ブログ等で多く記事になるのは、やはり地元ネタです。地元ネタでは名鉄はかなり集中的にやったので、ここらで名古屋市営地下鉄をクローズアップしてみようと思います。順番としては、やはり開通順が一番と思い、地下鉄東山線からいきたいと思います。
1枚目は、平成19年、N1000系デビューのお披露目も兼ねた、藤が丘工場公開イベントでの一枚。N1101始め6連です。いよいよ、半導体制御車も淘汰の時代が来た、と感じさせました。
その淘汰される車輌は、5000系。現存最古の編成である5103始め6連が、藤が丘に到着した図。廃車は5101、5102と順番に来たので、次は当編成と思われたものの、これより状態の悪い編成があったらしく、そちらが先に廃車されました。まあ、省エネのチョッパ制御車であり、置き換えのペースも遅く、まだまだなのでしょうが、油断は禁物です。
5000系最終編成5123始め6連が、藤が丘に到着。同編成は平成2年製で、丁度技術的分岐点の時期に製造されました。他社に目をやれば、VVVF車も散見され、既存の技術か、新技術かで寿命が分かれました。しかし同系は、地下鉄車輌の冷房化に大きく貢献しました。
続いては5050系、5151始め6連です。同編成は平成4年落成、後述の名城線2000系の東山線仕様といった感じです。しかし2000系のような曲面ガラスは使用せず、平面ガラスのみです。
同系の最終編成、5677始め6連が、高畑に向けての出発を待っています。同編成の登場で黄電は全車引退、東山線は冷房化率100%を達成しました。
そして5000系初期車が登場から30年になることから、これを置き換えるべく製造が始まったN1000系、その現在の最終編成N1104始め6連です。「省エネ化」「冷房化」といった喫緊の課題もないことから、置き換えのペースは遅く、年に1編成程度の登場となっています。今後もそのペースなのか、施設改善も視野に置き換えペースを上げるのか、興味があります。
続いて開業した名城線。こちらも黄電であり、黄色に紫の帯を纏った車輌が走っていましたが、これを置き換えるべく製造された2000系、その初号車2101始め6連です。平成元年の製造です。
同線は2000系導入後路線が延長され、当初の黄電置き換えから、延伸区間用の増備に変わりましたが、マイナーチェンジは多数あるものの基本的には同形を製造し、平成16年の最終増備2135、2136まで変わりませんでした。その最終編成、2136始め6連です。なお、2133から2136の4編成のみが、前照灯に角形HIDライトを用います。
今回は600V第三軌条、16m車の2線区に使用される車輌を紹介しました。次回は鶴舞線でしょうか。ご期待下さい。
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