女の警察 国際線待合室

なんか既視のDVDの山の中から引っ張り出してきたCSチャンネルNECOから録画してあった

この作品、一応ここのブログでも「女の警察」、「続・女の警察 」とブログにアップしていたものの

その後のシリーズ作品は放置プレイでしたので

この機会にちゃんとシリーズ全作をブログアップしていこうと思います・・・

 

ということで小林旭の「女の警察」シリーズ第三弾

副題に「国際線待合室」と当時全盛期だった青江三奈さんのヒット曲名をつけていて

このシリーズ今作では内容がガラっと変わって、なんとアクション映画と歌謡曲映画を融合させたような映画

タイトル前に左幸子さんの国際空港での誘拐シーンがあり、タイトルインと同時に

滑走路を飛び立つ旅客機に青江三奈の歌がかぶる

そしてラストシーンにも・・・

青江三奈さんは一作目からご出演ということで前二作ではクラブ歌手としての歌謡シーンでこの作品のテーマ曲『酒場人形』とか『池袋の夜』くらいしかクラブ歌手役としてだけの出演でしかなかったものの

 

今作では歌謡映画の要素でも作ってるからなんと岡崎二郎を流しとして歌わせてるし

イロモンとしてなんとカルーセル麻紀さんにも仁義切らせて『緋牡丹仁義』をワンコーラス絶唱させていましたねぇ

そして雇われるクラブままとして青江さんは二番手クレジットでちょっとしたセリフもある役所でした

 

先にも書きましたがオープニングでの犯罪映画っぽい胡散臭いシーンがあるものの

タイトルクレジットが終わると

主人公”女の警察“篝が、銀座のトップホステスとして教育する戸部夕子さんのお話に終始しており

そんな中でシンガポールでの人身売買にムリクリ繋げてクライマックスのケレンのアクションにつなげるという

なんと前ニ作品とは趣がガラリと変わってる作品でしたが

 

戸部夕子さんの美貌と勘所に挿入される主題歌の使い方のうまさに感嘆させられた作品でしたねぇ

 

1970年製作、日本映画、日活作品

丹野雄二監督作品
出演：小林旭、青江三奈、岡崎二朗、戸部夕子、川口恒、由利徹、カルーセル麻紀、牧紀子、渋沢詩子、左時枝、天王寺虎之助、久万里由香、大堀早苗、加賀邦男、梅野泰靖、天坊準、マイク・ダニーイン、中庸子、長門裕之

峠 最後のサムライ

小泉堯史監督といえば、黒澤一家最後の生き残りである。したがって黒澤明監督の映画製作を十分に知り尽くした人であるからして、作風というかこういった時代劇の画風というか絵作りや演出において、確実に黒澤映画のメソッドを受け継いでいる訳で

そんな画面の隅々まで

というか大道具の一つにも小道具にも

さらに足軽鉄砲隊を演じてると言っていいのかわかんないけども

 

エキストラ一人一人が見事に小泉監督の思いのままの動きを見せてくれて一分の隙もない作品に仕上がっていて

クズ映画好きな私には画面の隙のなさと小泉監督の意を汲んだスタッフたちにも、この作品で黒澤イズムと言った伝統が受け継がれていたような作品

個人的には先に書いたように私にはこの隙のなさに息が詰まってしまった作品

 

日本映画を積極的に見ていこうという企画と、ジャンルが時代劇ということだけで

セットに組み入れてきましたが
これって先に見ていた「燃えよ剣 」同様に司馬遼太郎の同名長編小説を原作に、

徳川慶喜が大政奉還したにもかかわらず薩摩が天下を取るべく、長州と一緒に江戸に攻め入ろうっていう今でいうところのポツダム宣言受け入れて完全降伏したにもかかわらず

北海道を占領しようと日本が敗戦宣言した途端に北方領土に攻め入ったソ連と一緒やん

 

お陰で官軍が江戸に攻め入るルートの一つに長岡藩が存在してて、佐幕でもないたかが知れた小藩である長岡藩に官軍が迫り

意を決した家老河井継之助がならばお相手仕ると言ったかどうかはわかりませんが官軍が江戸に行くなら我が屍を乗り越えて行けよとばかりに官軍にヤイバを向けたお話だったのね

正直歴史的な知識がない私にはこの映画を見てそう感じたんですけども

間違っていたらどなたかご訂正頂ければ幸いですが・・・

 

智謀に長けた人物の、最期の一年間にだけ焦点を絞っての映画でしたが、彼の生き方というか死に様というか、智将としての存在感は映画から伝わってくるものの

彼自身が官軍となぜ戦ったかとかと言った心境は映画からは伝わってきませんでしたねぇ

ただただ大きなものにぶつかって滅びに殉じていく姿を静かに描いた作品だったし

劇中日本に三台しかないガトリング機関砲が長岡藩には二台もあるって言いながら

ガトリング機関銃のシーンがあまりにチープでして、って映画で描かれる野原一台だし

っていうのもこれも黒澤流のいいとこなんでしょうが固定カメラで撮っていてガトリングから火を吹く射撃シーンは十分にあるものの、撃たれた方の切り返しがない訳で・・・

我々は機関銃で撃たれて倒れて行く兵士たちの姿も見たい訳なのよね

そんな構成ですからガトリング機関砲が全く映画的なケレンとして生きてないわけよ

副題にあるように“サムライの美学”といういわゆる“滅びの美学”を河井継之助という人物への監督自身の陶酔に溺れすぎを見せられてもなぁ

それが映画としてじつに静かな時間として流れて行くのは正直私には辛かったし全く泣けない作品だった

いずれにせよクズ映画好きな私には黒澤イズムは全く受け入れられなかった訳でしたねぇ

 

2020年製作、日本映画、「峠　最後のサムライ」製作委員会作品

司馬遼太郎原作、小泉堯史脚本・監督作品

出演：役所広司、松たか子、香川京子、田中泯、永山絢斗、芳根京子、坂東龍汰、榎木孝明、渡辺大、AKIRA、東出昌大、佐々木蔵之介、井川比佐志、山本學、吉岡秀隆、仲代達矢、矢島健一

人妻スチュワーデス 制服昇天

エクセスフィルムのピンク映画をコンマビジョンという会社がDVD化してる月一の割合でリリースしてくれている

それを箱なしの円盤のみで一枚300円で中古店で販売しており

ひっさしぶりにいい天気だったのとコロナの第8波が始まりそうなのと

スターボードからこの11月2日に古川いおりさんのR -15版の新作購入を兼ねて都心に出かけました

でコンマビジョン作品を14枚ほど購入してきちゃいまして

今日はそのうちから選んだこの一本

 

1998年の作品でした。スチュワーデスってこの時代はまだ言ってたようですね

主演は私の知らない川村千里というピンク女優さん

かなりお美しいお方でしたが

私がオロロいたのはこんなお若い美形な森羅万象さん

じつにハンサム

ですが、この映画では脇に回ってて濡れ場なしの出演でした・・・

この作品ではスチュワーデスとタイトルにもあるんですが

森羅万象さんのパイロットと寿退社したスッチーさん

そこから画面では映像化されてないのですが車の当たり屋カップルにお金をせびられるヒロイン

せっかく寿退社しても家庭では当たり屋のカップルに脅迫されてる始末

森羅万象の旦那さんはお仕事一筋で対応はヒロインということで

こんな生活いやーーーって脅迫者のカップルと逃避行を続けながら当たり屋の日々を送って

ってことである意味ロードムービーだったんですね

 

ある時田舎町の警官に止められて、なんとヒロインと女当たり屋の吉行由実さんは犯されてしまい

ってこのレイプ警察官には野上正義さんだった

レイプされて嫌になった吉行はその場からドロップアウト

男とヒロインはさらに当たり屋を続けると、なんと引っかかったのはヒロインの旦那とヒロインの同僚スッチーとの不倫旅行のクルマだった・・・

なんとまぁじつにいいロードムービーだと思っていたんですが

オチがどうにもいただけない

完全なる○○オチだったとはねぇ

雰囲気的には70年代のピンク映画の逃避行での進行していくものの最後の○○オチで全てぶち壊しだったなぁ

 

だからか二人が崖から飛んでも次のカットでは浜辺で息を吹き返したりしたんですね

 

切り口の違う記事はコチラ

1998年製作、日本ピンク映画、エクセスフィルム作品

瀧島弘義脚本・監督作品
出演：川村千里、吉行由美、篠原さゆり、森羅万象、根本義久、野上正義

デピュティ ロサンゼルス郡保安局

10月も終わりに近付くとレンタル作品で見たい作品が枯渇してきて

11月の新作レンタルリリースまではセルDVDで未見の山を漁るか、海ドラマを見るかっていう方向なんですが

今月は今まで見続けてきた「ウォーキングデッド」のファイナルシーズンが出てるんですが

個人的に海ドラマは一気見をモットーにしておりますんで、前半しかリリースされてない作品を回避して

犯罪捜査モノで全6巻で完結してるこの作品を選びました

全13話、567分を1日半で完走しました。

 

保安官なんですね、”ロサンゼルス郡保安局“つまりロサンゼルス全体を管轄する保安官事務所って言っても

普通に犯罪捜査もするし、立場上刑務所も所管しているんですね

保安官は市民の選挙によって選出されるのは西部開拓時代から選挙で選ばれているシステムですが、仕える司法警官は普通のポリス同様警察学校を経て採用されるようです

 

さらに保安官を支える副保安官とかは、そういった捜査官が昇級していくようですが

これだけおっきな都市での保安官って相当な権力を持っており、ポリスとして現場には出ずにポリティカルなお仕事に努めているようですが

この主人公実は現場主義で犯罪捜査に邁進するために上層部と反りが合わずに万年巡査部長でして犯罪者を追い詰めるりカーチェイスをしてる

現場で犯人逮捕してるとこになんと大量に上層部が現れて

保安官が急死してしまい、大統領が任期中に亡くなると優先順位は副大統領次に下院議長と後任人が12位まで順番が決まってるようですが(これまた海ドラマからの知識ですが)

保安局での順位は保安局勤務の一番長い人物が保安官になるという決まりで

階級関係なくいきなり主人公が階級飛び越えて保安官に・・・

 

保安官になっても現場主義で犯罪捜査に一人で出て行くっていう型破りのっていうかこういった作品では典型的な人物造形の一人で

各話の犯罪エピソードを横糸にして

保安官の地位を狙う局長代理との葛藤や保安官の護衛を兼ねた運転手とか

主要登場人物たちの繋がりと私生活や家族の織りなす問題を縦糸にして紡がれる作品

まぁパターン化されたプロットですがそれなりに面白く見られたのは

途中から保安官選挙をプロットに入れてきたことかな

 

今時の作品ということで保安官を護る警護人が女性でレズでしたが回が進む中でなんと性同一性障害である人物として描かれて性的マイノリティーにも焦点を当ててるとこが・・・
そしてなんと縦糸に保安官選挙が絡んできてたり、LAPDとこの保安局であるLASDとの縄張り争いというような問題を絡ませていて面白く見られたものの

シーズン2があるんでしょうねきっと

主人公も保安官選挙に立候補を決めるとこで終わってましたから・・・

エルヴィス

世界史上最も売れたロック歌手、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いたなんと借りる前から知っていたら借りなかったと思うんだけど159分も尺のある作品

長尺は苦手な私ですが

なんと2時間40分1度も落ちずに最後まで見られた作品

ちょうどレンタルでもBlu-rayが借りられてラッキーでした

 

もう伝説の歌手でして、彼がいなければ、ビートルズも、クイーンも存在しなかったとさえ言われているエルヴィス・プレスリーの伝記映画

何代前の総理でしたっけ小泉純一郎さんも訪米して日米首脳会談した時にエルヴィス記念館で満面の笑みを浮かべてエルヴィスを真似たてた映像を覚えていますからねぇ

 

若き日のエルヴィスがルイジアナの小さな町のライブで両足元から腰をブルブルと振り撒くるという

当時誰もしなかった“ロック“とセンセーショナルなダンスで観客の女の子を失神させていたのを見てとったプロモーターの悪名高いトム・パーカー大佐が彼を見初め、彼なら売れると一地方の無名歌手は、一夜にしてスーパースターに変貌させた

 

その熱狂は瞬く間に全米へと広がるにつれ、センセーショナルすぎるロックとダンスは社会の大きな反発も生んでいく過程を見せといて、大佐とのコンビでトップスターに乗せていくものの

やっぱ当時アメリカでは冷戦の関係からか徴兵制度があって兵役から帰ったら映画スターにしてやるという大佐の言葉を信じて兵役に

帰ってきたらハリウッドで数本の主演映画を撮るものの

一応スターであるためにヒットはするが代表作となるような作品には映画では恵まれなかったようですね

 

クスリこそ手を出さなかったものの大佐のやり方に反発して、彼から離れたことによって歌手として数々の逆境を乗り越えてていくエルヴィスの生き様が描かれるんだけど

結局はTVからも見放されていく彼に

再び大佐がベガスにできた巨大資本のホテルの柿落としのライブステージを勝手にマネージメントしててあの伝説的なライブが生まれるんですね

しかし、彼の知らないところで大佐はとんでもない契約を結んでおり・・・

 大佐によって食い尽くされていくエルヴィス

そんなエルヴィスを演じているのはオースティン・バトラー

そして劇中の歌唱は全て彼自身の生歌だったようですね

狡猾かつ有能なマネージャートム・パーカー役に、トム・ハンクス

映画の情報を全く入れないから最初見てる時にはトム・ハンクスって分からずにいましたが

途中でなんとなくどっかで見たことある顔立ちでようやっとトム・ハンクスだって気づくまで相当尺が進んでいました。

どうやら実在のパーカー大佐に体型から顔立ちまでメイクで似せていたようですね

さすが名優さんでした

 

ある意味才能を見出し時勢に乗せ消耗品として商品化させる手腕に長けた大佐に翻弄されて一生を終えた男のお話として描かれた作品

スーパースターの裏側での人間対人間の葛藤を描いた作品でしたが

この映画の本当の主役はトム・ハンクスだったかも知れない

 

2022年製作、アメリカ・オーストラリア合作映画

バズ・ラーマン共同脚本・監督作品

出演：オースティン・バトラー、トム・ハンクス、ヘレン・トムソン、リチャード・ロクスバーグ、オリビア・デヨング、コディ・スミット=マクフィー、ケルビン・ハリソン・ジュニア

「ダメ…」禁断欲情秘話～裸婦画の女 他～

チャンネルNECOで10月28日分というか暦では29日の未明の深夜枠でOAされたこの作品は、「ダメ・・・」シリーズの第三弾ですか
チャンネルNECOでは“オルガ”レーベルで「世にもエロスな物語」、「令和エロス噺」そして”人妻花園劇場“レーベルではマンマ「人妻花園劇場」として、
そんな三シリーズに続くオムニバスとして
この「ダメ・・・」シリーズは”STAR PARADISE“レーベルの表AVを、R -15指定に本番濡れ場シーンをカットして、再編集して一本30分前後にして、3本分を一本にまとめたオムニバス作品です。

 

第一エピソードは加賀美さらという「エクスタシー・キャットウィッチLISA Hな雌猫と恋のマジカルパニック！」という作品に脱ぎ専で出演されてたAV女優さんの

「裸婦画の女」という、金にだらしない夫が友人の画家から金を借りて返済期限が迫る中、画家から妻のさらをデッサンモデルとして起用させてさえくれれば、借金はチャラにするということで、渋々画家の元へと訪ねて最初は着衣モデルだったものが日を追うごとに、卑猥な要求が増え最終的に夫には内緒でとさらは画家に抱かれるのだった

 

第二エピソードは巨乳AV女優の私にはお初のましろ杏というお方の

「ましゅまろ荘」という作品

亡き父の遺言で独身寮の管理人をしているが入居者は減っていく一方。このましゅまろ荘を無くしたくない。まずは入居者をこれ以上減らさないようにサービスの向上をしようと、女盛りの豊満な管理人さんは入寮男性の食事を作ったり夜伽の世話をするというたわいもない作品

こんな巨乳だとご本人もお相手の男性もオッパイの扱いには困らなのだろうか？

って見てて思ってしまった

 

第三エピソードはこれまたお初の日向うみというAV女優さんの

「超えてはならない純愛」という作品

大学院生である弟と同居している実姉、夫が出張で留守になったその日姉が泥酔して帰宅して弟のベッドで熟睡、弟は姉の熟睡中に胸とかあそことかを触りまくって

ふと姉に気づかれて

たまたま欲求不満だった姉がついに禁断の実弟とのセックスに至ってしまうという

禁断の近親相姦のお話

“あの人が出張の間だけ、またエッチしようね”っていう姉のオチが・・・

いやこれはどう見てもやばいでしょ

 

切り口の違う記事はコチラ

 

 

日本統一 北海道編 第1話

オールインの「日本統一」のブームに乗っかって北海道文化放送がオールインとタッグを組んで、なんと全10話の地上波ドラマを制作しての初OAが10月17日。現在3話までOAされてるのかな

なおU -NEXTでは全10話完全ノーカット版で現在配信中

私は配信を見ないのと首都在住ですから見る機会がないと思っていたら

 

日本映画専門チャンネルが一編24分と言うカット版で本28日から週一でのOAをしてくれて一応捕獲して見ることができましたが

ノーカットで円盤が12月から一本2話分でリリースされるようでして

一応カット版を見ておいて、ノーカット版も見てみたいと思っております。

 

北海道は「日本統一23 」で俠和会が東北の神農同志との抗争の合間に氷室が沖縄を無血で治め

虎が北海道の親分衆を一か所に集めて悠人が2、3人銃殺して傘下に治めていましたから北海道は俠和会の制覇した土地ですから

組関係との揉め事にはならないはずですが・・・

 

そんな中、根室にある下塚食品の北海道支社長西野浩一が営業所の前で何者かに狙撃された

神戸の俠和会の川谷会長の元に下塚食品の会長が訪ねてきて、ことの真相を突き止めるべく氷室以下山崎一門が根室に向かう

今話では斎藤、中島、虎、川上に宇垣の山崎一門が付き従っての現地入り

ちゃんと道具も別口で小樽港に搬入される

 

根室の漁師と下塚の漁業加工工場誘致のいざこざが起きていて

漁師を煽っているのは訳の分からない半グレ連中

そして頑なに工場誘致反対の老人が対立しており、その老人が地元漁師を撃った容疑で捕まってしまった・・・

イントロとしてはまあまあの展開ですかねぇ

 

ただ地上波のTVドラマですからTVのコンプライアンスという制約の中で「日本統一」の面白さをどこまで発揮できるのかっていう心配はありますが

監督は辻浩之さんですから安心の演出でしたねぇ

 

2022年製作、TVドラマ、「日本統一　北海道編」製作委員会作品

辻浩之監督作品

出演：本宮泰風、山口祥行勝矢、舘昌美、中澤達也、岸田タツヤ、小手山雅、伊東孝明、栗山航、長野蒼大、兒玉遥中本賢、大和田伸也、飛鳥凛、小沢仁志

 

 

人妻ドラゴン 何度も昇天拳

チャンネルNECOの10月26日の深夜枠でOAされた吉行由実さんの「人妻ドラゴン　何度も昇天拳」を録画視聴しました。

いやはやなんともな作品

まずは

開巻あのドラの音と共にYの字が作られ、そして

こうですからねぇ、もう香港映画界で飛ぶ鳥を落とす勢いでカンフー映画を70年代から作りまくってたゴールデンハーベストのロゴだけならまだしも

劇中でも数々のカンフー映画のタイトルがセリフで飛びまくる訳で、なんと千葉ちゃんの「激突　殺人拳」まで出てきちゃいます、ということでなんと数々のカンフー映画にオマージュを捧げた吉行監督のゆる〜いエロチックカンフーパロディ映画

 

今ゆる〜いって書きましたがOP作品としてはR -15の編集版は製作してないから、この作品はTV用に5分カットした65分版でしたので、多分に劇場版もゆる〜いとは思いますが、濡れ場自体もカットされててさらにゆる〜い作品となっていたような

 

まぁ主演を務めてる二階堂ゆりさんというAV女優さんは私にはお初に御目通りですが、一応誰かさんが型をつけられていたようなのとじつに大柄なグラマラスなお方だったのだ一応主役としては合格点

私のお気に入りの和田光沙さんが実は敵役、これは見てれば読めてしまうんですが

演技的には全く問題ないお方ではあるものの、まさかアクションまでは・・・
ってことで、2017年ではまだ引退を発表されてなかった亜沙美姐さんがこの役には適任だったかなぁ

 

白鶴と黒蛇の戦いだったんですね

それにジンガイの男優さんたちが加わって国際色豊かなピンク版カンフー映画に仕上げてるんですが

先にも書いたようにアクションもエロもゆるすぎて

全く笑うにも笑えない作品でした。

ここまで似せなくても・・・
でもこれがないと完コピにはならないもんねぇ

 

切り口の違う記事はコチラ

 

2017年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品

吉行由実脚本・監督作品

出演：二階堂ゆり、和田光沙、冴島エレナ、岡元あつこ（友情出演）、Nick Puma、柳東史、竹本泰志、Mark Chinnery、樹カズ、泉正太郎、白石雅彦、Eduardo Ferrada、Nicolas Alexis、Sergey Viasov、Iolanda Santos、国沢実

ピクシー 復讐の女神

私のレンタル基準はファーストインプレッションのジャケ借りです。

こんなジャケット見ちゃったらもう大好物なガーリーアクション映画じゃないの

ってなんも見ずに読まずにセットレンタルに組み込んでしまう。

しかし、見てガッカリ、思ってたんのとちゃう映画やった・・・

 

この作品もWOWOWのジャパンプレミアで初OAされて、DVDリリースされた日本未公開作品

TVOAの時のタイトルが「ピクシー 復讐と逃亡」で、DVDリリースでのタイトルが「ピクシー 復讐の女神」ということで原題は「PIXIE」ですが

この本タイトルが出る前に“ONCE UPON A TIME IN WEST ON IRELAND”って出てきました

ってことでさほどアクション映画ではなく会話で見せつける映画ではあるものの

死人もいっぱい銃声もいっぱいということと、タランティーノをオマージュした映像もいっぱいってことで

 

監督自体タランティーノファンではないかと思える作品だが

タランティーノの位置までには死ぬまで届かないかなぁという監督に力量

そうタランティーノへのオマージュが強いわりにはちょとぐだぐだな作品でしたし

なんか登場人物の相関図がいりくみすぎてて

完全に理解できると面白さが見えるのではあるんですが、ヒロインに魅力が欠けてるんだよね

 

ヒロインの復讐って母親の復讐だったんですが、どうもオープニングから見ていると

映画のプロットからして、結局最初の予定が狂った関係から、副産物として復讐に至ったって見えてくるわけですから

DVDタイトルよりはTVOAのは方が内容をしっかり表してるとの思えるものの

神父さんたちが○○だったりというとこはタランティーノですよね

オチは良かったけど

一応最後まで見てられるものの思ったような映画ではなかった

 

2021年製作、イギリス・アイルランド合作映画

バーナビー・トンプソン監督作品

出演者：オリヴィア・クック、アレック・ボールドウィン、ダリル・マコーマック、ベン・ハーディ、コルム・ミーニイ、フラ・フィー、ロリー・フレック・バーンズ、

クリス・ウォーリー、ネッド・デネヒー、セバスチャン・デ・ソウザ

 

極道の紋章 レジェンド第十一章

前作「極道の紋章 レジェンド 第十章 」で名古屋で木村圭作さん演じる島谷が襲撃され

一応大阪、名古屋、横浜、東京とあれこれ弘和会と義信会そして津浪に橋本と蠢く中でトミタ自動車なるものまで登場してきましたが・・・

さて今作では撃たれた島谷が病院を退院するとこから始まるものの

その病院で島谷を迎えにきてた橋本と前崎含めて三人は何者かに襲撃される
幸い無事だった前崎、橋本、島谷の三人だったが、公の病院での銃撃、このことから司法機関は義信会のみを目的としてなんと特定危険指定暴力団への指定を検討されるようです

しかし、犯人は不明でどうもその後のお話の進行を見てても弘和会が糸をひいてるようには見えないんですよね

そんな中、関東睦会は横浜の道場組に横浜から津波を追い出すように迫るものの道場組長は本宮泰風演じる東堂への配慮から返事ができないでいる・・・
そんな世間の矛先を受けて津波は地下に潜る

そんな中、名古屋侵攻に向け弘和会が橋本組の目の前に矢吹企画という金融業の看板をだす。

そしてトミタの下請けの明徳という会社が振り出した1000万の手形を三億で買い取れと言ってきて

困った明徳は義信会に話を持ってくる

津波によって前崎が動いて橋本をフロントとしてなんと弘和会の嶺井の元で動いていた矢吹たちとの銃撃戦の末に・・・

そうなんですよねいつもの天体のエピソード中に前崎と津波が襲われるし

なんと道場組長まで暗殺されるということで、オープニングの銃撃含めて弘和会ではない暗躍をしているのは一体？っていうお話でした

毎回ここんとこ津波にしてやらられる下元史郎演じる嶺井に対して小沢和義さんが愚痴るセリフが面白かったなぁ

2022年製作、日本Vシネマ、「極道の紋章　レジェンド」製作委員会作品

片岡修二監督作品

出演：白竜、松田一三、國本鍾建、大山大介、隼翔、五十嵐剛、松沢蓮、高橋大介、河本善鎬、本村衆、YU、木下徹、小暮信彦、大月秀幸、梅津翔、久保真一郎、仁科貴、木村圭作、下元史朗、武蔵拳、武田幸三、川本淳市、桐山浩一、堀田眞三、小沢和義、本宮泰風