この日は臨時列車が少ないので、夕方なのに次の列車は約15分後である。待っている間に後ろに5、6人並んできた。
ひかり号がやっと来た。N700系なので見かけはのぞみと同じ。室内を見ると、7、8割の入りぐらいである。3連席の中央であれば座れるだろう。降りる人が多ければ、3連席の窓側にも入れる。
ドアが開いた。車両の先頭側のドアなので、こちら側から出るとホームの出口に遠い。しかし、7、8人降りた。降りる人が多いということは、座れる可能性も高くなる。
降りる人がいなくなったので、乗り込んだ。6割ぐらいの入りだった。早めに席を決めようと思って、入って2列目の3連席が全部空いていたので、窓側に入った。
2連席の窓側も探せばあったかもしれないが、見つからなかった時のことを考えて、3連席でも良いので窓側に座れるところにした。
窓側の席に座るとすぐに、大きい荷物を持った若い男が通路側の席に乗ってきた。
名古屋駅を出た。この列車では自由席の人たちは全員座れたようだ。
通路側の男が持っていたタマゴサンドを食べ始めた。タマゴサンドは臭いがけっこうきつい。
岐阜羽島を通過し、関ヶ原を過ぎて、米原を通過した。それから、琵琶湖東側の平原をひたすら走った。
大津と京都の間のトンネルを出ると、京都駅に着いた。岡山行きのひかりだが、京都でたくさん降りていった。通路側に座っていた男も降りていった。代わりに乗ってきたのは数人だった。車内が一気に閑散とした。
淀川の近くを走って、新大阪に着いた。岡山行きなのだが、新大阪でさらにたくさん降りた。
新大阪のホームに出ると、人がすごく多かった。2号車から出ると、コンコースに降りる階段までが遠い。ホーム上を延々と歩いて、やっと下りエスカレーターと階段に来た。
JR在来線への乗り換え口に向かったが、人が多くてなかなかスムーズにたどり着けなかった。
やっと在来線乗り換え口の自動改札まで来た。今回はピコピコ鳴っていなかった。
東海道線のホームに降りると、やっと人が少なくなった。