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震度7以上で噴火する火山に要注意『大噴火の恐怖がよく分かる本』

2024-01-27 07:39:53 | 世界の常識(平均値など)
震度7を超えたら要注意、早めの避難は安心安全につながる。地震に影響し火山噴火で準備しなければならないのが食料、医薬品の他、呼吸器系・目を守る防塵マスク・ゴーグルなどだ。さらに首都圏では少なくとも3週間~1ヶ月は救援救助がないことを肝に命じて防災の準備をしておく必要があるだろう。交通事故の死傷者確率の1%よりは少ないとは言え災害は予期せぬ時期・場所に来ることは今回の能登半島の教訓として間違いないのだ。
『大噴火の恐怖がよくわかる本』高橋正樹
「概要』東日本大震災以降、各地で火山噴火が増えている。巨大地震が発生したあとに火山噴火が起こりやすくなる。通常の火山噴火より恐ろしい噴火もある。地下にたまった大量のマグマが一気に地上に噴出する「破局噴火」と呼ばれるものだ。一度「破局噴火」が起きると、最悪の場合、地球上の全盛滅が絶滅の危機に瀕するほどの被害を及ぼしかねない。
7万4000年前に起こった、インドネシアのトバ火山の破局噴火の後には、当時の人類が絶滅寸前まで激減したといわれている。また、7300年前に発生した鹿児島県の鬼界カルデラ噴火では、その後1000年近く、南九州は人が住めない不毛の地になってしまった。そして、現在、破局噴火の可能性が取りざたされているアメリカのイエローストーンが実際に噴火したら、地球はまさに破局的危機に直面することになる……。
M9地震が発生した場合、必ず火山噴火を誘発するという。「破局噴火」とは大量のマグマが一気に地上に噴出する現象で、イエローストーン、インドネシアのトバ火山が有名。その場合、地球上の生物が死滅しかねなく一つの国が壊滅状態になる。日本では薩摩硫黄島付近での鬼界カルデラがある。7300年前の噴火では火山灰が関東・東北地方10cm、近畿地方に20cm、九州に30cm積もった
ー日本のカルデラ火山
    北海道の湖、九州の阿蘇地域に多く点在している
ー「火山」名称、休火山、死火山など名称がなくなった(御嶽山の噴火以来)
ー噴火の種類と高さ(噴煙の高さ)
 2km:ハワイ式噴火
 10km:ストロンボリ式噴火
 20km:ブルカノ式噴火
 20km以上:プリニー式噴火(インドネシアのタンボラ山・クラカタウ山)
火山灰には二酸化硫黄や硫化水素の有毒ガスがあり(無臭の場合もある)、さらに微細なガラスや鉱物破片が混ざる。呼吸困難や眼球を傷つけることになる(飛行機、農作物な度に被害)
ー火山に備えて準備すべきもの
 懐中電灯、ラジオ、最低3日分の食料、医薬品、毛布など
 防塵マスク、ゴーグル、スコップ、なども必要
ー大規模火災の場合は大飢餓が起き3週間~1ヶ月以上復興(電気・ガス・水道)しない
ーフランス革命のきっかけはアイスランドにあるラキ噴火による食糧不足が要因(異常気象と小麦の高騰・寒冷気候の継続)
ーアジアの火山噴火
 インドネシアにあるタンボラ山噴火(1815年)は破局噴火で死者10万人、農作物の被害
 フィリピンのピナツボ山噴火(1991年)死者883人、6万に避難、周囲15km火山灰被害甚大
ー日本の火山噴火
 十和田湖火山の噴火(915年)800回の地震
 桜島の噴火(1471年)死者150人
 富士山噴火(1707年)M8.2の地震16日間に及ぶ火山灰、1923年も噴気が発生
 三原山噴火(1777年)50cmの火山灰山積、16年間継続噴火
 浅間山噴火(1783年)死者1151人、6年間噴火継続
 阿蘇山の噴火(1953年)死者6人、負傷者90人
 普賢岳の噴火(1991年)火砕流被害、死者43人
ー富士山麓にある青木ヶ原樹海は磁鉄鉱が含んでいるため方位磁石が狂う場合がある。富士山の直下には活断層があり、相模トラフ地震などからの影響があ理、M7以上で危険性がある。24時間体制のライブ画像(観測地点:13箇所)も配信されている
ー富士山噴火シミュレーションから飛行機の飛行停止、高速道路、新幹線の停止などを想定、特に防災マップから富士宮市、鳴沢市、御殿場市、富士吉田市、山中湖村など警戒となる。偏西風にもよるが、4時間後には火山灰が2cm~10cm積り、首都圏では停電から水道停止となり
車、鉄道、飛行機停止、火山灰被害(目、鼻からの気管支炎等続出)
ー噴火警戒レベル(4~5は警報となり避難など要請)



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