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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

危険な情事 若妻乱熟

2025-04-23 17:17:17 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”の今月のもう一本は、この「危険な情事 若妻乱熟」という作品で
この作品もだった5人しか登場しないし
TVOA用には”スワッピング“とは言われもしてないが
この作品スワッピングをテーマにしたミステリー作品
 
ピンクでありつつもオープニング人妻の刺殺死体が発見され
下元史朗演じる刑事が犯人を追及していく過程でこの刑事夫婦とスワップ行為三度目の池島ゆたか演じる犯人と目される男との取り調べ室での攻防の中から犯人が特定されていくという寸法で
脚本・監督がなんと片岡修二さんだったのね
 
ピンク出身で油の乗り切ってるピンク映画監督時代の片岡修二さんですから
面白いというよりかは
映画的にピンクの枠からはみ出た演出とのプロットで見せてくれてる作品
この後ピンク業界から離れてVシネとエロチックOVの世界で今日に至るまで我々を十二分に楽しませてくれる片岡修二の原点を見させてくれてる作品でしたかね
 
たった5人ですから犯人もいずれっていうかこっちにもわかってくるし
取り調べ相手がスワップ相手だって知っての池島ゆたかの取り調べの太々しさ
キツく出れない下元刑事の取り調べっていう細かい演出に片岡修二イズム画像見て取れるものの
子も二人の男優の演技についてこれてない女優陣ではあるものの
マァコレはこれでピンクっていうものはこんなもんでしょ女優さんは脱げて一応ナンボですし
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1990年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:大沢裕子、松本ちえみ、千秋まこと、池島ゆたか、下元史朗
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好色長襦袢 若妻の悶え

2025-04-22 19:34:05 | ピンク映画
goo blog様がサービス停止遠打ち出されて早くも一週間が経過して
そっちの方で今後どーしょうかなんていう方に頭がいってる間になんと今月もう後十日あまり
そうだよね今月も日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとな野口桃色シネマ白書”シリーズ野口記録をたとえgoo blog 
様が消えてなくなってもこっちも意地ですから


って事での今月の最初の一本はこの「好色長襦袢 若妻の悶え」という作品
深町章監督のこの作品
今ではこの 12年後にピンク出身の若松孝二監督で作られた「キャタピラー」(2010年)という作品のなんか元ネタみたいな感じの作品でしたねぇ
み終わってネットで調べても同様なことを感じられてる方がじつに多い
戦争で芋虫状態になりながら生きてる男の生とそれの面倒を見てる妻の性の極限を描いてるっていう点での共通項はあるものの

一本300万度女優三人を脱がせて60分程度で一本の作品を撮るっていう
いわゆる映画制作の流れ作業というかプログラムピクチャーとしては作られてるからこそ
たまにっていうか奇跡のようにこんな良質な作品が鬼っ子のように出来ちゃったっていう典型的な作品でしょうかな

昭和二十二年の田舎の素封家で、戦禍によって手足も動かせず目しか機能しない寝たきりになった夫を、心ならずも介護する若妻の肉体と精神の葛藤とエロスを描いた意欲作ですなんとか脚本を武田浩介が書き、深町章さんが監督を勤めての
たった5人しか出ていない作品杉本まこと(現 なかみつせいじ)氏はこの作品で冬至のピンク大賞主演男優賞を受賞されたそうです

脱ぎっぷりはパンパン役の相沢知美が派手にに脱いで逝きまくってくれてますものの
主演の葉月蛍さんは君のを脱がずの濡れ場演技が
だけでしたねぇ
「キャタピラー」ほどいわゆる反戦を前面に出していない分
古い因習に縛られてどうしようも無い女の生と性との葛藤の作品と言えるのだろう
そういう意味ではああ言ったラストシーンはある意味このヒロインの今後の人性への救いとなっていたような・・・

切り口の違う記事はコチラ

1998年製作、日本ピンク映画、国映作品
深町章監督作品
出演:葉月蛍、相沢知美、篠原さゆり、杉本まこと、熊谷孝文
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女教師 濡れて教えて

2025-03-15 17:17:17 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組<おとなの桃色シネマ白書>の今月のOA分の二本目は今岡信治作品です
っていうかこの映画なんと吉岡睦雄のピンク映画デビュー作だったんですね
彼のこう言った作品でのキャラはこの作品で確立されたようですが
作品をかさねていくうちに柔軟さが醸されて実に良いピンク役者に成長していくんですが
まだ彼のそんな役者としての資質は発揮されずにちょっと硬質な演技ではあるもののきちんとキャラクターを確立した演技を見せてくれていましたかね
っていうか最近ではそんな彼を使いこなせるピンク映画もOP映画一社だけですから
ピンク映画に出番なしと
一般映画でよく見かけるようになりなしたけどね
 
さてこの作品一応はプログラムピクチャー制度の中でピンク映画として国映が製作して新東宝の番線に乗っかった作品ではあるものの
何故かというかどこかピンク映画らしくないっていうのはやはりピンクとして一応三人の女優さんをしっかり脱がしているんだけど
劇場に足を運ぶお客さんに媚びるようには作られていませんから
いくら”女教師“とかピンクやエロ映画の定番の客寄せフレーズを使っても
さらに濡れ場がなんぼあってもこの映画にエロさが全くと言っていいほど感じられない
 
しかし、私は“女教師”ってずーっと昔から“おんなきょうし”って呼んできてましたが
この作品に関しては日本映画専門チャンネルの番組紹介ページでは私同様に“おんなきょうし”とルビ振ってくれてましたが
ほとんどのエロチック作品では“じょきょうし”なんですよね
一体どっちがいいんだろう
個人的には“おんなきょうし”に私はエロさを感じるんですがね
 
さて映画としてはオープニングでポコ○ンを教室の窓から陽に当てて日光浴してるんですっていう生徒が言うところの“目の見えない雲雀は肩に死んだ人の魂を乗せて・・・”って言う方向性に作品が向いてしまっていて
そこはさすがに今岡館監督の真骨頂になってしまってるような作品だった
何時も言ってるがこの番組枠のPさんは実にピンク映画の選択に自信ありきの人ですね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2002年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
今岡信治共同脚本・監督作品
出演:高野まりえ、小倉あずき、米倉あや、吉岡睦雄、松島圭二朗、土橋大輔、羅門ナカ、理佐ライオン、イッペイ、岩越瑠美
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どすけべサラリーマン 今夜も順風マンボ!

2025-03-14 17:17:17 | ピンク映画
今月は月初に日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなの桃色シネマ白書”の2番組をエアチェックしておいたのと
いつも月末になんか忙しく二部作品としてアップしており
月末ってその月分のレンタル作品が一部の記事として足りるかたりないかっていう結構予約投稿ではなくて時間が取れなかったりと忙しない時でもあったりするんですよね
っていうかこの記事書いてるのでって実は二日前の 12日でして今んとこ二部作品も午後5時17分17秒って言う事で余裕の予約投稿
さらに一部の記事(午前5時5分5秒)は 12日時点で17日分まで予約してあるというまさかの余裕のよっちゃん状態の時に書いておくのもたまにはいいじゃない
 
ってことで今月の一本目は今ではほとんどVシネマの監督に収まってる片岡修二監督がピンク映画界におられた時に周知安名義で脚本を書かれ、深町章さんがメガフォンをとった「欲しがる女五人 昂奮」という作品をR -15に再編集ちゅうてもボカシが入る程度ですが
それを番組用に「どすけべサラリーマン 今夜も順風マンボ!」って改題しての作品
一応再上映にあたって「どすけべサラリーマン 肉体遍歴編」としていたんですが
 
番組プロデューサーでしょうかねぇ
劇中主人公の池島ゆたかさんの演じる万年係長のセリフである“サラリーマン人生はじゅんぷうまんぽである”って最初と最後に言わせてる
“順風満帆”を”じゅんぷうまんぽ“.って言わせてるのに引っ掛けての”順風マンボ!“としたんでしょうね
この番組プロデューサーのセンスの良さはピンク映画の選定を見て窺えるんですけどね
昔の私の職業から老婆心で敢えて言っておきますが“順風満帆”は“じゅんぷうまんぱん”って読見ますのじゃ
 
まぁ公開時のタイトルが「欲しがる女五人 昂奮」と敢えて5人って強調してるのはピンク映画の常連さんでなくても一本に必ず3人の女優さんのハダカを入れるって言う不文律があり
一本300万って言う低予算で作るわけですがこの映画は正月映画でもお盆映画でもないのに女優さんを5人もハダカにさせてますという客寄せタイトルでもあったようですから
サラリーマンを描いても新宿の都庁付近の街頭でそれらしい雰囲気出してるだけだし
あとはホテルも完全同じ部屋の使い回しでしたし
 
まぁ池島ゆたかさんを狂言回しにして進むシノプシスでしたがなんと芳田正浩演じるリーマンのテレクラ噺でオチが見えましたねぇ
まさかの輪舞みたいな作品でしたねぇ片岡修二さんのセンスが実によく現れてた作品だったと思います。
 
全然話変わりますが片岡修二さんの「極道の紋章レジェンド」はどこまで続いていくのでしょうかねぇ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1990年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
深町章監督作品
出演:橋本杏子、川奈忍、しのざきさとみ、風見怜子、中島小夜子、池島ゆたか、山本竜二、荒木太郎、芳田正浩
 
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美乳探訪 不埒な旅路

2025-03-08 17:17:17 | ピンク映画
チャンネルNECOで3月2日の深夜枠で拾ったOP・PICTURESのR -15版の作品
っていうか2022年のテアトル新宿での<OPフェス>で公開された時のR -15版のタイトルは「ほんの少し遠く」そして二次使用のR -15版のDVDでは「ほんの少し遠く 柔肌に包まれて」となっておりますが
 
R -15の今作のTVOAでは初回公開のR -18作品だった時のまんまの「美乳探訪 不埒な旅路」にまた直っていたのね
 
小松公典脚本、竹洞哲也監督という黄金コンビによって作られたウエルメイドな
初老と中年の男性二人による優しさに溢れたバディムービーでありある意味付け足しになるのかもしれないが過去を巡ってのロードムービーとも言える作品で
確かに濡れ場もあるしピンク映画のお約束である3人の女優さんも確かに脱いではいるものの、もはやこれはピンク映画では無いのかも知れない
って言う作品
 
そういや確かに最近ていうかもう全然ラジヲを聴かないなぁ
昔は夜中になると東京でも大阪の放送が聞けて結構きいてるうちに寝てしまっていたりしてたし
タイマーセットして目覚ましに使ったりしてたものですが
クルマ運転してても全く聞かずにCD回してもなんの感慨もなく生きて来てる
今回改めてラジヲの存在ってなんだろうって思わされもした作品でもあったのかな
 
男優さんが演技派の伊神忠聡さんと那波隆史さんでしたから男性2人の道行も安心して見てられたし
1人通野未帆さんがいわゆるピンク女優さんとして君臨してると言えない役所でしたし、なんか美味しいとこは私お初のAV女優さんの黒川晴美さんに持ってかれてたし
福田ももさんはピンクの不文律を守るだけでの出演でして
なんと脱ぎもさほどではなく予算の関係で男優さんなしでの1人エチュードですものね
 
プログラムピクチャー制度で作ってるピンク映画だからこそこういった作品が作れるのよね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2022年製作、ピンク映画、OP・PICTURES作品
小松公典脚本、竹洞哲也監督作品
出演:通野未帆、黒川晴美、福田もも、津田篤、伊神忠聡、那波隆史
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あなたに会いたくて・・・

2025-03-06 17:17:17 | ピンク映画
二夜連続で我が敬愛して止まぬ山内大輔脚本・監督作品ですが、こちらは元はR -18のピンク映画で、劇場公開時は「美乳若妻と巨乳女将 蕩けるお宿」というタイトルだったものが、
テアトル新宿の恒例企画興行の<OPフェス2023>での上映の時には81分に再編集されてR -15作品の「あなたに会いたくて・・・」というタイトルでの公開
さらにスターボードからのR -15版DVDリリースでは「未亡霊 不貞の湯けむり」と改題されてましたが
見ての感想では正直この「あなたに会いたくて・・・」が一番いいタイトルだと思う
 
まぁ山内監督の得意分野でもあるホラー作品と言ってもいいのかな
Jホラーのようにエグくもないとこがいいんだよね
っていうか美谷朱里さんって、この頃山内監督の自称<千鶴サーガ>作品に丁度何本か続けて出演していた時期とこの作品が重なるんだよね
使いやすい女優さんだったのかもね
って私個人的には美谷朱里さんにはハマることはなかったんですけどね
 
ホラーっていうても幽霊ちゅうか、作品的には死人が生きてる人で、生きてる人が幽霊だったていうちょっと捻った作品でして
それなりに作品としては実に楽しめた作品でした
この温泉宿どこに存在するのか調べたら那須湯本温泉に存在していた雲海閣さんでの全面ロケ作品かって思ったら
豊岡んみさんの出演部分だけ山内監督御用達の新宿の純喫茶モリエールでもロケされてたのね
しかしこの雲海閣さん確かに温泉入るまでなんともこんなに長いトンネルや階段降って行くなんて
真夜中に入浴しようとするだけで怖いよね
 
そんな不気味なシーンから始まる作品でしたが前半の旦那さん役の安藤ヒロキオさんパートと後半の奥さん役の美谷朱里さんのパートと死人(幽霊)が入れ替わるっていうある意味ファンタジーでもあったんですね
ピンクの不文律のお約束で女優さんが三人しっかりとそれぞれに濡れ場が用意されてるし、男優さんが2人とも・・・だった
そしてある意味こう言ったエロ作品に使われる女優の豊岡んみさん
エンドクレジット後にもちゃんと芝居させてもらってるんですね
ってこのシーンはR -15だけの付け足しかもね
 
また書くけど「あなたに会いたくて・・・」実にいいタイトルだわ〜
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2023年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
山内大輔脚本・編集・監督作品
出演:美谷朱里、吉根ゆりあ、二葉エマ、安藤ヒロキオ、森羅万象、豊岡んみ
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貴方は私のオモチャなの 痙攣

2025-02-24 17:17:17 | ピンク映画
日本映画専門チャンネルの恒例企画番組である“おとなの桃色シネマ白書”の今月分の最後っても月二本ですけどね
ってことで二日連続の投稿ですがこれは”猫の日“に二本つづけて視聴しての予約投稿です
 
コチラはピンク七福神と呼称されてる田尻裕司監督、佐々木ユメカさん主演ということで、ある意味王道のピンク映画って思ってたら
どうなんだろう濡れ場が思ったよりも少なくて
さらに王道のピンク映画なら3人さん脱がされるとこお二人しか脱いどらんという作品
そしてお分かりのようにタイトルロールをそのまま使わさせていただくと厳しいgoo blog 様の規約に抵触するかも知れないとこっちが勝手に自主規制して無難な劇中カットで誤魔化させてもらっております
 
が、そこはBSでもあるんですがあくまでもTV放送ですからピンクと言っても
ましてや監督主演者からこっちが王道のみピンク映画だって見る前に思っていたのの裏をかかれまして
ある意味女性映画って見てもいいような作品でしたかねぇ
 
物語は三十路の独身女性カメラマンが仕事関係者である男性との性的遍歴を重ねる中で、他人の真の姿を一瞬でレンズに収めて見せるのに
自分の心の隙間なのか空洞を埋めることができずにもがく姿を克明に描いてる作品
見事にそんな女を佐々木ユメカさんが演じられておりました。
劇場公開時の初タイトルはこのタイトルで、再映では「淫らな唇 痙攣」と改題されて
DVDでは単に「痙攣」だけということに
 
個人的に佐々木ユメカさんは女優さん、それもなんと腹にタトゥー入れておられて
それが邪魔にならない女優さんでして
演技もしっかりされてて、このような役にはもってこいのお方
彼女だからこう言ったシノプシスの作品が成り立ったと言っても過言ではないくらいのはまり役と言えるだろう
だから全く反発を覚えるほどの出会い出会ったものの真田幹也演じる男が半目しつつも彼女と仕事を通して本質を見抜いていく姿がピンク映画をみにきてるおっさんたち男性の純真だったあの頃を懐かしく想起させてくれるんでしょうね
 
そんな映画だったんですね、まぁここでは常に書いているんですが日々量産され消化されていくピンク映画というプログラムピクチャーだからこそ何十本いや何100本作られている中でこのような佳作がほんと鬼っ子のように生まれてくるんでしょうね
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2004年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給作品
田尻裕司監督作品
出演:佐々木ユメカ、真田幹也、堀正彦、北の国、大葉ふゆ、はやしだみき
 
 
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肉体秘書 パンスト濡らして

2025-02-23 17:17:17 | ピンク映画
気づけば早いもので2025年ももはや2月も下旬を迎えており
さらに今月は28日しかないしで
あとはライツキューブの作品のリリースを迎えたら今月も終わってしまうわけで
まぁそうなるとコイツをやっておかねば
 
そうですねコイツとはBSの日本映画専門チャンネルでの恒例企画番組
“おとなの桃色シネマ白書”の今月OAされた二本のR -15再編集ピンク映画です
ってことでまずはこの「肉体秘書 パンスト濡らして」と言う作品から
 
2005年製作の池島ゆたか監督作品のこの作品
ちょっとしたウエルメイドなミステリー作品であり、阪神淡路大震災の影響を受けてる作品
自分では意識してはいないんだけど池田こずえ演じるヒロインフユミは統合失調症で、友人である華沢レモン演じる看護士のエミカとタカシの極悪カップルが、彼女の病気を利用してアルバイト先から現金等を窃盗させる
 
次に狙ったのが本多菊次郎演じる咲坂法律事務所
リカちゃん人形やリカちゃん電話を効果的に使って彼女をその世界観のエージェントとして操って再び現金や小切手を盗ませるものの
その逃亡する姿を法律事務所の探偵が見ており彼女の過去の犯罪歴と素性を暴いてくれて咲坂は彼女の病気から来るこの状況から救い出す姿を描いた作品
多少ピンク度は薄いものの映画としては実によくできてる作品だったかな
 
ってことで咲坂弁護士とフユミどのある意味純愛映画ともいえる
脚本は五代暁子で、先に書いたようにピンク度はえすいもののミステリー映画としてはそれなりに楽しめた作品でしたが
 何せ60分の尺ですからセリフのほとんどがストーリーのみ隙間を埋めるための説明セリフばっかだったのが気になるといえば気になるんですが
まぁこんなもんかな
 
切り口の違う記事はコチラ
 
2005年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
池島ゆたか監督作品
出演:池田こずえ、華沢レモン、山口真里、樹かず、竹本泰志、本多菊次朗、山ノ手ぐり子、後藤大輔、津田篤、神戸顕一、佐々木麻由子
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おとり捜査官 お尻で勝負!

2025-01-25 19:46:04 | ピンク映画
今日を逃すと今月のノルマを逃してしまいそうで
今月の日本映画専門チャンネルの恒例企画番組毎月2本ピンク映画のR -15版を見ていく企画番組のは今月の二本目は渡邊元嗣監督が波路遥さんの脚本で作られた
”女痴漢捜査官“シリーズの第一作、「女痴漢捜査官 お尻で勝負!」という作品
今回のTVOAに合わせてタイトルを「おとり捜査官 お尻で勝負!」に改題して
まぁある意味公共の電波に載せるには犯罪にあたる”痴漢“はNGワードなんでしょうね
 
よく工藤翔子さんをピンク映画やエロチックOVとかで拝見しますが
この映画で工藤さんのおっきなおっぱいを見てふと気づいたんですよね
彼女の出演されてる作品をそれなりに見てるものの、そういやお年を召されての彼女しか存じ上げておらず今作で初めて工藤翔子さんのおっぱいを拝見させてもらったことに気付かされました(汗
 
まぁこの作品見て貰えばわかるんですがオネエって呼ばれるしのざきさとみさん演じるリーダー多摩さわきと事務処理を行うPCヲタクの泉由紀子演じる九重久美子、そして工藤翔子さん演じる現場捜査官桑原満智子の三人の女性捜査官で痴漢犯罪者を捕まえる警視庁外部組織”クイーンズ・スクワッド“が痴漢じゃなくて
人の脳を刺激して性的に興奮の極地に追い込みところかまわずにセックス魔にしてしまう光線を悪用させる科学者の捕縛に奔走するお話
 
行動する捜査員が不足ということで所長の多摩さわきは警察学校同期の刑事の蛍雪次郎に増員を依頼して刑事部のお茶汲み女刑事で林由美香さん演じる片山弥生を増員してもらう
ここまで書いたら分かりますよね
多摩さわき=沢たまき
九重久美子=八代万智子
桑原万智子=桑原幸子
片山弥生=片山由美子
ってことで当時流行していた東京13チャンネルの人気番組「プレイガ〜ル」のパクリ映画だったのね
 
痴漢って言ってもこの当時のピンク映画はちゃっかり国鉄の総武線や山手線でのゲリラ撮影が常套手段でして上半身はゲリラロケでお触り部分はどっかでスタッフに囲ませての撮影ですから手間暇かかるのによくまぁピンクは痴漢映画を撮りつづけてきてましたねぇ
それだけ需要があったってことでしょうかねぇ
でもこの作品は事件の発端は電車内での赤い光線による男女の逆痴漢から端を発してるだけで痴漢映画ではなかったからTVOAに改題が大正解の作品でしたが
シリーズ作品ですのこの後の作品は不明
シリーズ全体見てみたいなぁ
 
切り口の違う記事はコチラ
 
1998年製作、日本ピンク映画、新東宝作品
渡邊元嗣監督作品
出演:工藤翔子、林由美香、しのざきさとみ、泉由紀子、螢雪次朗、西藤尚、久須美欽一、芥雅之
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兄貴の嫁さん 淫夢

2025-01-24 19:31:57 | ピンク映画
早いもので昨日あたり年が明けたかって思ってるともう24日
いよいよ明日25日はライツキューブ作品のリリース日
そしたらもう7日も寝れば2025年も2月です
っていうことで、今月もこの日本映画専門チャンネルの恒例企画番組“おとなのは桃色シネマ白書”の今月の2作品をブログアップしとかねばあっという間に・・・

ってことでまずはこの作品
1988年製作の国映映画製作の「兄貴の嫁さん いん夢」という作品の“いん夢”という部分だけ漢字表記にしてR -15でOAされたこの作品
そうですよね”兄貴の嫁さん“ちゅうたら国映ではこの4年前に周防正行監督の初監督作品でもあり唯一のはピンク映画であまりにもピンク映画から逸脱して
彼自身の小津への思い入れの強い、ある意味カルトっていうか小津へのオマージュ色が濃い「変態家族 兄貴の嫁さん」を思い出しますが

この作品もそれに劣らぬほどにウエルメイドなピンク映画と言える作品だったかなぁ
なんと下元史郎さんが主演で脚本・監督がライツキューブ作品等でここのブログでもお馴染みの片岡修二さんという1988年の作品
いやお若い実にお若い下元史郎さんが実にいい
っていうか貧乏な4人兄妹のお話
長男に下元史郎さん、長女に風見玲香さん、次男に山本竜二さんそして次女に岸本かおるさんという家族どれぞれにエピソードを立てての55分の尺で綴られるある意味群像劇なんですが

脚本が実によく練られてて全く無駄もなくそれでいてきちんと伏線が貼られてて
オチてみたらその伏線が見事に回収されてることに気付かされるという
まさかの職人芸の極地的な作品だった
よくまぁこんな見事な作品を書けるなぁっていう作品
登場人物に悪人はいなくてまぁピンク映画ですからきちんと4人の女優さんもしっかりと濡れ場を撮ってるはいるんですが
見終わってピンク映画を見たっていうよりかは、ちょっとしたホームドラマを見たって漢字ですかね
っていうことピンク映画の担ってるエロ目的に劇場に足を運んだ人にしてみれば先に書いた周防監督の「変態家族 兄貴の嫁さん」同様に怒り心頭のは作品と言えるんだろうけど
映画としてみればそれなりに良くできてる作品と言えるわけですよね

毎回このシリーズで書いてることですが日本映画専門チャンネルでは何百というピンク映画から実に良い作品をチョイスしてきますよね

切り口の違う記事はコチラ

1988年製作、日本ピンク映画、国映作品、新東宝配給
片岡修二脚本・監督作品
出演:岸加奈子、下元史朗、風見玲香、岸本かおる、山本竜二、池島ゆたか、外波山文明、南野千夏
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