MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

くノ一淫法 百花卍がらみ

2023-06-30 20:06:40 | 邦画
1974年製作の日活ロマンポル初期作品
この時代ロマンポルはいわゆるピンク映画に対抗して
まずは低予算でのピンク映画では絶対できないだろうと、日活の床山、衣装部そして大道具と更にスタジオをフル活用できる強みで
ポルノ時代劇を作っていた時代
そんな中で更に後述されてるキャストを見てもらえればわかるとは思いますが
ここ2年で認知された日活のロマンポル出演女優総出演の感が強い作品
ある意味盆か正月のオールスター作品といったところかな
 
なんと当時流行していた山田風太郎先生もどきの性戯忍法を駆使してのくノ一映画ですが、原作なしの武末勝オリジナル脚本で風魔一族と伊賀忍者との秋月藩をめぐる忍者一族の存亡をかけた戦いを76分の尺にまとめているんですが
この時代今様のR -18指定作品ではあるんですが、何せ時代が時代だった関係でコードが今よりかなりキツかったようで
今ではOKの腰接シーンになると全てボカシが入るんですね
これだけ入ればこのまんま衛星劇場ではこのオリジナルのままR -15作品としてのOAが可能でしょうねぇ
ってことで切り口の別な作品は今作に関してはありませんです。あしからず
 
幕府が秋月藩取り潰しの名目で家斉公の娘を下げ渡されて、そのお姫様にお子ができぬと取り潰す口実に送り込んでくる
江戸家老はなんとか姫に子宝をと風魔一族にその手助けを依頼するが
取り潰し側の公儀隠密伊賀ものを使って風魔と対峙させ
伊賀と風魔の性戯を尽くした風太郎先生もどきの忍法合戦がオールスターキャストで繰り広げられる作品なんだけど
こんだけって総勢9人のロマンポルノ作品の一本を仕切れる女優さんたちの無駄遣いとも言える使い方が実に豪華なだけで
 
ある意味そのためにシノプシスの焦点がボケてしまって見てるこっちは目だけで楽しむ方に注意が向いちゃってもうシノプシスはどうなってるのやたらがはっきりしなくなる作品だったけども
宮下順子さんがやっぱり芯なんでしょうねぇ
衝撃的なラストシーンはまるでホラー映画も真っ青
 
*調べたら1974年8月3日公開のやっぱお盆映画でしたねぇ
 
1974年製作、日本映画、日活ロマンポルノ作品
曽根中生監督作品
出演:宮下順子、片桐夕子、山科ゆり、梢ひとみ、坂本長利、榎木兵衛、長弘、島村謙次、谷本一、雪丘恵介、浜口竜哉、清水国雄、叶今日子、二條朱実、丘奈保美、大山節子、ひろみ麻耶
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

2023-06-30 05:05:28 | 洋画
どうなんでしょう、これを見るためにレンタルの枯れ時っていうのもあって
更に13年前の第一作って言うこともあって、もう完全に前作のに内容忘れてて
更に未公開ロングバージョンっていうことで昔購入していた未公開映像を16分追加したのと同じく9分追加した2本と劇場公開版の三種類の「アバター」を同梱されてるBlu-rayの「アバター エクステンデッド・エディション」を探し出して来て
16分長い178分の作品を一応予習しておきました。
 
のでまずは主人公のアバターの元になってたジェイク伍長って下半身不随だったのと
もう人間ジェイクは一作目の大戦争でついに博士と共にパンドラに永住するっていうのがわかるものの
人間ジェイク伍長は今作ではどっかに行っちゃったよねぇ
そして博士も死んだようで
そんな博士を演じていたシガニー・ウィーバーもこの作品では亡くなってることに
っていうのにクレジットされてるのは・・・
そう若い娘キリとして原住民の娘として出演されてんですね
 
そして伍長は人間を捨ててアバターのまま族長の娘ネイティリと結婚してなんと男女5人の子持ちとして森の住人として原住民のままの姿で生活していたのね
そこになんと前作死んだ大佐がこれまた遺伝子操作によってブルーの原住民の体に蘇らせられて大佐が再びパンドラに侵攻してきて
過去の怨念を晴らすために伍長を執拗に追い詰めてくるため
そして森にいづらくなった伍長一家は、家族を守るために森から海の住民の地に逃れてそこに住み着くから
 
勝手に自分の家族を守るんだって流れついた一家族のために海の原住民たちが侵攻の被害に見舞われるっていう
ある意味ハタ迷惑なお話で紡がれる今作でして
前作はパンドラの各原住民たちが大集結して地球人との全面戦争をクライマックスにしていましたが
海の原住民と一家族で地球人と大佐との個人的な戦いの映画になんと今作は192分の尺
まぁそういうことで中盤ちょっとダレ気味なとこはあるものの
 
海の景観や海の生物たちとの交流とかの映像でいろいろ見せてくれていたし
戦闘としては1家族とのに戦いではあるものの、空に陸に海上更には海中へと戦闘箇所が目まぐるしく展開されていくとこはかなりなケレンになっていましたねぇ
まぁ映画ですから勝つ方は決まっているんですが
モンキーがなんと大佐を救出しておりましたので更に続編作る気満々な終わり方でしたねぇ
 
それにしても一本の映画で3時間超えは結構きついよね
更にFox映画ですから、ディズニーでの配信以外はセルですしFox映画のセル版Blu-rayにはデジタルコピーはついてないし
こういう一方的な商法はやめて欲しいよね
クソ暑い中新宿まで買いに行かねばならないし・・・
 
2022年製作、アメリカ映画
ジェームズ・キャメロン製作・共同脚本・監督作品
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレット、ジェマイン・クレメント、ジョヴァンニ・リビシ、クリフ・カーティス、クロエ・コールマン、イーディ・ファルコ、ジョエル・デヴィッド・ムーア、トリニティ・ブリス、ブリテン・ダルトン
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終わりが始まり

2023-06-29 20:08:28 | 邦画
今月のライツキューブのリリースでは見たいなって思わせられる作品が多くリリースされており
この作品も積極的に日本映画を見ていこうと言う企画で視聴した作品
一応R -15指定ちゅうのもあったんですが
見事にこちらは肩透かし食らうような表現でした
っていうかたった1人脱いでおられる日南響子さんはちゃんと脱がれる女優さんなのに
っていうか実に撮る角度がうまくて実にその部分では消化不良になる作品
 
この作品も2021年に製作されており一昨日見たライツキューブからリリースの「空のない世界から」同様、ヒロインは電気街アイドルだった峯岸みなみさんが、一応ヒロインを務めております
レンタルでもこのような作品はほとんどレンタルされないだろうって個人的な思いは甘かった
そうGEOさんでは任侠ドラマ同様ライツキューブ作品は買取なんですが一応入荷してくれており実に個人的には助かっておるんですが
そこは痩せても枯れてもスキャンダルに塗れていても峯岸みなみさんってことで私より先にレンタルした人がいたんですよね
ってことでちょっとだけ遅れ気味にようやっとブログにてにアップすることができましたが・・・
 
新宿の歌舞伎町で夜のお仕事って言っても黒カラスのスカウトをしている主人公
ちょっと女にはめられて美人局に
その美人局のホステスに日南響子さん、なんも見せない濡れ場シーンにR -15かよって言うような演出やめて欲しいよね
せっかく脱げる女優さんを使われているのにねぇ
で美人局を仕掛けてきたヤクザの兄気分に多分客演なんでしょうねこのシーンだけでの原田龍二さん
引き絵で撮られてて最初は誰かわかんなかったけど、声で理解しました。
 
なんとか後輩の機転で難を逃れた主人公の柏木はその日から誰かに見られてるような感覚に付き纏われつつも
後輩の矢口と今は堅気の正業についてる加護ちゃんと
そして元キャバ嬢で今はOLしてる峯岸みなみ演じるマイコたちと交流しつつ夜の町を流されて生きている
そんな中でマイコは中年の男に惚れ込んでしまい結婚しようと言う話にのめり込んだ末に
周りは危惧していたことが当たり、自死寸前のとこを柏木と加護に命を救われる
 
そんな中で柏木にステージ4のガンが見つかり
故郷に帰ろうとするんですが、オープニングの美人局の連中に加護ちゃんが殺され
更に友情を育んできていたと思っていた後輩の矢口によって柏木が美人局にはめられたこともわかって
過去に矢口の彼女をスカウトしたことから、彼女は夜の世界からの洗礼を受けてこれまた自死しており
その仇の機会を矢口が狙っていたって言うことで・・・
 
夜の世界で蠢く男たちとその世界で泳ぎ回る女たちの、女としての幸せって結婚なのかって言うような世界観を
中野って言う地域で活写した作品
最初はあんまはまらないシノプシスでしたが後半からは結構のれた作品ではあったものの
一体何がいいたかったのかは最後まで私には分からない作品でした。
 
2021年製作、日本映画、「終わりが始まり」製作委員会作品
中前勇児脚本・監督作品
出演:根本正勝、峯岸みなみ、前田公輝、高崎翔太、日南響子、松浦祐也、財木琢磨、神永圭佑、小林亜実、沖なつ芽、鈴木ふみ奈、藤木由貴、鈴木秀人、水野透、岩永ひひお、渋谷南那、森カンナ、舟木 幸、原田龍二、小木茂光、村上 淳
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女

2023-06-29 05:05:51 | 韓国映画
これは楽しい韓国映画だった
ガーリーアクションにいわゆるヒロインをドライバーとして配しているのでカーチェイスを加味して一時もモニターから目を離せない作品だった
韓国映画だからかって断言しちゃってもいいんだろうが相手が女だろうが子供だろうが園バイオレンスのベクトル自体にしてもある意味半端ない
これが韓国映画なんだよねぇ
 
ヒロインはいわゆる表の世界でも裏の世界でもどっちでも依頼された荷物は相手の希望通りに運び届けるというドライブテクニックにも、追っかけてくるクルマをまくテクニックから地形にも地図にも精通している。副題にあるように依頼された荷物を届ける事に関しては“成功率100%の女ドライバー”
そう更に賭け言葉でもあったようでドライバー一本で必要に応じてそこいらのクルマを盗み、かつエンジンまでかけてしまうという技術を兼ね備えたヒロイン
 
オープニングのにつかみで彼女のテクニックの全てを見せといていよいよ本題に
そこにはなんと荷物としては親子だったものが、彼らが隠して持ってる300億ウォンの貸金庫の鍵を狙う一味に目の前で父親を殺されてしまったヒロイン
荷物はこれで完全にお子様1人って言うこれまた文字通りのお荷物になってしまう
産みの母親からも見放されて孤児となってしまった少年を追う一味はなんと警察特捜班の親玉で
こいつもしつこいくらいかなり頭のいいやつで組織を利用しつつ追いかける
 
この連中から追跡を躱していくものの敵もさるもの警察組織をフル活用ですし
そして彼のバイオレンスも半端ない訳で少年の父親をバットで撲殺したり
クライマックスではヒロインのアジトに乗り込んで
そこいらのヒロインのファミリー的な仲間たちまでをも平然と殺していく
 
途中でわかるんですが、このヒロイン脱北者だったようで
そういうことから更に悪徳警官とはわからないから脱北者ってことで国家情報院まで彼らに情報渡すは更に一緒に彼女を追ってくる始末
 
あんまりいいたくないんだけどクライマックスでヒロインは悪徳警官と一緒にあのまま死んでほしかったなぁ
っていうことだとあの少年の手紙も映画としては実はかなり生きてくるんだけど
柳の下に泥鰌って言う興行界の常で続編作ってもいいかなって言うことで
ハッピーエンディングになっていたんだろうなぁ
 
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
パク・デミン脚本・監督作品
出演:パク・ソダム、ソン・セビョク、キム・ウィソン、チョン・ヒョンジュン、ヨン・ウジン、ヨム・ヘラン、パク・テミン、オ・リュン、ホ・ドンウォン
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姉妹OL 抱きしめたい

2023-06-28 20:08:41 | ピンク映画
もう6月も終わろうとしていますねぇってことで日本映画専門チャンネルでの企画でプログラム“おとなの桃色シネマ白書”これを片付けておかないと上半期も終わらないってことで・・・
 
 
今月のまずは1本目は田尻裕司監督の「姉妹OL 抱きしめたい」という作品
なんとピンク女優さんの草分け的な存在である乱孝寿さんがピンク映画の不文律である3人目の裸見せる女優さんだったのね
っていうことらしい
らしいっていうのはOAではこの作品の肝ともなる熟年夫婦のセックスシーンが今作でのOAでは全面カットされてたようなんですね
 
っていうことでタイトルにもあるように出会い系チャットでその日の夜の相手を探す姉(金井悦子)、脱サラして農業をしたいという夫を持つキャリアOLの妹(中川真緒)、
更に熟年でアル中で夫を捨てて家出してしまうこの姉妹の母(乱孝寿)
そんな3人の女たちに翻弄される男たちの姿を描きつつ
ある意味壊れてしまった家族のそれぞれの再生を描いた作品だったのね
 
ってことで脚本を書いたのは西田直子さん
実にリアルな感性で描かれたある意味ピンク映画って形で作られてるけども女性映画として見てられる作品で
濡れ場も女性が日頃抱えている問題や悩みとしての必然
さらにさらに彼女たちの再生としての姿を描くために必要不可欠な要素であるため
こう言った作品はピンクだからこそできたっていう逆説的な作品でもあるんでしょうね
 
そう言った意味でも乱孝行寿さんの濡れ場がカットされてるのは映画としては未完成として中途半端な終わり方でしかなく
この作品の本質から外れてしまったような気がするけども・・・
DVDが過去に発売されてるようなのでいつか見つけられたらちゃんとした作品として見てみたい

切り口の違う記事はコチラ
 
2001年製作、日本ピンク映画、国映作品
西田直子脚本、田尻裕司監督作品
出演:金井悦子、中川真緒、乱孝寿、野村貴裕、松原正隆、伊藤猛、佐藤幹雄、伊賀哲也、足立建夫
 
 
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メガ・ハリケーン

2023-06-28 05:05:41 | アジア映画
ジャケットで借りてきますからねぇ
この絵面ですから円盤かけて初めて知りましたよ、この作品中国映画だったのね
さらに邦題は”ハリケーン“だし、一杯食わされたって思いねぇ
ところがギッチョンチョンでして
最近の中国映画はVFXやCGに長けてきており
じつに見応えのあるディザスターパニック映画に仕上げているだけでなく
この嵐の中で娘がさらわれてお父さん奮闘努力で壊れかけ寸前の家族愛を取り戻すといった作品
 
ディザスターだけでなくそこに誘拐拉致監禁された娘にも台風が情け容赦なく押しかけて
娘の命までもが風前の灯火っていうプロットの積み重ねで、パニック映画とサスペンスミステリーの二重の構造になっていてある意味拾い物の作品でもありましたかな
そして中国映画ですから80分弱の尺に収めてくれてますから無駄なシーンとかプロットがない部分単純に楽しめるというじつに私好みの作品でもありました
 
台風の中、家族で車で旅行中の救助隊員であるイーファンとその長男長女に奥さんという4人家族
彼等の前を走っていた車が風雨によって崩れてきた石によって崖下に
救助を優先し被災者を助けようとしたために
なんとイーファンの息子が救助中の彼の目前で崖下に落下していき・・・
そして10年、今では救助隊を辞めて自動車修理工場で働いてるイーファン
今日は娘の成人式で、彼はその祝いを持って会場に出向くが
なんと中国は未曾有の大型台風に襲われている最中
 
一方奥さんは公害調査員をしており、過去に自分のちょっとしたミスから息子を死なせた自責に苛まれており
家庭を顧みず人命救助に明け暮れてた夫にその捌け口を求めていたし
娘もちょっと兄の死の影響もあって父親を疎んじてる部分もあって
家族は完全に崩壊寸前だった・・・・
 
そんな中で公害検査員の許可証というか認可を得られないと破産する公害化学工場のワン社長
どうしても検査員主人公の奥さんのサインと印がいるために娘を誘拐して脅してしまうという強硬手段をとり
台風直撃の中でクレーンが倒れてきた現場で娘を人質になんとかサインをさせるが
台風直撃を心配したイーサンと携帯が繋がり娘の顛末を知り
まずは奥さん救出に向かうものの
なんとか間に合うが彼等を襲うのはなんと強風に煽られて外れた巨大観覧車
 
さらに拉致されて地下室に閉じ込められた娘さん、一応恋人らしき男性と一緒に閉じ込められている地下室のパイプが水圧で外れて縛られた2人は水没していく・・・
さらにこの化学工場ではタンクが飛来物で破壊され毒ガスが撒き散らかされてみたりと
VFXでの見どころ満載の作品でしたが
 
最後には娘も助かって家族愛もとりもですことができてめでたしめでたし
ほんと最近の中国映画は娯楽に徹してVFXを使ってきてますから
映画においても世界に冠たる中国になりつつあるような気がする
ただまぁ出演者の台詞が実に喧しいのは相変わらずですからねぇ
これだけ何とかすればいずれ販路は全世界に行けるかもね
 
2022年製作、中国映画(日本未公開作品)
シュー・シーシン監督作品
出演:リウ・グワンチェン、ニー・メイシー、ソン・ヅゥチャオ、ソン・チン
 
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空のない世界から

2023-06-27 20:08:36 | 邦画
日本映画を積極的に見ていこうという企画と、監督が顔面最凶小沢兄弟の弟さんである
もうわたしにはあまりにも馴染みすぎてる弟さんの方の小沢和義さんが
普段慣れ親しんでる反社の世界観とは真逆な市井の人を活写した作品
それもテーマとしては”無戸籍者“を扱った、ある意味社会派的なドラマを作られたみたい
 
ある意味本筋には全く絡んでこないチョイ役に実兄である最凶顔面小沢兄貴と
今や任侠ドラマを1人で背負って立っておられる感の強い本宮泰風さんを使われているっていうのに興味惹かれての視聴でした
何せ本宮さんはメガネ制服警察官でしたもんね
っていうことで暗く重たい作品ではあるんですが悪人は1人も出てこない映画
 
私個人的には20年くらい前までのハロプロアイドル世界に多少ハマっていたこともあるのですが
現状AKBを代表とする電気街アイドルたちから現在の坂道グループにいたるアイドル群には全く疎くなってて
主演の兒玉遥っていう女の子がなんとHKTの一期生だなんて
本編に付録としてついてきた舞台挨拶の特典映像を見るまで全く知りませんでした
で一応調べてみたらなんと北海道文化放送でローカル連続ドラマとして作られた「日本統一 北海道編」にも出演されていたんですね
 
全然気づきもしませんでしたねぇ、更に本宮さんと窪塚さんとはそのシリーズでは一つ画面の中に納まった形でも共演されてるいたんですね
いろんなとこで役者さんは繋がっているんですね
 
DV旦那の暴力から逃れて臨月のまま夫から避難を求めたとある町のラブホ
そこに助けられて無事子供を産んでそのまま隠れるようにそこにすみついて6年
生まれた娘は就学を迎える6歳になるものの
夫に居所わかるとヤバいってことで出生届けも出してなくここまでラブに住みついてしまった主人公の
 
ラブホのマネージャーの窪塚さんはLGBTのGのお方
ベトナムからの多分違法就業の留学生に支えられ
そして無戸籍でも就学できるっていう裏技を教えてくれる元公務員の立ちんぼ佐藤江梨子さん
更に近所のスーパーのパートのおばちゃんの根岸季衣さんたちに援助されて
娘の戸籍回復とDV夫と対峙する決意に至るまでの主人公の心の動きを丁寧に描いてる作品でした
 
ここいらの女性心理の動きはやっぱり女性脚本家のシノプシスですよね
それを暖かく受け入れてくれる主人公の周りの人たち
みんないい人ばっかで
一応そんな人間関係を暖かく細やかに演出できる小沢弟さんの監督としての力量が凄かった
小沢さんの監督作は任侠ドラマでしか見たことなかったから余計和義さんの引き出しの多さを知ってビックリな作品でした。
 
最初はわかんなかったんですが、後半になると衣装の関係からですが兒玉遥さんて
わりかし巨乳の範疇に入るお方だったようですね
そういう意味では目の保養にもなった作品。でこう言った演出も小沢さんのプランでしょうかねぇ
64分しか尺がないんで簡単に見られる作品
 
2022年製作、日本映画、ライツキューブ作品
梶原阿貴脚本、小沢和義監督作品
出演:兒玉遥、つむぎ、佐藤江梨子、上村侑、根岸季衣、本宮泰風、小沢仁志、窪塚俊介  
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ザ・レイク

2023-06-27 05:05:13 | アジア映画
なんとタイ産の怪獣映画
ったら先月も「リザード」って言うタイ産の巨大蜥蜴のモンスターパニック映画見ましたやん
であちらは単純にモンスターパニック映画でしたけど
 
こちらの作品は製作的には「リザード」より以前に作られているんですが
どこかいわゆるモンスターパニック映画とは一線を画しているような作品でして・・・
そうなんですよなんか宗教っぽかったり、姉弟とか親子愛が、そう怪獣側にもそんな家族愛みたいな感応があったり
さらに・・・
 
ってことで、デカいタマゴを拾った少女が失踪し、その姉と兄の姉弟が少女の消息を必死で探す一方で、湖から巨大な怪物がいきなり出現!
もうオープニングから怪獣映画のセオリー無視で怪獣が出現して人々を噛み殺しまくる、そう水海で噛まれたのは少女の妹を探す兄なんですが
この人噛まれて口が利けなくなったら怪獣と感応して見せるんですよね
 
一方怪獣は怪獣で人々を噛み殺しつち近隣の街を恐怖のどん底に突き落とす
警察も出てくるものの一般の怪獣映画と違って銃で撃退するわけでもなく・・・
さらにもう1人刑事さんが登場してなんと停学になったJKの娘連れて怪獣との捜査にあたって卵の少女を救出するものの、その少女を庇ってか?刑事の娘は怪獣に命を奪われてしまい・・・
 
一応怪獣騒動がおさまるもののなんと警察の発表は嗤うしかないんですが
そして平穏になって5年後
意外っても見てるこっちにはなんとなくわかったようなわからないような宗教的な結末を示唆して映画は終わるんですね
 
そんな怪獣映画の人間ドラマ部分では先にも書きましたが
喧嘩ばかりしてた父娘が娘の危機に際して命がけで守る父の姿と娘の仇を撃とうと職を辞して怪獣を探し回るとか
姉妹のため人々のため命を捨てて怪獣と感応してしまう男とか
怪獣たちが暴れまくったのは卵を守るためだったって言うように
人間もう怪獣もなんと家族愛がテーマとして一本の芯として貫かれていた作品だったんですね
 
まさかこれほどベタでもそれはそれでアリ?の作品だったようですが
とはいえ、モンスターパニック映画としてはCGとVFXがしっかりと出来てるなって思ったらエンドクレジットでは中国の映画会社名がクレジットされてて
あの研究者たちの男女そういや中国語だったんだ
タイ映画にまで中国資本が入る現状を見せつけられた気がする
 
2021年製作、タイ映画(日本未公開作品)
リー・トーンカム脚本・編集・監督作品
出演:ティラパット・サジャクン、スシャー・マーナイン、スパンサ・ウェドカマ、ビタヤ・パンスリンガム、タナチャット・トゥンヤチャット
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日本統一外伝 山崎一門8 警視庁VS山崎一門

2023-06-26 20:08:26 | Vシネマ
いつも楽しいおふざけ「日本統一」スピンオフシリーズの「日本統一外伝 山崎一門」ですが
今作では最近小手山雅に代わって翁長という沖縄出身で悠成会を仕切ることになった芸名からして沖縄出身と思われる喜矢武豊を主人公に迎えての“山崎一門”シリーズの第8弾
 
まぁ氷室さんと田村さん除いて山崎一門の面々にそれぞれスポットを当てて作ってきたこのシリーズですが
なんと一門衆8人ですからこれで終わりかって思ったら
昔の日本の興行界の不文律のしきたりを踏襲してでしょうか
なんとホラーっていうか夏の怪談噺として8月に「日本統一外伝 山崎一門9 世にも奇妙な山崎一門」ってのまでリリースされるようですね
どこまで続くのかこの猥雑感が半端ない「日本統一外伝 山崎一門」シリーズは・・・
 
ってことで今作ですが悠成会加須支部に賭場の上りを盗みにバルクール強盗が入るものの
朝はやく上りを本部日本届けるために翁長は現金だけは別口で預かっていたものの
金庫に大事にしまって置いたトラの俠和会の金バッジと氷室から直に翁長がからもらった俠和会代紋を象った純金カフスを盗まれてしまった翁長が
その二点の回収に孤軍奮闘するっていうお話に
 
翁長の沖縄での過去のヤクザにならざるを得なかったていう
厳然として沖縄人を苦しめてる日米地位協定のお話を絡めて
強盗にならざるを得なかったバルクール兄弟とその妹との因縁話に
悪徳警官が絡んで展開される71分のお話
 
シノプシスの因縁話が今作ではちょっといいお話だったので
一門のシモネッタのに与太話はちょっと控え目でしたが
このブログ書こうとして今作のこの作品に関してのミスを発見
 
大体加須の事務所に泥棒が入り
その後ろで糸を引いてる○暴刑事っていうことなんだけど
ってことでこの刑事どう考えても埼玉県警やろ、あの氷室さんの事務所は都内某所らしいけど・・・
なのに副題は“警視庁VS山崎一門”ってなってる
警視庁が絡んできて“警視庁VS山崎一門”っていうのは現在進行中の本筋の「日本統一」の方だよね

まさか村田さんがミスったってわけではないですよね
って村田さんもライツキューブでの任侠ドラマ「日本統一」日本「極道の紋章レジェンド」と彼だけでライツキューブの屋台骨支えてるのに
さらにスピンオフ作品に連続TVドラマ2シリーズまでですからねぇ
おつかれ気味なのは分かりますが・・・
 
2023年製作、日本Vシネマ、ライツキューブ作品
村田啓一郎脚本、辻裕之監督作品
出演:喜矢武豊、舘 昌美、北代高士、中澤達也、本田広登、川﨑健太、勝矢、岸田タツヤ、丞威、菅原卓磨、神谷春樹、村山優香、山口祥行、本宮泰風
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ファミリー・プレイ

2023-06-26 05:05:41 | 洋画
なんかよくわからん映画だった
一応<未体験ゾーンの映画たち2023>にエントリーされた作品がDVDリリースされたら極力見るようにしてる関係での視聴だったが
全く持って意味不明、最初っから最後まで理解不能な作品だったけど・・・
 
オープニングなんとなくこれは事実みたいなようなテロップ
もうなんだったか覚えていませんし、もう一回いくら冒頭とは言え見る気も起きないのでおぼろげに書いちゃいますが
現実アメリカ人だったらなんだかわかる事件をチーフにして作られてる作品だったのかもしれませんが、見終わって調べてもなんの事件かも全く出てきません、したがってさらに他国人には全く理解不能な作品としか言いようがない
だって元がわからないんだから
 
とにもかくにもオープニングガスマスクを装着した少年と父親?が逃げる少女を追いかけて森の中で捕まえてバールで殴り殺してしまうところから始まり
カットが変わると1人の少女が拉致されて被されてた袋を外されて“今日からお前は娘であり姉になるんだ”
って原題が「daughter」そうなんですよ邦題にも表されてるように
実は赤の他人?で構成されている父母息子姉の擬似ファミリーを作って幸せなっていうか典型的なアメリカンファミリーを作りたかったのかもしれませんが
 
もうこのお父さん到底正気の沙汰とは思えません、家の外の外界は汚染されてると言った設定になってるようで
冒頭の殺されたお姉ちゃんはこの擬似ファミリーに耐えられなくなって逃げて殺されたようだってなんとなく見えてくる寸法
ですがカルト集団ではなくなく単なるファミリーを構成したかったようで
まぁ命大事ですからヒロインは従うフリして自分のいのちを守りつつ姉として娘として従って生き延びていく過程の中で
 
少年と交流していく中で父親も母親も本当の夫婦ではないって見えて来るんですね
時代が7、80年代のアメリカってわかるようになんと16mmで撮影していたようですね、このデジタル時代に敢えて
そこまでこだわる割にはかなり大雑把で説明不足なプロットでして
映像としてはこちらに提出されるものだけで判断せねばならないのはいいとしても
世間が汚染されてるてるなんてフルフェイスガスマスクして汚染から守っていたのか
あの息子の血清は一体なんのためだったのか
さらに最終的に母親はこれまたなぜ突然逃げ出したのか
息子はなぜに父親を殴り殺したのか、あまりに唐突過ぎて唖然呆然の中でいきなりエンドクレジットに突入しちゃうんだもん・・・
 
ほんまようわからん作品でしたわ
 
2022年製作、アメリカ映画
コリー・デション脚本・監督作品
出演:キャスパー・ヴァン・ディーン、エリーズ・ディン、イアン・アレクサンダー、ヴィヴィアン・ゴー
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