讐劇が展開します。
なんだろうな気を抜いて見てたんで、実はよくわからんうちに映画が終わってそれも108分も尺があるんですが、そんな感じだった
ってのもまぁ闇社会でもなくほんのちょっとした金に困った男が
なんと名義貸ししたら闇の世界に連れ込まれて実社会では故人にされていたということでどこのだれかもわからぬ奴らに中国の地下刑務所に収監され
そこからなんとか這い上がってくるだけでなく、自分を戸籍上葬った人物になんとかたどり着いて
貸した名義も取り返して戸籍上死んだ人間になっていたのが復活すというだけお話
 
したがって前半は名前を売る、という闇ビジネスからとてつもない罠にハメられていく主人公を描き
後半はなんと2人の女性の手助けによって自分をはめた復讐と政治的な陰謀という二つの犯罪を暴いてくだけじぁなくてその中に家族ドラマが意外な形で絡んでくるのね

まぁこう書いて来ると実に面白い作品に見えるんだけど、ある意味闇社会での名義貸がどんなふうに使われるかがいまいちわからなかったし、何故に彼が拉致監禁されてまた変な女社長さんに助けられて
また復讐のターゲットが一緒のお姉ちゃんと組んでいくとういうそこいら韓国映画らしいノリの映画っていうのはわかるんだけど
 
そう言った経緯になっていく過程のシノプシスにちょっと油断してるとついていけなかったもんで、なんか複雑すぎて私にはついて行けてなかった作品だったかな
二度観ると伏線やプロットがよく分かるんだと思うんだけど
個人的に私は一度見た映画をある一定の時間を開けないと二度見する気がない人なので
わからないなままでも映画を見終わったらブログにしたためるって言う寸法で生きていますので書いてブログアップしてますが
 
この作品の本質はわからぬままですっていうのが今んとこ本音です(汗
 
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
ハ・ジュンウォン脚本・監督作品
出演:チョ・ジヌン、キム・ヒエ、イ・スギョン、チェ・スヨン
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殺人女優

2025-03-10 05:05:05 | 韓国映画
そうだよね、今まで色々と韓国映画見てきて覚えた一つは
韓国の警察官の拳銃は一発目は威嚇の意味で空包だって言うことでした
この映画もしっかり警察官から奪って警察官を撃った拳銃の一発目は空包でしたねぇ
これ見てもきちんと細かい部分もしっかりと本編は作ってるようだけど
この日本版のポスターとジャケ写は、多分にこの韓国版の宣材から持ってきてたんでしょうが
本国ではヒロインは拳銃持ってないですよね
そこで日本側が拳銃付け加えたのはいいけど、韓国映画で見知ってる警官の拳銃は輪胴式の拳銃ですよね
決してオートマチックじゃない
 
銃社会のアメリカ制服警察官は多様化する犯罪者に太刀打ちできるように装弾数の多いのと軽量のグロッグに輪胴式から変わって久しいけど
故障(弾つまり)のない条件で韓国も日本も未だ6連発の輪胴式の拳銃だし
韓国は一発目は空包ときてる、日本は暴発防ぐために撃針のはおりてる弾倉は空で6連発が5発でしかないのよね
 
まぁ余計なことから書き始まりましたが
そこは韓国映画実に面白い作品をまた作ってくれましたよね
酒を飲み人身事故を起こして今や落ち目となった元人気女優さん
事務所の関係で若手女優と同居生活中
 
ほぼほぼ事務所も手を焼いてる落ち目女優さんだがプライドが高いし
同居の若手が自分の悪口言って仕事を取ってきてるようなことまで耳に入ってくる始末
サイン会を開けば足の悪いファンがたった1人参加
そんな落ち込んでる時に鬱になり同居女優と激しくののしりあい
 
ついに酒に逃げて泥酔
酔いが覚めたら同居女優は包丁で滅多刺しの血みどろ死体
そんな時に知能障害の男が侵入してきて・・・
見てるこっちはこいつに罪を着せればいいだろう気を失わせて後は警察にTELで終わるだろう
ところがどっこいクルマのトランクに入れて排ガスで二酸化炭素中毒死させちゃう
 
その間になんと若手女優の死体が喪失
今度は湯船に置かれている
そこに制服警官が知能障害の男がいたって言う通報受けたって捜索させてくれって
さらに婦警さんがトイレ貸してくれって
いやまぁドキドキの展開で畳み掛けてくるサスペンス、緊張感パねぇ
ここで冒頭の話に戻るんですが婦警から奪った拳銃で今度は警官皆射殺しちゃうと言う顛末の映画ですが
その合間合間にJK時代の回想のインサートが入るんですが
これ自体実は視聴者をダマくらかすブラフでして・・・
 
まぁいろんな映像を詰め込みすぎてるのも事実ですが、それなりに面白く見られ
そこはやっぱ韓国映画だなって思わされた作品
 
エンドクレジット中の映像はホラー映画じゃないんだからいらないだろう
 
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
ユ・ヨンソン脚本・監督作品
出演:ジヨン、ソン・ジウン、キム・ヌリ、イ・ジフン、キム・ヒサン、ハン・ウンソ、ソ・ジノン
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犯罪都市 PUNISHMENT

2025-03-05 05:05:05 | 韓国映画
マ・ドンソクはこの映画「新感染 ファイナルエクスプレス」を見る前から強面で悪役やらしてもその存在感をスクリーンに叩きつけておられてよく知ってた存在だったんですが
このゾンビ映画で実に良い役を演じておられて一発でハマり
それ以来彼の出演する作品はDVD化されたものは欠かさずみていると思いますが
 
その数ある彼の出演作で唯一シリーズ化されてる作品がこの「犯罪都市」シリーズ
2017年の「犯罪都市」で無双鉄拳刑事を演じて悪をそのっていうかあの二の腕の筋肉で悪党どもをぶっ飛ばすマ・ソクト刑事
韓国だけでは飽き足らず二作目「犯罪都市 THE ROUNDUP」ではベトナムに飛び、
三作目の「犯罪都市 NO WAY OUT」では日本のやくざと鉄拳VSポン刀で戦っていての第四作がこの作品「犯罪都市 PUNISHMENT」
 
17年から4本ですから大体二年に一本の割合で製作されてるマ・ソクト刑事のシリーズなのね
どうやらこのシリーズに関してはマ・ドンソクさんは製作や脚色に絡んでおられて
彼の意見が相当反映されて作られてるようですね
 
レンタルは2月19日なんですが、セルがなんと3月5日ということで、ここまで待ってフラゲしてのまぁ3月作品扱いになってしもうてますが
いや面白かった
フィリピンの麻薬組織っていうか韓国の犯罪組織が拠点をフィリピンに移して韓国国内にばらまくって言う
そう日本の詐欺集団も拠点を海外に置いてたり、
ここ近日ではなんとミャンマーにそれこそ犯罪都市を作ってしまって中国人や日本人を拉致してきて悪事に加担させてたりとある意味現実をリンクさせた映画になっていましたね
 
今作では韓国特殊部隊出身の男でナイフの使い手が悪党
彼によって韓国IT技術者がフィリピンで殺されて、その死を悼んで母親も仇取ってって言う走り書きの遺書を残しての後追い
その母親の意志に報いるため犯人逮捕に奔走するマ刑事
今回はここきてこれまたウエッブでのオンラインカジノと電子マネーとか
アナログオヤジのマ刑事には全くわかんない事件ですが彼には猪突猛進しかなく
警察のIT班を含んでの捜査でしたが
 
マ・ドンソクには彼より強い悪党でないと映画はおもしろくないと今作では元傭兵のナイフの名手
しかし離陸寸前の飛行機内での格闘とはアイディアでしたねぇ
飛行機だと身体検査で金目の品の持ち込み不可ですからまずは何気に悪党からナイフを取り上げての鉄拳勝負
じゃどうなるかって食事用ナイフでの応戦はやはりでした
このクライマックスでのナイフ封じ手はお見事でした
 
まだまだ続くようですから続編も楽しみ
 
2024年製作、韓国映画(日本公開作品)
マ・ドンソク製作・脚色・出演作品、ホ・ミョンヘン監督作品
出演:キム・ミンジェ、イ・ボムス、イ・ジフン、キム・ドゴン、イ・ジュビン、キム・シンビ、チョン・インギ、キム・ムヨル、イ・ドンフィ、パク・ジファン
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ランサム 非公式作戦

2025-02-16 05:05:05 | 韓国映画
韓国映画の事実を基にして「極限境界線 救出までの18日間」「モガディシュ 脱出までの14日間」とか、海外で拉致されたり、内戦に巻き込まれたりする韓国国民を救助したり脱出させる映画は面白い
本作は、ベイルートのレバノンで拉致された外交官を救おうとする話だが上記の二作品とはちょっと違う
そうなんです韓国外交官がギャング集団に拉致されたのは実は全斗煥大統領の時代っていうことで未だ軍事政権化にあった韓国だったし国内ではソウルオリンピック開催前での民主化傾向にもある時代だったためギャング団から身代金の要求もなくて韓国外交部でも家族を国内に帰還させるものの
拉致された外交官は忘れ去られた存在であったが
 
拉致されてから1年以上経ったある日に消えた外交官から秘密の暗号による電話がかかりそれを受けた一人の外交官がアメリカ赴任を条件に救出活動を行うことに・・・
まぁ時代的にテロ組織というよりはギャング団でありさらに内戦下にあるためにお金を得て身代金とベイルート軍の両方に頼れずに金で動く傭兵軍団に守られて救出にあたるんですが
 
現地にいる韓国人のタクシー運転手と悪戦苦闘しての救出作戦が始まるものの工面した金をこの運転手に奪われたりといろんな艱難辛苦を乗り越えて命の危険を潜り抜けていく中で
この泥棒猫の運転手と友情を温めつつ拉致外交官をきっちりと確保して
さらにレバノンからいかに脱出するか
韓国からは軍需政権ですから資金は止められたりで
 
まぁコメディタッチでいた二人ですが外交官を得てからは実にシリアスになってゆく展開が見事だし二人のバディ感も映画として実に素晴らしい
銃撃もあるしカーチェイスもあって娯楽映画としては一級品の作品でした
こういう映画を作らせると実にうまいよね韓国映画は

救出作戦自体はそういう政権下ですから副題は非公式なわけね
最後の方にはそれなりの感動場面も用意されてたり
この映画は男同士のバディのお話となっていましたねぇ
 
2023年製作、韓国映画(日本公開作品)
キム・ソンフン監督作品
出演:ハ・ジョンウ、チュ・ジフン、バーン・ゴーマン、マルチン・ドロチンスキ
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憑依

2025-02-10 05:05:05 | 韓国映画
韓国映画で邦題が「憑依」とくればそりゃ徹底的なグロテスクホラーを期待しちゃいますよね
そういう意味でもジャケットの絵もそういう作品であるとあえて寄与させての映像かって思わせて置いて
いざ蓋を開けてみれば、なんと爆薬やら血糊やらを使って人(お金持ち)を騙して金儲けするインチキ祈祷師の除霊の顛末を前半に見せといて
 
こういう作風でコメディ調にいくんやって思っていたら
次なる依頼からなんと本当に悪霊が出てきての、そしてこのインチキ祈祷師が実は・・・だったって言う展開から
シリアスな悪霊払いのプロットになっていくって思わせといて
 
この悪魔祓いがいつの間にやら剣戟アクションに変化して
さらに本物の悪霊払いの映画に帰結していくと言う
実に変化に富んだ作品でこう言ったシノプシスで映画を作れるちゅうのはやっぱ韓国映画だなぁって思わせてくれる作品だった
 
まさか天女様まで登場させてくるファンタジー作風でもあるんですが
実はこの映画ある意味ヒロインがいないと言うちょっとした瑕瑾があるんですが
そう主人公が実はアイドルさんらしく、彼を見せると言うか
彼を見るために作られてた作品だったようで
そういう意味では女性に優しく怖いホラーも実に薄味なんですが
 
インチキ祈祷師が実は・・・って言うプロットもそう言う意味でのことだったのね
さらになんかこの作品これで一応はお話としては完結してるんだけど続編ありきみたいな終わり方だったし
ヒットしたらシリーズ化していくのかなぁ
 
韓国映画でってことでもうちょっとホラーホラーした恐怖映画を見たかったんだけど違う意味で目まぐるしい展開が奇想天外なとこもあったりで面白かったんで
これはこれでアリな作品でしょ
 
2023年製作、韓国 映画(日本公開作品)
キム・ソンシク監督作品
出演:カン・ドンウォン、ホ・ジュノ、イ・ソム、イ・ドンフィ、キム・ジョンス、パク・ソイ
コメント (2)
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