”ボリウッドがハリウッドを超えた”って言うレンタルDVDについてくる
予告編の惹句に釣られてセットレンタルに組み込んだのは良かったのですが
何せチラッとジャケット見ただけで手元の篭にいれてしまうもんだから
帰宅して、なんとプレイヤーにかけようとDVDのレンタル店の(GEOさんですが)プラスティックケースの詳細テープ見てびっくらこん
2時間20分もの映画だったのね
でもそんな長く感じない作品の持ってる訴求力と言えるのじゃないかな
尺時間的にはどのくらいか気にもしませんでしたが
映画の途中にintervalが入るのね、今日日このくらいの長さだとハリウッドではintervalはいれませんが
そしてボリウッド映画としては、なんとプロット無視の突然歌い出したり、踊り出すって言うのもないんですね
パキスタンとに係争関係にあるインドの愛国戦争映画となってっからもあるし
映画としても全編愛国プロパガンダに貫かれてるから
そんな浮いた演出はできないですよね
ってことで事実に基づいて作られたら戦争映画となってます
インドはパキスタンから侵入したテロリストによる国内攻撃が相次ぎ
インド政府からのパキスタン政府への再三の抗議にもかかわらず
インドに対し、パキスタン国内にテロリストはいないとの回答をするばかりだった
2016年9月18日早朝、インド国内のジャンムー・カシミール州ウリー(Uri)にある
インド陸軍基地を重武装のテロリスト4人が攻撃し、
基地の宿舎で寝ていたインド軍兵士19人が死亡する事件が発生した
その被害将校の一人にインド陸軍特殊部隊の少佐ヴィハーンの友人であり義兄でもある少佐もいたのである
インド政府は拉致のあかないパキスタンに報復を決意するが
パキスタン国境を超えると両国の戦争になるという国際情勢を考慮し
パキスタン領内のテロ拠点の4ヶ所に奇襲攻撃し、テロ組織を壊滅させて
人知れずインドに帰ってくるという”サージカル・ストライク(局所的拠点攻撃)”作戦を実行することに・・・
で、母親が認知症という事で特殊部隊の指揮官から外れて首都で事務職についていたものの
ヴィハーンは姉と姪っ子のためと、インドの愛国のために
特殊部隊に復帰を願い出てこの作戦の指揮をとることに
作戦の実行は9月29日と決められた
残された時間はわずかしかないものの隊員の訓練と作戦立案とヴィハーンは八面六臂の活躍
そして彼は首相に向かって”全員80名を死なせずに帰還させるので首相官邸で食事に招いて欲しい”
ハリウッド並みのCGを多用してる血飛沫く被弾とか、爆破とか戦闘ヘリ同士の戦頭シーンとか
インドの映画もかなり映像的には向上してるんですね
それなりに戦争映画ファンには合格点な作品となってます
2019年製作、インド映画(日本未公開作品)
アーディティヤ・ダル監督作品
出演:ヴィッキー・コウシャル、パレーシュ・ラワル、ヤーミー・ゴウタム、モヒット・ライナー、キールティ・クルハーリー