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「個人情報」の管理は自己責任『ちの轍』

2022-01-11 07:50:46 | ミステリー小説から見えるもの
他人になりすまし(背乗り)裏取引を仕切り凶悪犯となる。表の顔は上場企業の役員として公安部の中枢に潜り込み極秘情報を盗み出す。その公安官僚との縁のきっかけはPCにある個人情報が抜き取られ、弱みを握られたことで縁が経ちきれなくなったことが原因と、ある。現代でも金で操られる公職は改竄は愚か、データーの漏洩にも手を犯す。気を付けたいのは「個人情報」をどの端末・アプリにどれだけの情報をインプットしているかだ。責任は全て個人に返ってくることだ。
『血の轍』相場英雄
「概要」命を賭した、刑事部と公安部の壮絶な覇権争い。刑事たちを突き動かすのは、正義か、威信か、それとも本能か。東京都内の公園で絞殺体が見つかった。被害者は元刑事。警視庁捜査一課の兎沢が調べると、被害者は殺される直前、パソコンのメモリーカードを知人に送っていた。兎沢はカードを追うが、入手寸前に邪魔が入る。立ちはだかるのは、かつて所轄時代に数々の事件を解決しながら兎沢に捜査のイロハを叩き込んだ公安部の志水だった。殺された元刑事は警視庁全体を揺るがす、ある事件の真相を掴んでいたのだ。事件を詳らかにしたい刑事部と、闇に葬り去りたい公安部の熾烈な争いが勃発し、兎沢と志水の絆が引き裂かれていく。
ー公安部の次期警視総監とその背後にいる半導体ブローカーの役員が権力を蓑に日本を震撼する計画を図っていた。その証拠たる一部が殺害された元刑事の極秘の文章に欠けされており、USBメモリーに託されたその文章が事件解明の鍵を握った。公安部トップはその証拠をもみ消すため公安部利用し殺害を含めあらゆる手法を繰り出していく。
ー刑事部は元同僚の資料文章を確保し用途決死の大勢で挑むが公安部との熾烈な戦いとなる。刑事部の担当者は公安部の担当者の元部下だが、公安部は手術で治るとされた当日、医者を逮捕、娘の命が閉ざされるという悲惨な目にあっていた。
ー資料文章には、背景に日本を震撼させた過去の多くの事件、総監連続殺人(天下り)、企業事前情報漏洩(株価)等で総会屋(仕立筋)が公安部の副総監と絡んでいと見た部下の公安部は極秘に捜査、また刑事部は
ー副総監はこのブローカー役員から裏金、クレジットカードなど含め不正な金銭を受けていることが公務部の部下が発見、刑事部は元警官を殺害した容疑者を知能犯担当と捜査し始める。



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