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ちょっと気になるいい事、言葉、最新技術

書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

 情報過多で陥りやすい過ち『俺の過ち』⭐️3.9

2023-06-27 08:03:07 | 映画から見える世の中の動き
家族のDVは日本では親族の恥だとして公表されることは少ないが、年々増えているのは社会の所為だろうか。人々が短気になり怒りを作り出す社会構造の原因は「人間関係への不満が複雑化している所為」だとも言える。それはあらゆる情報が入手しやすくなったことで、誤解を招く偽り、噂、偏見情報も多くなっていることだ。情報の取捨選択を間違えるととんでもない結果を招き、果てには自分を傷つけ失望させることさえあるのが現代である。
『俺の過ち』
ノアは慣れ親しんだ街や彼氏、友達から離れ、母親の再婚相手の豪邸に引っ越すことになる。そこで出会った義理の兄ニックとは初対面から衝突する。しかし強く惹かれ合う2人は禁断の関係になり、お互いの無鉄砲で勝ち気な性格は2人の世界を一変させ、熱い恋の渦に巻き込んでいく。実は、父親のDVにより離婚した母、その娘には父の恐怖が後遺症として残っていた。それが元で娘の証言が刑務所行きと裁断された。だが、それが出所後に人質事件へと展開する。一方、新たな家族となった義理の兄との愛がその救いとなる。


チャンスを活かし存在感を生み出す『玉楼春』⭐️4.0

2023-06-26 07:15:57 | 映画から見える世の中の動き
@豊富な経験と知恵で家族に起こる難題を解決していく林小春。当初家族にとって出自が分からない田舎者を嫌っていたが、やがて家族に必要な中心的な存在になる。現代の「のけもの」が一躍「頼りがいのある人」と変わるのはあらゆる難題(生活に密着した人間関係)に対して快く、明快に、素早く対応してくれることで人気者になる、のである。人はいつでも「挽回」「回帰」できるチャンスがあり、それをどうやって見つけ、行動を示すかだ。
「玉楼春」(全43話)
役所勤めの父親が無惨にも処罰を受け家族が崩壊、その後劇団に入った娘の林小春。役所の上役である名家の4男坊に一目惚れされて奇しくも家族になる。それはその父親が自分の父親を陥れたと言う噂があり混沌とした。やがて家族の一員として様々な難問に林小春は解決していくと、やはり噂がそうでもない事を知り得るが、実は・・・。 一方、これは苦難の末見つけた愛を育むロマンス溢れるドラマだ。


旅行プランもChatGPTを活用が広がる

2023-06-23 12:08:08 | 映画から見える世の中の動き
米国ではAIの利活用が「旅」にも活発化しつつある、と言う記事。ベストな方法は、時間や価格といった特定のパラメーターに基づいて複数のフライトを調整し、目的地を提案。AIにリクエストする際は自分の母語を使うことが重要だという。AIモデルは多くの言語を話したり解釈したりできるが、大事なのは文法だ。句読点やスペル、文法が正確であればあるほど、AIがリクエストを理解しやすくなる。希望はできる限り具体的に表現、同行者に関する情報(子どもや高齢者、ペットがいるかどうか)、食事の制限、興味のあること、優先順位も伝えるようにする。情報を与えれば与えるほど、結果もよいものになる。


飽きるほどの銃撃戦シーン『ジョン・ウイック コンセクエンス』⭐️3.5

2023-06-22 06:59:25 | 映画から見える世の中の動き
拳銃と柔術の闘いが見飽きる程多く、少々退屈だ。俳優もロケーション(大阪、NY、パリ等)も豪華、だが多い撃ち合いのシーンの割にはイマイチストーリーが何か物足らずになったのは少し残念だ。
『ジョン・ウイック コンセクエンス』
ジョン・ウィック (キアヌ・リーブス) は、ハイテーブルを倒すための道を明らかにしようと、世界中の強力な同盟と旧友を敵に変える勢力による新たな敵と対峙していくことになる。自由と娘の解放の為、夜明けまでの決闘が開始する。


シニア女性四人に起こる珍道中『Book Club』⭐️3.5

2023-06-21 07:54:07 | 映画から見える世の中の動き
@唯一独身のビビアン(ジェン・フォンダ)のウエディングドレスを選び、内緒で祝宴計画するコメディ映画だ。ダイアン(ダイアン・キートン)、シャロン(キャンディス・バーゲン)、キャロル(マリー・スティーンバーゲン)のシニア4人による珍道中になる。詐欺で旅行バック盗難、だが、旅には意外な出会いと予想外の事も起きる。そして奇想天外にも牢屋行きになる経験もするのだ。周りに助けられ計画はうまく進む。
「人生は自分で作るもの、何かを求めれば何かを得る」と言うことだ。
『Book Club』
ネットでチャットを楽しむ往年の女優4 人が昔からの憧れの地、イタリアへ、これまでになかった楽しい旅行を計画する映画だ。物事が軌道から外れ、秘密が明らかになり、初めての車でクロスカントリーの冒険に変わる。だが、待ち受けていたのは! 出演はビビアン(ジェン・フォンダ)、ダイアン(ダイアン・キートン)、シャロン(キャンディス・バーゲン)、キャロル(マリー・スティーンバーゲン)


心の支えと人の変化『レジェンド&バタフライ』⭐️4.2

2023-06-18 07:56:39 | 映画から見える世の中の動き
「心の支えが人を変える」濃姫の支えで信長への自信を戦国の世の覇者に変えていく様を描いた映画だ。特に「比叡山の焼き討ち」は「仏の姿に隠れた無法者」(僧侶達はは信仰や修行ではなく、飲酒、賭け事に女との関わり、宗教者としての本分を果たしていなかった事、さらに政治的な影響力を持っていた)だったとする信長の判断は間違いではなかったとも思える。さらに信長の異国への憧れで、焼け跡の本能寺では信長の遺骨も何も無かったという史実から、もしかしたら異国への渡航を果たしたのかも知れない
『レジェンド&バタフライ』
戦国時代、織田信長の史実を織り交ぜたコミカルと擬説の映画だ。
織田信長の妻になった濃姫の役割は、信長の心の支えになり軍勢に喝を入れる事。濃姫の父が殺害され、今川義元が大軍を率いて上洛に、如何に戦略を練り軍勢に喝を入れるかを濃姫は解く。それ以降信長は人格が変わり軍勢も勢い付く。 だが、濃姫の心から離れ始める。


体力の限界をかけた元チャンピオンの復活『Big George Foreman』⭐️4.0

2023-06-14 08:01:00 | 映画から見える世の中の動き
@Doc Broadusトレーナーによってファアマンの才能が引き出されたことは素晴らしい。才能は誰かによって見出され、それを自分自身が努力することで自信が付き素晴らしい才能が醸しだされるのだ。 だが、自惚と過信は長くは続かない。一時の油断で奈落の底に追い落とされる。 ファアマンの凄いところは負けず嫌いの「復活」だ、やはり人は、一度味を占めた贅沢を忘れられない(説教することで心は満たされても現実貧乏生活はできない)、と言うことだ。 少々残念なのが、真剣なボクシングファイトシーンがないことだ。「人には人の道がある、俺には俺の道がある」ボクシングリングへの復帰、そんなセリフがカッコ良すぎた。
『Big George Foreman』
『ビッグ・ジョージ・フォアマン、世界ヘビー級チャンピオンの奇跡の物語』は、史上最高のカムバックとセカンドチャンスがもたらす驚くべき実話に基づいた映画だ。貧しい子供時代を経験したフォアマンは、19歳でオリンピック金メダリストと世界ヘビー級チャンピオンになることに注ぎ込み、ムハメド・アリとの試合で瀕死のパンチを喰らう。その後臨死体験をしてボクシングのリングから説教壇に上がった。しかし、自分の家族が精神的にも経済的にも苦しんでいるのを見て、フォアマンはリングに戻り、タイトルを取り戻すことで歴史を作り、史上最年長で最もあり得ない世界ヘビー級チャンピオンとなる


出世証明無しで社会に生きる『A Thousand and One』⭐️3.8

2023-06-13 08:50:44 | 映画から見える世の中の動き
母親が秘密にしている事、それは息子の出生証明。息子の社会保障番号が間違っていると大学の進学申請で発覚、出生届が不明で密入国者となる可能性が高い、と言う扱いになる。やがて息子は未成年者として再び養護施設に入り、母親は身を隠し放浪者となるのか、映画は最後のストーリーがない。自分のIDはどこの世界でも必須条件だが、所持していないことの意味は裏社会でしか生きられないと言うことになる。母は、息子は如何に生きていけるのか、厳しい米国社会に「生きる」を描く映画だ。
『A Thousand and One』
里親制度から息子 6 歳のテリーを連れ出し、刑務所帰りの母イネス (テヤナ・テイラー)と息子はお互いの秘密を守りながらニューヨークで、転々としながら暮らす。やがて男性と結婚し暮らし始めるがイネスの強引さと17歳になったテリーのこと、さらに結婚した男性が癌で逝去したことで再びシングルマザーとしての人生を歩むことになる。


容疑者への仕打ち『モーリタニアン黒塗りの記録』⭐️4.5

2023-06-11 07:09:43 | 映画から見える世の中の動き
米国の容疑者に対する8年間に及ぶ拷問、監禁、拘束、人間は耐えることが出来ないほどの肉体的、精神的苦痛を施し、遂には母親への逮捕で供述書に同意させる担当者は悪魔のようだ米国には容疑者を保護する法がないとは言わないが余りにも無謀な仕打ちには容疑者を解放させたい気持ちになる。拷問を強制的に強いれば誰でも、嘘でも米国側の意のままの告白状にサインするだろう。さもなくは自らの死を選ぶだろう。弁護士の言葉は「彼は証言者であり、容疑者ではない」と裁判に向かう姿は素晴らしいが、現実裁判で勝利したがさらに7年間拘束され、その間容疑者の母親は他界、2016年まで14年間の捕虜生活に終止符を打ち漸く釈放となる。獄中での手記が世界に翻訳されベストセラーになったが、書の中には米国政府のインクで「黒塗りの記録」書類のページがそのままである。 
『モーリタニアン 黒塗りの記録』
2001年、一人の男がアフリカのモーリタニアンから9.11の首謀容疑者としてキューバの刑務所に護送されてきた。米国政府と軍隊は何とか白状させ証拠を立件するのに必死となる。米国政府は誰かを犠牲にしてまでも国民感情から有罪にしたいのだ。容疑者の弁護側(ジョディ・フォスター)と検察側(ベネディクト・カンバーバッチ)、だが両者とも国の情報開示に疑問を持つ。 これは史実の映画だ。


自分を信じ行動できる力『AIR/エア』⭐️4.2

2023-06-10 08:05:04 | 映画から見える世の中の動き
「母の決断」母のビジョン、将来を見据えた決断
ナイキのバスケット部門は瀕死の状態でいつ廃部になるか、期待する新人(マイケル・ジョーダン)獲得で前代未聞のナイキ、サクセスストーリー映画だ。マイケルの第一希望候補はアディダス、次はコンバース、ナイキは論外だったが、マイケルの母に直弾。「人を説得できるのは、自分を信じて行動できる事」とマイケル・ジョーダンの母。担当者の言葉、「人が亡くなっても残るもの、それはこの『エアジョダン』と言うシューズを履いた人物、活躍した人物の名前、マイケル・ジョーダンだ」シューズブランドの価値、それは販売に応じた業界では初のロイヤリティビジネスの奔りとなった。初年度1億6千万ドルの売り上げ、社として最高の売り上げを記録する。その後年間40億ドルを誇る。 
『AIR/エア』
新人だったマイケル・ジョーダンと、「エア ジョーダン」ブランドでスポーツの世界と現代文化に革命をもたらしたナイキの設立間もないサクセスビジネス映画だ。廃部寸前のバスケットボール部門の状況を一変させる信じられないようなストーリだ。息子の計り知れない才能の価値を知る母親の妥協のないビジョン、そして契約に結びつける担当者の行動力だ。


残るものは『金塊』だけ『SISU』⭐️3.8

2023-06-07 07:58:46 | 映画から見える世の中の動き
戦争は残虐だ、それがたとえ終戦後でも。人の欲は絶える事なくあるものを躊躇なく奪い去る。 映画の見所はたった一人の不死身の男が自分が見つけた金塊をナチスの落魄れた軍隊に奪われ数十人の軍団を壊滅させていく巧妙な手段だ
『SISU』
1944年、第二次世界大戦末期、孤独な探鉱者(ヨルマ・トミラ)はフィンランド北部の隠れ家でナチスと遭遇。ナチス軍隊はヨルマの金塊を見つけ盗もうと追跡され、全ての金塊が奪われる。ヨルマをただの鉱山労働者と思っていたが、元精鋭の軍人で金塊を奪い返す為いに戦い続ける。たとえそれが行く手にいるナチスを全員殺すことになろうとも。


戦場での命懸けの恩返し『The Covenant』⭐️3.8

2023-06-06 07:53:57 | 映画から見える世の中の動き
2001年10月7日、1300人の兵士がアフガンに派遣、その後98,000人に増える。その際5万人の通訳者にビザが発行された。この映画はその戦地を映画化したもの。一人の兵士が現地の通訳に命をかけて助けられた。その恩を思い紛争地帯に助けに行く姿と米国ビザ発行の怠慢行為に抗議するなど感動せざるを得ない
『The Covenant』
アメリカ陸軍軍曹ジョン・キンリー(ジェイク・ギレンホール)とアフガニスタン人通訳アーメッド(ダル・サリム)を描く。待ち伏せで負傷したキンリーが捕虜となるが、キンリーの命を救うためにアーメッドは手段を講じて助けだし戦場から軍の基地に引き摺りながら苦労して連れ戻す。
キンリーは、アーメッドとその家族が約束どおりアメリカへの安全な渡航を与えられなかったことを知り、タリバンによってアーメッド家族が追い詰められる前に、戦闘地域に戻って恩返しを計画する。


動物と人間の本能を知る『ビースト』⭐️3.8

2023-06-05 07:56:50 | 映画から見える世の中の動き
動物の本能、それは家族を守るために縄張りを持ちたとえ人間でも近付けさせない。人間も家族を守る為に必死になるが、ここでは父親として家族を守る為に凶暴となったライオンと対決する。父親の勇気と動物の本能を利用した対決は見応えがある
「ビースト」
医師のネイト(イドリス・エルバ)は亡き妻の故郷アフリカのサバンナに二人の娘と旅を計画する。だが、密猟の所為で凶暴になったライオンに襲撃され故障した車の中で孤独状態になる。 果たしてサバイバルできるだろうか。


「愛」は人の「欲」域をこえる『プロフェッショナル』⭐️3.5

2023-05-23 09:10:34 | 映画から見える世の中の動き
誘拐された妻を取り戻そうと四人の雇われガンマンたちと山賊との戦う映画、だがその裏に人間味あるストーリーが隠されている。舞台はメキシコの枯れ地と砂漠地帯であり壮絶な戦いが始まる。ところが誘拐された妻を取り戻すと、妻の「愛」が真逆、「資産家で金持ち」vs「無法者」、人情が勝る方への選択があるのか・・・
『プロフェッショナル』西部劇
1917年、メキシコ革命の時代。 無法者・山賊により資産家の妻が誘拐され、10万ドルの身代金を要求される。その妻の奪回を四人のガンマン等が山賊を襲い妻を取り戻す、ところが現実とは違う局面に出くわす。


「差別化」で変革「貧富格差」でも変革が起きる『『スウイーツウオーター』⭐️4.0

2023-05-19 07:54:10 | 映画から見える世の中の動き
@米国の人種差別は社会の理不尽さを多く生み出し、それが社会変化をもたらした。映画で見る人種差別、ホテルでの宿泊拒否、ガソリンスタンドでの給油拒否、レンストランの入場拒否など。日本でも例外ではないが表に出ないだけだ、と言うことを知っておくべきだ。さて、野球選手の永久欠番42のジャッキー・ロビンソンがあるが、これはバスケット・ボール選手バガー・バンスの伝説映画だ。現役引退後はシカゴでタクシーの運転手をした、という。米国では「結果次第」、勝てばファンが増え、収益が増え、勝てば白人でも黒人でも誰もが認める。「差別化は収益には変えられない」がこの映画であり、現実のスポーツ界で見られる。
『スウイーツウオーター』SweetWater
1940年代、殿堂入りのナット 「スウィート・ウォーター」 クリフトンは、NBA 契約に署名した最初のアフリカ系アメリカ人として歴史を作り、バスケットボールのゲームのプレイ方法を永遠に変えました。グローブ・トロッターズ(バスケットボールの曲芸師的なの存在・ショーエンタテーナー)