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自分の人生を「詩集」にして見る『辻仁成 青春の譜』

2023-01-19 08:06:26 | 人生を「生かす」には
人の出会いと恋、愛に変わる前に別れて侘しくなる、これが人生かもしれない。絶頂期には思わない「もし」は別れた時に突然やってくる。「もし」あの時こうしていたら、「もし」あの選択をしていなかったなら、など 恋愛は「たられば」も多くある。だから、次にはもっと素敵で、好みの人と巡り合いの機会があることを思うべきなのか。楽天主義でいきたい。
『辻仁成 青春の譜』辻仁成
身動きできない心の叫び、愛の幸福と苦悩、深い闇の中の孤独…。彼の真摯な言葉は、芸術の、人間の、人生の本質そのものであり、鮮烈な光を放ちながら強く問いかけ、生きる勇気と希望を与えてくれるのである。見えない檻につながれて、身動きできない心の叫び、恋という不思議な奇跡…。愛の苦しみと喜びを唄う、印象的なイラストと合わせ、深い闇に一点の光を見出す、元気と勇気が湧く本
ー印象に残る言葉・文章・詩集の抜粋
「Alone」
    涙の元栓を締めすぎた 蛇口をひらいで泣きたくなる
「Strange People」
    同じ色に染まりたくないだけ
「Bad Morning」
    家族のすれ違い すれ違いのEveryday  忘れないでね 寝ている僕を
「ビーズの指輪」
    抱えきれず こぼれたものが 君のかもしれない
「メモリアルパークのチャーリーブラウン」
    何気なく通り過ぎる人へ 忙しさのあまり見失っている
「言葉はキュウクツ」
    うまく伝えられない本当の気持ち 言葉は窮屈
「虹」
    やりたい事とやれる事 諦めきれない事だらけ
「Do you like me」
    自分がなくなるほど前向きにときめいたことがない 愛して欲しいけれど愛するのが怖い
「Dreaming」
    小さなことをいつも100倍にしていたら 急に未来が怖くなってきた 
    真夜中に星空を一人で見上げていたら 吸い込まれそうでひっくり返った
「どの方向から誰がくるのかわからないから全部開いている」
    愛しているのかわからない どうして別れたのかつまらない
    このまま終わるのは情けない あかんあかんあかん なんでやろ
    恋しているのに届かない 憎たらしいのに戻れない
    このまま切れるのが耐えられない あかんあかんあかん なんでやろ
「バラバラ」
    好奇心が最初で 好きになった時には 抜け出せないほどがんじがらめ    
    手繰り寄せながら 幸せだと感じた その時が今はただ懐かしい
「亡命者」
    男と女 生まれた時から 歴史はいつも愛の数だけ争い繰り返す
    それでも人は求めた 愛することを止めることは出来ない



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