それでは、連載第190回目は、EF65の17回目、EF65 1001をお届けします。
EF65 1000番代、通称「PF形」は、EF65 P形、及びF形の運用実績を元に、P形及びF形両方の機能を持たせた、EF65の完成形です。国鉄直流特急色で登場し、重連対応で貫通路も装備されましたが、それまでの機関車にあったステンレス飾り帯が省略されています。20系電源車カニ22用に「カニパンスイッチ」、専用のジャンパ栓はP形同様に装備され、またF形同様重連対応の各種装備も付属します。
その初号機、1001号機が、引退後、ED62と並び、大宮車両所で展示されます(写真)。「Pトップ」のような呼称はありません。
現在は、JR貨物の大井ターミナルにて保存されるらしく、同所のイベント時に展示されました(写真)。動態か、静態かは不明です。
平坦線を中心に使用されたEF65であり、重連対応とはされますがあまり運用実績は無く、EF66もあり、必要なかったのでしょう。ほとんどの記録が単機である筈です。以降、続けていきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。
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