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「介護保険料」の使途が微妙な世界

2025-01-19 07:41:34 |  社会の歪みと偏見
『2024年「介護事業者」の市場撤退が784件 倒産と休廃業・解散が過去最多、苦境鮮明に』東京商工リサーチ資料。「倒産は、介護保険制度が始まった2000年以降の負債1,000万円以上が対象。休廃業・解散(休廃業)は、統計を開始した2010年(内訳は2013年)以降を対象」とあるが、そもそも「介護保険料」は適切に利用されているのだろうか、疑問だ。下記の表は「介護のほんね」サイトからの転用だ、40歳からの保険料徴収開始、65歳からは新たな保険料徴収額となる。 今後このいい加減な保険料は年々増加傾向でありいつの間にか増額となり、詳細が見えない



世界の「自己優先主義」は常識となるのか『大常識』

2025-01-15 07:42:47 |  社会の歪みと偏見
様々な出来事に異変が生じ始めている、それは今までの常識が覆り、非常識となり、今までの正当性がいつの間にか悪道の世になり始めている道徳観など、時代と共に人々の道徳と感情が刻々と変化している。特に気になったのが悪(罪)と思われる事を権利、特権を利用し正当化を主張する政治家など。更に、例として「働くのは嫌い、努力も嫌い、でも権利は守れ」とか、「働けるのに働けないとして生活保護をうけることを正当化」を主張する輩など近代日本も自己主義、自己主張が強くなってきた感がする。今年の米国の国勢も「自国優先主義」は世界を混乱させるに違いない。
『大常識』百田尚樹
「概要」どう考えてもおかしいやろ。政治家は余計なことばかりしている。自称リベラルは多数の意見を踏みにじっている。人権派は犯罪者のほうばかりを向いている。願うだけで平和が維持できると考えるバカがはびこっている。新型コロナワクチンの批判はタブーになり続けている。道徳心がない奴がのさばっている――非常識に満ちたこの世界に、今こそ必要なのは「大いなる常識」だ。ベストセラー作家が振るう怒りの鉄拳!
政治屋たちの醜態
特権意識にはうんざりだ/安倍元首相の死を悼めない人た ち etc.
ー横暴な「リベラル」
ルッキズム批判への違和感/女性の安心を犠牲にするな etc.
罪を憎んで犯罪者も憎む
死刑はないけど射殺はある/「反警察」の人たちの身勝手さ etc.
ー平和ボケは不治の病
「遺憾」よりも「威嚇」が必要な時/やりたい放題の隣人たち etc.
ーコロナワクチンへの異常な愛情
わたしがワクチンを打たない理由/ワクチン被害者にも向き合え etc.
道徳崩壊
救急車に道を譲らない人/進む「匿名化」への疑問 etc.


今も変わっていない政治家の国政

2025-01-13 07:47:31 |  社会の歪みと偏見
@本書は2012年出版だが、2025年の現在、予測通りも多い。特に経済の低迷、その要因は、やはり長年国の経済成長を促す政策等が実現性が乏しく脆弱で、最後には先延ばし、国民の要望に適っていない。それどころか税金は赤字国債を連発させ使途不明で多大な無駄使い、何かやるごとに国民には増税に次ぐ増税を課す状態になる、となる予測はバッチリ当たった。20数年前からの予測でも日本経済の立て直しなど現在の政治家もほとんど考えていない、それどころか政治家と官僚が自分たちの為に如何に国家予算を年内に使い果たすかを気にしている、のが延々継続しているのだ。本書にある現状の行政活動は下記の通りで、まるで胡座をかいている悪代官に見える。
・投資の知識と技術を持たない人が、年金などの運用をする(年金破綻)
・返すアテがあるかどうか不透明なのに借金を重ねる(大量の赤字国債)
・企業経営の経験がない人が、ビジネスに関する規制を作る(思惑規制)
・人を雇ったことのない人が、労働規制を作る(雇用労働不安)
・自分のお金すらうまく使えない人が、国民から集めたお金を使う(無駄使い)
本書の「日本脱出」の要は「備えあれば憂いなし」如何に一歩先を踏み出すかが課題であり、国に頼らず自分自身で選択すべきだと言うことだ。国はいざという時、国民を守ることなどできるはずがないと言うことだ。
『日本脱出』午堂登紀雄
失業問題、給与減、超増税、高齢化にともなう社会保障の負担増……お金に関する不安は高まる一方ですが、「日本破綻」ともなれば、あなたが必死に貯めた預金は紙くずに……!それに加え、再来がおそれられている大地震、原発の問題と、いまの日本に住む人々は、非常に多くのリスクと不安を抱えています。本書では、日本破綻、「その日」がきたときに、安全に逃げのびるか、破綻に巻き込まれ路頭に迷うか。それを分かつのは、「今すぐ、備えるか」「心配しながらも、そのまま過ごすか」だけ。
「あなたの資産を国は守ってくれない」だから何事も用意周到で一歩先を進む事とある。その一歩先とは、「日本脱出」と言うことを主張している。
・重税国家(経済低迷・自然災害・為替変動)
    社会保障・国民保険・復興特別所得税・住民税・所得税(全て増税・増額)
    復興増税法案(25年間)所得の2.1% (使途不明金が多発)
    法人所得課税・世界比較(日本40.69%、韓国24.20%、中国25%)
    年金の破綻・生活保護世帯数増大(高齢者一人に対し現役世代二人で支える)
    日本人の働き口の減少・給与は下がり続ける(少子高齢化・人口減少・経済低迷)
    為替相場変動(物価上昇・可処分所得減少
ー隠蔽工作 (国や企業の隠蔽が多発)
    原発事故、企業不祥事などに対する捏造や隠蔽が多発
    自然災害などへのリスクを過小評価、省庁の都合で発表する
    大都市での自然災害対策の脆弱さ(物流網などの過小評価・脆弱)
    政治家の「注意深く見守る」は「指をくわえて眺める」(変化を嫌い・現状維持)
ー資産運用(低金利・銀行補償の不明確さ)
    日本NINJA志向(No income, No job or Asset=収入無し仕事も資産も無し
    銀行の国民預金は「赤字国債」に化けている事実(破綻した場合全て紙切れとなる)
    政府に国債残高を減らす意思など全くなく、次世代に負わせる(国家破綻は目の前)
ー日本脱出計画(国は国民を守らない・国は借金を返金しなくても良い・全て国民負担となる)
    働き口の減少と労働時間の短縮、賃金の低下(労働不安:賃金・補償・退職金など)
    外貨準備をしておく・外貨預金・現金を用意しておく(為替相場との兼ね合い)
    「金」と「不動産」で資産形成しておく(不動産も家賃が稼げる物件必須)
    各国の永住権・投資・税金への勉強(投資家入国)ニッチビジネスで複数の収入源を保つ
    身軽になる(雇用されない仕事・保管場所に資産を預け、紙書類等はデータ化して保存)
    固定費を下げておくこと(家賃・光熱費等の生活費の工夫・自給自足も視野)
    海外での生活:租税条約の「外国税額控除」で二重課税を防ぐ


万博の赤字は誰が責任を取るのか興味あり!

2025-01-10 07:39:09 |  社会の歪みと偏見
『万博「赤字になったらどうにもならん」関経連会長、チケット購入発破』毎日新聞記事。100日を切った段階でチケットは目標の半数にも満たない(その半数もスポンサーの買取とばら撒き含む)となれば完全に赤字となる。オリンピックと同じで「誰も責任を取らず」「赤字は国民の税金」となることは間違いない。いつも同じ繰り返しの国のイベント・行事。この際、政府・大阪・経済団体での主導権を持った幹部からの寄付金負担をお願いしたい。国の祭事で儲けるのはその政治関係企業と団体、全く国民には得はないからだ。


「規制緩和」で改善するタイミングを逃すな

2025-01-09 12:43:02 |  社会の歪みと偏見
『「ドライバー不足」深刻 タクシー業の倒産・廃業82件、過去最多 「人手不足」での倒産目立つ』帝国データ調査資料。世界ではAIによる車の自動運転への許可を出し人材不足の改善へ進めている。日本はガンとして「規制緩和」をしないことで時代の流れに遅れ、経済が低迷、それでも政治家は痛くも痒くもない。それは金が不足すれば増税し、それでも足らなければ赤字国債発行すればいいと思っているからだ。今こそ大胆な「規制緩和」と「政治家監視組織(政治家の特権等の見直し、国会議員の定年制、国民同等の刑事民事判決)すべき時代となった。


政府は真っ当な仕事をしていないのに!

2025-01-09 07:42:30 |  社会の歪みと偏見
『経産相、高水準賃上げを要請 経団連会長らと会談』共同通信記事。「呆れて物が言えない」それは政府の経済対策の怠慢による活気が無く低迷して多くの中小企業が倒産している現実を知らず、方や保険等での増税で経営が窮地に追い込まれている中でのこの発言に物申したい。「しっかり自分たちの仕事を全うしてから事の言え」と。


税収が増えても国民への還元はなく大量の赤字国債発行も続く

2024-12-26 07:39:52 |  社会の歪みと偏見
@『来年度予算案、税収70兆円台後半とする方針…6年連続で最高更新の見通し』読売新聞記事。主に所得税、法人税、消費税が増えたとある。財務省も政治家も「いつでも足りない足りないと増税」するが昔の悪毒代官と同じで「蓄えが多くあっても更に徴収しても満足しない」それだけ自分たちの力量で使途不明金(予備補正予算)が増えるから満足するのだ。過去政治家は幾らお金があっても満足しない。
更に『24年度の歳入に占める新たな国債(国の借金)の割合を示す「公債依存度」は33%となる』と依然赤字国債額(マンネリ大量発行)は減りそうにない。次世代の負担は更に拡大する、と言うことになる。(「今が良ければそれでいい」政治家の概念)


石破首相の「リーダーシップ」力を問う

2024-12-23 07:39:27 |  社会の歪みと偏見
『石破降ろしの号砲か? 岸田前首』日刊ゲンダイ記事。「きな臭い団体」ともある記事には「国民に耳を傾けず」の元首相、「裏金疑惑」議員が勢揃いとある。気になるのは日本の首相のリーダーシップ。過去二期目の安倍首相は良くも悪くも力強いリーダーシップを見せたが石破首相にはほとんど見られなくなった。長々と続く与野党会議、それぞれの会議に出席して「結論、ゴールはここだ!」と首相が指示命令すべきだと思うが・・・このままではまた以前の無責任、無策政治体制になり、政治家だけが「富」を得る国になる。




「基礎控除」諸外国は物価上昇でスライド、日本は「我慢我慢」ばかりで30年

2024-12-22 07:42:08 |  社会の歪みと偏見
@『課税最低限、なお低く 「壁」見直し、主要国に見劣り―税制改正』時事通信記事。政治家ばかりが増収で国民は我慢我慢ばかり、これでいいのか?
日本も少なくとも2倍、最大でも3倍はあっても良い、はず。
国の税調を仕切る自民党役員が「悪玉代官」(農民からこれでもかと年貢で搾取、農民を苦しめる)に見える・・
日本:「年収103万円の壁」を見直し、計20万円引き上げると決めた。所得税の基礎控除と給与所得控除の合計額は123万円へ、これまでの1.2倍に引き上げ
米国・英国:米国は96年から2024年の間に2.23倍へ引き上げた。英国はリーマン・ショック後、低所得者に配慮して物価上昇率を大幅に超える上乗せを実施



「何もしないことが安定」日銀・政府の政策?

2024-12-16 12:47:34 |  社会の歪みと偏見
『日銀、利上げ見送り論強まる 直前まで情勢見極め』ロイター記事。日本の政治制作等含め「何もしないことが安定する」気運がありすぎてこの15年何もしないでいる。賃金低迷、円安で物価高騰などなど国民は低迷を強いられているが、国はこの円安で大きな収益を上げている(大手輸出企業中心)。日銀が何も動かないのはその為でもあり、企業献金、寄付金も大手からが多いもの頷ける。


政治家の「先延ばし」「先送り」は次世代に大きな負担を残す

2024-12-16 07:45:03 |  社会の歪みと偏見
@『ジム・ロジャーズ「日本経済は歴史的に見て異常」 人口減少と負債増加が同時に起きているのはヤバい』東洋経済社記事。ロジャーズ氏の発言に
「災害後など特別な状況に、短期的に低金利政策を実施し、良い結果をもたらすことはある。しかし、長期的(35年間)な低金利政策が繁栄と成功につながった例を、私は知らない」そして「長期的なゼロ金利政策は、特に人口減少(15年間)と負債増加という悪影響を及ぼす」また「日本は巨額の財政赤字を抱え、この赤字を、誰が返すのは現役世代の労働者だ。つまり人口減少、特にお金を生み出す生産年齢が減っていることに加え、負債は増え続けることは、今後日本が致命的となる。」
日本の政治の特徴は「先延ばし」「先送り」と次世代に多くの負債を負わせ、元政治家、自分たちの利得、欲得を利権としてやりたい放題(無尽蔵的な国債発行、主の目的を失った限度枠のない予備費)をしていることだ。
やがて、いつか国債・株の暴落から国民の預金引き出し騒動が銀行破産に繋がり、物価の急騰等で暴走連動が起こり今の政治家は逃げ腰になる・・・


国民の生活費の実態(食費20%、被服履物50%削減)

2024-12-10 07:38:25 |  社会の歪みと偏見
日本の賃金に対する食費の比率(エンゲル係数)の記事を11月28日に投稿したが、ここに新たな調査資料が出てきた。
日本の現状:実質賃金が15%近く目減りし、食費を約20%近くも節約しながらの生活を余儀なくされ、被覆及履き物等は既に50%近くも購買しなくなった現状だ。政府の103万の壁、106万の壁と議論しているが、政治家一人当たりの文通費は毎月@百万円でしかも明細領収書が要らないという。政治家こそ特権廃止をして初めて国民も納得できる


日本こそ「政府効率化省」が必須『国家予算の根本を見直す』

2024-12-08 12:56:30 |  社会の歪みと偏見
@『米「政府効率化省」が始動 マスク氏、初会合で改革実現に向けた協力を議論』産経新聞記事。「歳出や連邦政府職員の削減などを通じた行政のスリム化を目指す」さらに「政府は規模が大きくなりすぎ、うまくいっていない。より主要な目的に焦点を絞った効率的な政府が必要だ」と言う。日本も半世紀もの間右肩上がりの国家予算で可決ているが「103万円の壁」など根本的な無駄と効率化が必須となるのは日本も同じだと感じる。是非「石破内閣」で実現してほしい所だが周りが岸田内閣の幹部では実現できそうにない。リーダーシップ力が可能かどうか期待したい。



自動車に係る税金9種類・これでは保有欲が湧かない

2024-12-02 07:46:47 |  社会の歪みと偏見
『日本人が「車を買わなくなった」本当の理由…高すぎる税金制度を劇的に変える「3つのポイント」』現代ビジネス記事。日本はさまざまな名目で税金を課しているが典型的なのが「自動車税」という。日本において、自動車ユーザーは取得(購入)/保有/走行(燃料)の各段階で合計9種類の税金があるそれは購買力の衰えで大きく国の税収が減っていることにつながる。また他国と比べても圧倒的に税金が高く、これを見ると自動車を保有したいという気分にはなれない。
政府は抜本的な予算の支出を見直さない限り日本経済の奈落の底に落ちていることに気がつかない。 税金を減額し、その分購買力を高め消費税で税収を図る方法しかない。






「思いやり」を持たなくなった社会『空中ブランコ』

2024-12-01 07:33:14 |  社会の歪みと偏見
現代病、多くはストレスからくる精神科的な身体不調が多い。苛立ち、癇癪、鬱憤などが何かの拍子に爆発する、そんなケースを取り上げた精神科医との治療処方がコメディ的で面白い小説だ。現実、会社・人間関係から鬱を発症、重症的なストレス解消には転職が一番だと、思う。同じ環境でひと時の休息だけでは気分転換も病への処方には大きな改善は起きない。それだけ最近の身体的心の不安定は複雑化した人間関係を作り出しているからだ。自己主義、利己主義などで思いやりを持たなくなった社会になったのだ。
『空中ブランコ』奥田英朗
「概要」伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?サーカスの花形、空中ブランコでフライヤーを務める公平は最近失敗ばかり、原因は自分にあるらしい。困り果てて伊良部を訪ねたが、伊良部が自分も空中ブランコに乗ってみたいと言ってきかず…
ー空中ブランコ「体力の衰退」 
    自分の体力の衰退でフライヤーが成功しなかったのを他人の所為にしてしまう
    自分では気が付かない体力の減退を認める事は辛い
    人にはタイミングよく「引退」がるという事を悟るのが大切
ーハリネズミ「器量」
    自分がヤクザに向いていないかもしれない、と思ったりする
    世間に対する突っ張りを少なくすることでストレスフリーになっていく
    自分の器量への疑問を持つ
ー叔父のズラ
    破壊衝動が頻度に出る症状(叔父のズラをとてみたい・いたずらっぽい行為)
    窮屈な生活を強いられると何か解放を求める
    鬱とフラストレーションが混ざり合い、何か気になることをしてみたい衝動に駆られる
ーホットコーナー
    突然サードの守備が出来なくなり1塁への送球が乱れ始める
    イップス(スランプ)に陥るのは誰にでもある、原因を探す、新人への不安
    何気ない心へのプレッシャーを自分で作り上げていた
ー女流作家
    努力して対策を書き上げたと思った作品が売れなくて落ち込む、自信喪失
    ストレスを抱え何をどのように書けば読者ウケするのか迷う
    映画も、作家も自信を持って書き上げたものが期待できない場合は多い