悲劇。

　幼い二人の娘を発作的に殺してしまうという事件が起きた。原因は母親である容疑者の精神の異常にあるらしい。
　ただ引き金はご近所トラブル。


　友人がその同じ町に転居して行ったけど、隣家に挨拶した際、開口一番
「工期が長引いて大変うるさかったです」と言い、挨拶に差し出した品物も受け取りを拒否されたという。

（いやだわ、そんなとこ）

「それで物置の位置も、利便性より隣家との目隠しとしての設置を選んだわ」と、友人。


　切ない話である。
　
　高級住宅地・・・転居二年目の悲劇。もし、アットホームなお付き合いのできる界隈であったなら・・・事件は回避できたかもしれない。
　胸痛む顛末に、心が塞いでいる。

　友人は難しい隣家との付き合いを、どう克服して行くだろう。転居前のここでは、彼女の優しさは近隣の人たちの多くを癒し、人気者だった。そういう人柄なのに・・・（だから、大丈夫かな？　大丈夫と信じたい！）

『ひのきとひなげし』１２。

　ひなげしはあんまり立派なばらの娘を見、又美容術と聞いたので、みんなドキッとしましたが、誰もはづかしがって返事をしませんでした。悪魔の蛙がばらの娘に云ひました。

☆律（きまり）を破る常なる幻。
　幽（死界）の魅（もののけ）の陽（光）を述べ、文で推しはかり、遍く字（文字）で話し真（真実）。
　吾（わたくし）は、常に運/めぐらせている。
　

『城』１０５５。

最後に、職務上のことにかんしては、もっぱらあなたの直接の上司である村長のわたしの指示を求めるようにとあり、わたしは、いっさいの詳細をあなたにお伝えしなくてはならないことになっております。もっともこれは、大部分すでにお伝えしました。

　職務上/amtlicher→Ende/終わり、死。
　なくてはならない/soll→Sol/太陽神。
　大部分/alles→All/宇宙。

☆最後に死に関してわたしを除外し、あなたの最大の関心事に対し、最も近い前にいる村長）死への入門）であるわたしの指示を求めるとあり、宇宙（万物、森羅万象）の詳細を太陽神に伝えています。もっとも大部分はすでにお伝えしました。