それでは、連載第17回目は、日本での電化初期における輸入電機をご紹介したいと思います。
写真の電機は、ED10 2です(写真)。大正期、東海道本線国府津電化用に、ウェスティングハウス・ボールドウィンで製造された、アメリカ製電機です。2輌輸入された、その2号です。
後に、国鉄引退後、西武鉄道に移籍、現在は横瀬車両基地に静態保存されます(写真)。
昨年の姿(写真)。西武で引退後、ナンバーを元に戻し、塗色も旧来の塗色に戻されました。
B-Bの4軸で、先輪もありませんが、デッキ付きで、その後の日本の電機のスタイルの元となっています。
それでは、次回をお楽しみに。
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