Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

相互乗り入れと車輌思想#1

2011-06-27 | 鉄道写真

  このブログでは、赤い電車の写真が続いている。確かに飽き飽きしそうな色ではあるが、この赤は美しいという人もおり、赤は名古屋の電車の色なので、当面はお付き合い願いたい。

 今回も名鉄ネタではあるが、少し目先を変えて、他の色も入れて投稿したい。それは地下鉄乗り入れ車輌である。地下鉄乗り入れ車輌といっても、当初名鉄はスカーレットを守っていた。写真は、地下鉄鶴舞線乗り入れ、名鉄豊田線・犬山線車輌である、100系初号車111始め6連である。抵抗制御車4連の中間に、VVVF車2連を挿入した編成である。貫通ドア中心部エッチングには、名鉄の旧社紋が残っている。

  116Fからは界磁添加励磁制御に変更(中間2連はVVVF)、続番は117Fではなく211Fである。そして写真の編成、最終増備215Fは、製造当初から6連、全VVVF車で、車内にはLED電光掲示板が装備されている。

  一方、乗り入れ側の名古屋市交通局鶴舞線車輌は、当初3000系であった。コルゲートステンレスボディに、チョッパ制御の車輌である。写真は3101始め6連である。

  同系の最終編成、3123始め6連である。同系も4連で落成、8連化の予定で3100形、3200形、3700形、3800形のみ製造され、中間に4輌挿入の予定であった。しかし6連化時には、チョッパ制御及びコルゲートステンレスボディの車輌が製造される時代では無くなったので、既存編成の一部の組成を崩し中間車として挿入している。

 4×23÷6は、15余り2である。余り2輌は、一体どうなったのか。それが、次回の話題である。

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