Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#305

2017-10-19 | 鉄道写真


 それでは、連載第305回目は、EF81の42回目、EF81 410をお届けします。


 EF81 400番代のうち、JR九州所属機とされた同機、相当調子が良かったのか、ブルトレ末期まで活躍しました。


 最初は、遅延した下り寝台特急「富士・はやぶさ」を、EF66から下関で引き継ぎ、出発を待つ姿(写真)。既に、太陽は西の方に向いています。



 続いて、門司駅でED76から上り「はやぶさ」を引き継ぎ、上り「富士」との併合を待つ姿(写真)。前照灯では無く、入換灯が点いています。



 そして「富士」と併合、下関に向け出発準備をする姿(写真)。入換灯は消え、前照灯が点き、関門トンネルに向け準備は万端です。



 翌朝、下り「富士・はやぶさ」を牽き、門司駅に入線する姿(写真)。ここで運用は終わり、ED76に主役交代です。



 季節によっては、上り「富士・はやぶさ」は、門司発が日没後になります。その、門司駅での入換の姿(写真)。入換灯が点いています。



 下関駅で、列車待ちの間に到着した、下り「富士・はやぶさ」を、門司まで牽くべく時間を待つ410号機(写真)。関釜フェリーは、絶妙なタイミングで到着しました。



 最終期の下り「富士・はやぶさ」を、関門トンネルに導くため待機する410号機(写真)。「お葬式」です。



 そして、門司で上り「富士・はやぶさ」を牽くべく、接近する410号機(写真)。これが、遺影となっています。



 九州特急全廃直後、5月の連休(ゴールデンウィーク)時に、門司駅の側線に留置されるEF81(写真)。一方は最終期まで活躍した僚機411号機、もう一方が410号機と思われます。ナンバーも外され、保存対象にもなりませんでした。


 計9枚は、Pトップなどにも並ぶ枚数の多さで、それほどの頻度で出会った、調子の良いカマであったことが分かります。


 EF30に比べると、九州には81は馴染みが無かったと言うべきか。でも、303や304が引退したら、やっぱり残りそうですよねえ!


 それでは、次回をお楽しみに。

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