@人の判断は「先入観」が主となる判断が多い、ではその先入観は如何にして人の行動を、知識・知恵を取り入れたか、それは「情報」(ここにあるメディア情報)によりまずはイメージを作り上げてしまうからだろう。その最初の情報が偏っていれば偏った方向に進むのは当然だ。この書を読んで米国の政局(民主党VS共和党)と主力メディア、さらにFBI、 CIAなど党閥よりの隠蔽、漏洩、捏造、偽装・偽情報操作、メディア操作行動力など恐ろしいものを感じた。特に歴代の民主党大統領自らがそれらを違法と知りながらも牛耳り政局有利を唱えてきたことは信じ難い。そう言われると、日本で受信している情報はいつも対トランプ批判ばかりだった。
日本の政治家vs報道にも最近富に政治圧力があり、突然あるテレビ局の司会者が交代、左遷など情報操作を政治家自らがでしゃばって来ているのは誠に残念で、今後「報道の自由」が米国並みに崩れ落ちる可能性も大だ。ただ、もう一つ残念なのが記者自体の勉強不足からくだらない質問、記事も多く信頼と信用をなくしていることを感じて欲しい。
『失われた報道の自由』マーク・レヴィン
「概要」現代のメディアでは、報道に携わる人々自らが「報道の自由」を踏みにじっている。報道の自由が失われているのは、政府による弾圧や抑圧があるからでも、ドナルド・トランプ大統領がメディアを非難しているからでもない。原因は、放送局や新聞社、そこで働くジャーナリストたちにある。かつて、ニュースといえば客観的な事実を集めたものだったが、いまは特定の意見やプロパガンダをニュースとしてまことしやかに流し、メディアがつくった「偽物」の出来事をあたかも事実のように報道し、ときにあえて事実を報道しないという選択をする。
・メディアの信頼度(2017年ギャラップ調査)
民主党支持者の信頼度は76%、好意的に見ている支持者は54%
無党派支持者は42%
共和党支持者は21%、好ましくないと見ている支持者は68%
・メディアの役割が重要だと思っている支持者(2018年ナイト財団調査)
84%は極めて重要だと感じているが、その役割ははたされていないと言う、44%
・主力メディア(トランプ政権下)
民主党:ニューヨークタイムズ、CNN、CBS、 ABC、 NBC、 ワシントンポスト
共和党:FOX News その他中堅以下
・信頼できない理由
営利企業がニュースを作るようになった事で中立が噂や利己的な商業主義に報道される
ジャーナリズム職業倫理の崩壊(真実の追及・忠実・中立・独立・平等、報道の責任)
・歴代大統領の権力の共謀・濫用・反逆行為
トランプ大統領は政府当局の力を使い口を封じ込めることはしていないが、他の歴代大統領アダムズ、リンカーン、ウイルソン、ルーズベルト、ケネディ、ジョンソン、クリントン、オバマ等は違法的事実はあるが報道されていないだけで、それは違法な権限を利用しFBI/CIAを操作、内国歳入庁の権力乱用、違法盗聴による情報収集、不倫性的問題、その他媒体の編集権限など多種多用ある(民主党の場合はほとんど事件どころか記事にもされないケースが多数)
ヒラリークリントンvsトランプ・ロシア疑惑に関しても証拠は出てきていない、また「フェイクニュース」などと言うものは主に共和党・トランプおろしの記事が多く、捏造も多いという
・過去の捏造・嘘の記事
ホロコースト(ユダヤ大量虐殺):ニューヨークタイムズは社主がユダヤ人にも関わらず関与しない方を選んだ、また当時のルーズベルト大統領は一才無言
ウクライナ大飢餓700万人の餓死:ニューヨークタイムズモスクワ支社支局長デュランティーは一才事に触れないで報道し続け、ピューリッツア賞を受賞、さらにルーズベルト大統領と内密関係にあり優れた海外特派員として紹介
FBI/マーチンルーサーキング:J/ケネディ大統領はFBIを利用し徹底的に監視、捜査させる、その他富豪者への税金優遇(石油王ゲティーは所得税$500)
・現状
自制心と節度を持って注意深く行動し、人々や自由な社会に役立つ知識や知恵をもたらす源から離れ始めており個人的、政治的、イデオロギー的な思考や怒りに囚われ始めている。
ジャーナリスト職業倫理崩壊で報道機関に疑いと不信感を抱き、無責任と見なすようになり「報道の自由」が自滅しかねない状態になっている。
米国大統領選挙に於いて大手メディアは共和党側の動向を極めて否定的、批判的に報じる
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