
これもヒューマントラストシネマ渋谷の恒例企画興行<未体験ゾーンの映画たち2021>で上映された一本ですが
思っていたのと違うくらい全くエロくない作品だったのが個人的にちょっと残念
真っ白い部屋で目覚めたヒロイン“ここはどこ?私はだれ?”ってことで
記憶も全くなくさらに脚の靱帯を切られてて足が動かないし痛烈に痛い
そこに現れた謎の男“僕はトム、君を誘拐した”
“君の名前はルビーで、僕を好きになるまで君をここに監禁する…”
って、状況説明してくれて
ヒロインと観客に状況が説明されて
映画はこの白い部屋でヒロインを映しているだけのワンシチュエーション作品
とんでもない愛の告白されたヒロイン
記憶喪失してて、自分が誰かさえわかんないし
変なこと言うトムに一応“レイプしたの?”って聞いてしまうくらいですが
意外とトムくん誘拐した割にはレイプしてないようで“好きになってくれる”まで肌には一切手を触れないと言う
ある意味変態な男でもあるようで、三食に二日に一回の体拭き、さらに靱帯を切ってるからトイレの介護となんと甲斐甲斐しいサポートぶり
ある意味変態な男でもあるようで、三食に二日に一回の体拭き、さらに靱帯を切ってるからトイレの介護となんと甲斐甲斐しいサポートぶり
希望の品は届けてくれて、その中に自分の記憶にある一冊の本が届けられて
そこになんらかの自分に当てた自分からのメッセージが
ハンドバッグがあり、一応中身を調べてIDとかで自分を確認するが納得できてないようで
コンパクトがあり、その鏡を割って武器の一部にして隠し持つと言う知恵は記憶がなくても働くようで・・・
どれくらいの日数が経過したのかは、切られた靭帯の治癒状況で時間経過が判るように作られてるとこは丁寧ですが
なんとなく長期二人で過ごしてるうちに、トムが恋人だったような記憶が戻り
彼との愛の営みもどことなく思いだしてきたような
そんなこんなで彼を受け入れるヒロインでしたが・・・
ここでようやっと使用された鏡の欠片
トム之首に刺して、ようやっとこの白い部屋から抜け出したヒロイン
はじめての外界に触れて気を失う
再び気づくヒロイン、今度はとどこかの病院のベッド
また記憶を失ったようで、そんなヒロインに医者は記憶を失ってるようだと告げる
記憶喪失のヒロインが、自分を誘拐した男性と過ごしてるうちに
実は恋人かもと思い込むものの信じられず
相手を殺して逃げたけど、気づいたら記憶喪失で病院にいたと言う
まぁなんというか、謎が謎を呼び謎のまま終わるお話だったようで
ヒロインはこのまま記憶喪失の無限ループの世界を彷徨うのでしょうか
実に不可思議な作品だった
2018年製作、イギリス映画
エドワード・パーマー脚本・監督作品
出演:イングビルド・デイラ、ジョナサン・コッブ、トム・リンカーン、スチュアート・モーティマー、フランク・ベル

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