それでは、連載第113夜は、平成24年正月の、「リニア・鉄道館」からお届けします。
閉園する「佐久間レールパーク」の最後の年に、足繁く通ったことから、「リニア・鉄道館」の招待券を6枚貰い、うち4枚は妹夫婦一家に譲り、1枚は開館早々に使いましたが、やはり開館1年目で、毎日混雑でした。
そこで、残る1枚を使う機会を窺っていましたが、正月2日なら空いているだろう、と思い、決断。晴れ着も着ずに、鉄ちゃんスタイルで、同館に行きました。
しかし、残念ながら正月休み中の家族連れが多く、開館早々とはいいませんが、かなりの混雑、シミュレーターは全くダメでした。
今回のテーマでは、先ずは青帯の2等車、オロネ10-27です(写真)。軽量客車、10系の一員で、ス級あるいはマ級の客車をおよそ10トン軽量化し、ナ級あるいはオ級まで軽くすることに成功しましたが、車両寿命については諸説あります。
貫通路が開き、中が見えます(写真)。プルマン式(開放式)2段寝台、レール方向に寝台がセットされ、座席はボックスになっています。583系の寝台を、2段にした感じです。
続いては、白帯の1等車、マイネ40-7です(写真)。戦後米軍接収、解除され、後に職用車になっていました。中は恐らく職用車時代のまま、1等寝台の面影は無いでしょう。
これらは、建物の奥の保存車両展示スペースに並べられ、保存されなければ記録も出来ませんが、出来れば車内見学出来る機会があると、もっと良いと思います。構造的に、難しい感じはしますが。
それでは、次回をお楽しみに。
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