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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

メビウスの悪女 赤い部屋

2021-05-05 23:25:34 | 邦画
2020年の<ホラー秘宝まつり>で上映された一本ですが
どうも出品母体を間違えたンじゃないでしょうか、ホラーっていうよりもエロス作品でしかないといえる作品でしたねぇ
これでこのBlu-rayR−15指定でいのかなっても言えるような
そうつまりは濡れ場での腰接部分が何度か映り込んでしまってるし
グラインダーでなければOKなのかしら映倫さん?
ま、いいかこんだけ清水楓が体張っているんならば
 
乱歩の『双生児』が原作だそうですが、かなり前に読んでいるけどり何も覚えてないんだけど、記憶違いならごめんなさいだけど原作は男子双生児のお話だったような・・・
 
ってことっで清水楓さんって、個人的にはお初なお方なんで
見終わって調べたらグラビアアイドルさんだったんですね
そんなシロウトさんを二役での起用って思い切ったことをしますが
最近の日本映画で脱げる女優さんは皆無ですからねぇ
こう言った形でもちゃんと映画で脱いで濡れ場を演じてくれるなら、
ってもう憂いしかないんですけども・・・ま、いいかちっぱいだったし
 
要は双子の入れ替わりという設定だけを乱歩から頂いたオリジナル作品だということでしょうか
赤い部屋っていうところに仮面の男女が集まり、顔と正体を秘匿して己の犯罪を告白するとこもちょっと原作からでしたっけ
地味な妹が、順風満帆の姉を妬ましく思う気持ちから、玉の輿に乗っかった姉を殺して入れ替わったら・・・
っていうお話を赤い部屋で告白するシーンが何回か挟まれる
この仮面の紳士淑女たちに女優陣はわかんなかったけど木下ほうか、柳憂怜、波岡一喜が演じているんですが、恥ずかしながらエンドクレジット見るまで波岡一喜が出ていたなんて気付かなかった、木下ほうかさんに柳憂怜さんはすぐに分かったんですが・・・

姉に非があるわけで無く、母親の無意識な比較から植え付けられた妹の劣等感から起きる事件ですが、個人として一人っ子である私には兄弟姉妹の確執とかはよくわかんないんだけども
こんな気持ちになるんですかねぇ、殺しちゃえって
殺人自体予想しないことが起きるとこにちょっとしたスリルはありましたが
やっぱ夫婦ば最初っから他人ですけどもね
母親が入れ替わりがわからないわけはないですよね
 
でそこからもう一捻りお話が膨らむオチが個人的に好きでした
どうやらこの作品って殺人の告白を聞く暇人の集まる“赤い部屋”のシリーズとして
続編が作られていくという企画なようですね
続編の情報は皆無ですけども
楽しみに待ってましょう

 
切り口の違う記事はコチラ 
 
2020年製作、日本映画、「メビウスの悪女 赤い部屋」製作委員会作品
江戸川乱歩『双生児』原作、窪田将治脚本・監督作品
出演:清水楓、川野直輝、柳憂怜、波岡一喜、草野康太、木下ほうか、美保純
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あざみさんのこと 誰でもない恋人たちの風景vol.2

2021-05-05 03:23:40 | 邦画
前に、多分日本映画専門チャンネルだったと思いますが「愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1」という越川道夫監督の作品を深夜枠で見ました
その時もTVOAですからR -15のレイティングでしたが、基本的に”誰でもない恋人たちの風景vol.1“ってのが気になってた、。“Vol.2”が有れば見たいな
って映画自体は濡れ場がたった一回でして、どうしてこれがR−15でなければいかんのかなぁ
って思って見てましたが、男女のなんでもない日常の叙景映画だなぁっていうだけの感想でしたし
“Vol.2”が有れば見たいって思ったのは、血液型から来るもんだったんですが・・・
 
で4月にこの「あざみさんのこと」っていう作品が深夜枠でOAされました
未だパッケージ化の情報は見つけられませんでしたが
キングレコードだから近日中にパッケージリリースされるでしょう
前作よりも濡れ場の回数が多かったんでパッケージはR−18を望みますが・・・
 
ってのもヒロインの小篠恵奈さんの胸は、もう完全に私好みなちっぱいでして
これだけでもコレクションしておく必要があるだろうって
ヒロインは17歳で家出して、自活している恋多き女の子
自分でも”セックスするなんてお酒飲むより簡単なこと“と言ってはばからない人
年上の男とか、いろんな男と体だけでつながってるように見えるけど
そこはなんとか人とのコミュニケーション乃一つとしての性交渉だったのか
単なる生きてるってことの自己証明なのか
本当に愛情からなのか、よくわかってないように見えるし
 
わたしには彼女の家出の原因である母親の乱れた男関係が嫌で家出してるんだけど
自分もこれだけ性交渉に性依存でないってことは血だろうって見えてしまうんですが
そんな母親役に片岡礼子さん
もうこれだけで満足でしたが・・・
アルバイト先の情緒不安定というか精神に異常をきたしてる青年との純愛セックスがメインになっていたような
この青年を演じてる奥野瑛太の演技が、小篠恵奈の体当たり演技に優っていたのはちょっとひにくでしたが・・・
 
どこにでもあるような自分探しというか、生きているっていう証を性交渉で確認するっていう映画だったのか
ちょっと長いのが難点でしたがクライマックスが見つけられないっていう不思議な感覚の映画でした。
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2020年製作、日本映画、キングレコード作品
越川道夫脚本・編集・撮影・監督作品
出演:小篠恵奈、奥野瑛太、嶺豪一、斉藤陽一郎、宮本なつ、遊屋慎太郎、鈴木晋介、内田周作、片岡礼子
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