それでは、連載第302回目は、EF81の39回目、EF81 303をお届けします。
EF81 300番代は、関門トンネル用に製造されたEF30の輸送力増強のため、導入された機関車です。301から304まで計4両製造され、いずれもコルゲートステンレスボディであることから、銀色のEF81でした。しかしその後の転配で301と302の2両が常磐線の内郷機関区に転出、その際にボディにローズピンクが塗られ、銀色は303と304の2両のみとなりました。JR化後に重連総括制御が追加された程度で大きな変動はありませんでしたが、EH500形投入となり、いよいよ最期を覚悟するときが来ました。
写真は、普通電車車窓から、北九州貨物ターミナルを眺めた姿(写真)。写真中央に銀色の機関車が写っており、これが303号機と思われます。このまま、遺影となりそうです。
それでは、次回をお楽しみに。
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