@気になった名言「今ここに生きていることに生き甲斐を持つこと」、生まれてこの方人間一人一人は「生まれた時から死に向かって生きている」「生かされているんだ」ということ。だから、なるべく多くの人との出会いを作り、感性を磨き、経験を積む事で、人として人のために与え教える事ができれば悔いのない人生となる、ということだ。
『日野原重明いのちの言葉』日野原重明
「概要」103歳の医師の滋味あふれる珠玉の名言集。2002年刊の好評ロングセラーにその後の10年の歩みを増補。90代になって創立した「新老人の会」で全国の高齢者と交流を深めながら、老いの新たな境地を切り開いてきた思索の数々
□「生き甲斐を持つ事」
「持つこと」「あること」の意義 人間の欲 自分を形成する
「最も大切なもの」=いい人との出会い・感性を磨く・経験をする
- 人間には「考えて生き、工夫して生きる事ができる」
- 人間は生き方を変える事ができる、行動、習慣、自由な選択がある
- 人生の成功
- ビジョンを持つ事
- 勇気を持って行動する事
- 継続させる事
- 改革・進歩とは、規則の通りでは進歩はない、賛同してもらえる規則を作り行動する事
□「愛すること」
人のために与えれる事を考える
一緒に悩み、共感する事
□老人の命を豊かにする条件
体を動かす生活環境整備・仕事を与える
食事についてうるさく言わないこと
良き聞き手になる事・生きる希望を探し持たせる事
失敗しても知らないふりしてプライドを傷つけない事
□人生3つの季節
教え保護されて成長する時代・社会を支える時代・自由に時間を使える時代
物事に踊らされる事なく淡々と生きる(物質社会からの脱出)
人との出会い・新しいことを始める事(脳・体は使わないとダメになる)
□ギリシャ・アポロンの言葉(学びの心得)
「子供のときに、良き節度を学び、青年時代には感情をコントロールする事を学び、
中年には正義を学び、老年になって良き助言者にある事を学ぶ、そして悔いなく死ぬ」
□ハイデッカー
「人間の死は、その人が如何に生きるかを示す最後のチャンスである」